字のないはがき 作者:邦子, 向田,光代, 角田 小学館 Amazon この話は感動するなあ……泣けるなあ……厳格な明治生まれのガンコ親父のことがよくわかるなあ……。(T_T) 「脚本家、エッセイスト、直木賞作家である故・向田邦子の作品の中でもとりわけ愛され続ける名…

音楽と契約した男 瀬尾一三 ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス Amazon 音楽を聞き始めたころからレコードの裏の参加ミュージシャンの名前などを見て、昔からいつも気になっていたが瀬尾一三（せお・いちぞう）だ。 「22才の別れ」「岬めぐ…

【テレビで放映されないコロナ闘病記（16 闘病記その1編）】 ※ ワタシのこの闘病記をヒントに、コロナで助かる人もいるかもしれないと、妻の記録と証言をもとに、大幅に修正、更に詳細を記録しました。ポイントは3つ。 １ 一日の差、一分一秒の差が生死を分…

みんなで国語辞典2 あふれる新語 作者:北原保雄 編著,「もっと明鏡」委員会 編集 大修館書店 Amazon この本はオモシロイなあ。特に若い人じゃない人には参考になるんじゃないかな。中高生がいま、どんな言葉を使っているのか、生み出しているのか。 まさに時…

【テレビで放映されないコロナ闘病記（13 階段がコワイ！編】 いろいろとご心配をお掛けしました〜！8月26日（木）無事、退院しました〜！。この15日間、本当に外の空気を吸っていなかったので、風を感じて、本当にうれしかった！これが「シャバの空気」って…

青い空、白い雲、しゅーっという落語 作者:堀井 憲一郎 双葉社 Amazon 入院して数日経って、ラジオが解禁になった。その後テレビがOKになった。しかし疲れる。耳を使うと、目を使うと異常に疲れる……それも数日経つと、慣れてきて大丈夫になってきた。ラジオ…

もういらない 作者:吉田 拓郎 祥伝社 Amazon 思い出せば、8月1日くらいから体調が思わしくなく、本が読めなくなった。読もうと思ってもアタマに入ってこない、そんな状態が続いていた。それが一週間くらい前から、アタマが冴えて読めるようになった。また本…

【テレビで放映されないコロナ闘病記 12 寝られました？編】 昨日、8月26日午前中、無事退院した。15日ぶりのシャバ。荷物がちょっと多いので、妻に、14Fに来てもらった。「ありがとうございました。お世話になりました〜！」と看護師さんにあいさつをするワ…

【テレビで放映されないコロナ闘病記 11 緊急連絡先と病室メモ編】 入院して2日目、ICU（集中治療室）にいるとき、ようやく手帳にメモをすることが解禁になった（スマホ、パソコンはNG）。 あと数日経てば、会社や家に電話が出来るかもしれない。ふっと手帳…

ぼくが見つけた いじめを克服する方法～日本の空気、体質を変える～ (光文社新書) 作者:岩田 健太郎 光文社 Amazon 著者を見て、おやっ！？どこかでみたことがあるなー！と思ったら、ダイヤモンド・プリンセス号の感染対策の告発した感染症医・岩田健太郎さ…

【テレビで放映されないコロナ闘病記 10 いたれりつくせり編】 最初で最後の入院生活も、はや14日目。退院については個人差があるので明言されないんだけど、退院は近い気がする。自分の人生の中でこんな2週間なかったなあ。 有給でもなく、特別休暇でも、夏…

アウトドア般若心経 作者:みうら じゅん 幻冬舎 Amazon こんな本、あるんだ〜！これはワタシが出版したかったな〜！(・∀・) 仏教に造詣が深いみうらじゅんさんは、「般若心経」278文字を、家を出て（これを「出家」と称す）、経文の文字のある市街の看板等の…

【テレビで放映されないコロナ闘病記 9 看護師さんのコトバ編】 入院13日目の朝。書いていてシンジラレナイっ！！！もう2週間！！！ウーム……。やっぱりこんな入院生活は最初で最後なんだろうなあ……。ビジネスマンとして、こんな悠長なことしていられない。………

ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) 作者:窪 美澄 新潮社 Amazon 窪美澄さんの本ははじめて読んだ。そうかあ、そうだなあ……高校時代ってこんなカンジだったかなあ。吉野弘さんの「 I was born」の蜉蝣を思い出した。青春っていいなあ。 「高校一年の斉藤くん…

【テレビで放映されないコロナ闘病記 8 ヒトにはどれくらいの空間が要るのか編】 入院12日目の朝。ようやく昨日「オムツ生活」を卒業して「オツム生活」にシフトしようとしている。（笑）やっぱり自分で立って歩いて、トイレ、シャワーとか自分のことを自分…

野宿入門―ちょっと自由になる生き方 (草思社文庫) 作者:かとう ちあき 草思社 Amazon この本は、いいなあ。野宿だよ、野宿っ！！！そのコトバに惹かれるね〜！アウトドアとか、キャンプとか大好きなんだけど、好きなのはワタシだけだから、なかなか実現でき…

【テレビで放映されないコロナ闘病記 7 いま、イチバン必要なもの 編】 あっという間に入院11日目の朝、4：12に起床。20年来の習慣で日の出とともに（日の出の前に）起きてしまう。ヒトは、エネルギーを使わないと、ある程度、疲れないと寝られないのだとつ…

私が選ぶ名監督10人～采配に学ぶリーダーの心得～ (光文社新書) 作者:野村 克也 光文社 Amazon ノムさんが亡くなったのはいつだっけ？昨年かあ！84歳かあ。そういえば、あのボヤキが聞けなくなってしばらく経つんだねえ。野球関連の本を年30冊くら読むけど、…

【テレビで放映されないコロナ闘病記 6 ヌードグラビアと袋とじ 編】 いまだに2m×1.5mのパラマウントベッドから下りられない。歩けない、立てない、自分の体重を支えられない、トイレさえも行けない「オムツ生活」なので。仕方がなく看護師さんに買い物を頼…

江戸の気分 (講談社現代新書) 作者:堀井憲一郎 講談社 Amazon 今度生まれ変わるとしたら、間違いなく「エロ時代」が、いやいや「江戸時代」がいいっ！！(・∀・)ｲｲﾈ!! 狭い長屋に住んでみたいし、3時間しか働かないで、歩いてお伊勢参りしたいなあ！ 「病いと…

落語評論はなぜ役に立たないのか (光文社新書) 作者:広瀬 和生 光文社 Amazon タイトルがスゴイなあ。ピンポイントだなあ！（笑）「落語評論」という狭い業界を、ビシッと、カラクチでたたっ斬っている。落語への深い愛情を感じるなあ。(・∀・) 「「昭和の名…

乙女の日本史 作者:堀江宏樹 東京書籍 Amazon タイトルがオモシロイよね〜。「歴女」というコトバが一時期流行ったけど、女性と日本史ってあまり結びつかないもんね。 「さよなら「おじさん史観」！ 今こそ語ろう、乙女目線の日本史。巷にあふれる「男のため…

まずこのセリフを口に出せ！！ビジネスハンドブック 作者:齋藤 孝 講談社 Amazon テレビなどでよく見る明治大学教授の齋藤孝センセイ。たくさんさまざまな種類の著作があるよね。この本は共感するなあ！まずは行動する前に、口に出すことが大事っ！ 「こいつ…

どうなっているの?だんめん図鑑 小学館 Amazon 小学一年生のころ、どうしても、ランドセルの磁石の仕組みが知りたくて、分解したことがある。それから電池。なぜここから電気が生まれるんだろう！？とその疑問を解くために、ドライバーとペンチをつかって、…

江戸の大道芸人: 都市下層民の世界 (ちくま文庫) 作者:健次, 中尾 筑摩書房 Amazon いまは芸人といえばあらゆるところ活躍しているけど、そもそもの始まりは「河原乞食」と言われていた、蔑まされていた職。いまはそのカケラもないよね。その始まりは江戸の…

【テレビで放映されないコロナ闘病記 5 人生の優先順位 編】 あっという間に入院10日目。おそらく人生で最初で最後の長い入院生活を味わって噛みしめている。病室にいると時間と曜日の感覚がわからなくなる。スケジュールとは、土日とはビジネスマンのモノな…

とことん板谷バカ三代 オフクロが遺した日記篇 「板谷バカ三代」シリーズ (角川文庫) 作者:ゲッツ 板谷 KADOKAWA Amazon 最近、ずーっとコロナ、コロナでなかなか笑えることが少なくなっているよね〜！そんなときはこの「板谷バカ三代」シリーズだよね〜。 …

【テレビで放映されないコロナ闘病記 4 入院直前のできごと 編】 8月12日（木）自宅に救急車が来る。「自分で下まで降りられますか？」あったり前じゃ！降りられるわいっ！ところが、マンションの4Fから1Fにエレベーターで降りるだけで息がキレる。何じゃ、…

せまいぞドキドキ 作者:ヨシタケ シンスケ 講談社 Amazon ワタシが天才！と認めている絵本作家のヨシタケシンスケさん。ワタシもこんな絵本、一生に一冊くらいが書きたいわっ！と嫉妬してしまう。（笑） さてこの本。ワタシも前世がニャンコなので、せまいと…

【テレビで放映されないコロナ闘病記 3 ICUとHC 編）】 受験のとき「ICU（国際基督教大学）」には憧れてたけど、まさか自分が「ICU」（集中治療室）に入るとは思いませんでした！（笑）病院に搬送されたとき「こんな酸素量で苦しかったですね……たいへんでし…