今年起きた事件で、ショッキングだったのが、佐村河内守のゴーストライター事件だよね〜!(゜o゜)
以前、このブログで『交響曲 第一番』の本は、大反響だったんだよねえ…。
さて、この本。「経験豊富な著者が、ゴーストライターの仕事の実態や収入、トラブルとその対処法などを豊富な実例から紹介し、出版ビジネスの「正体」に迫る」そのエッセンスを紹介しよう。
・ビジネス書の多くは「ゴーストライター」が書いたものである。実は、雑誌やITの記事にも「ゴーストライター」はいる。ただし、予算が少ない。そこで編集者が「ゴーストライター」をする場合が目立つ。
・ライターの氏名は、本に記載されない場合が少なくない。これでは、責任の所在があいまいになる。著作権がどこにあるかも、わからなくなる。
・ライターが書いた以上、当然、ライターにも著作権が発生している。それを「著者のものにする」場合、それを謳う契約書を交わす必要がある。しかし、大多数の出版社は著者とは契約書を交わすが、ゴーストライターとは交わさない。契約書の有無についてさえ、説明しようとしない。
・著者やライターの意識を高めるためにも、ゴーストライターの氏名を載せることが急務。奥付に「編集協力」「執筆」「ライティング」などと表記し、ライターの氏名を掲載することがあるが、それではまだ不十分である。著者と同じプロフィール欄に載せるなどして、きちんと扱うことを提案したい。
・印税の配分は、三者(著者、編集者、ライター)のコンセンサスで決めていくべきものだ。一刷の段階では、「著者5対ライター5」が望ましい。
途中、友人の名前が載っていて、ビックリしました〜!なるほど〜こうなっていたのかー!オススメです。(・∀・)