デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

大魔神がTVで復活! え、現代モノ? このデザイン何?

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大映が誇る特撮時代劇「大魔神」がテレビで復活するそうです。

大魔神カノン」(4月2日深夜1時23分~テレビ東京

深夜枠としては破格の制作費(10億円!)、ヤケを起こしたとしか思えない長丁場(全26話)。気合だけは必要以上なのですが・・。

まず設定が現代ってのが・・。現代でこの手の話に説得力持たせるには相当練りこんだ脚本が必要だぞ。

大魔神復活のトリガーも大笑い。“主人公の大学生、カノンが「祈りの歌」を歌い続けることで、眠っていた大魔神が覚醒し、悪と対峙する”って・・・歌うのかよ!

しかも “歌い続ける”?  昔、「ゴジラ対メカゴジラ」で、キング・シーサー復活させるために島の巫女みたいな女が沖縄音階とは縁もゆかりも無い歌謡曲をフルコーラス歌いきった時の悪夢が蘇るな。

そもそも大魔神ってのは一旦怒りに火がついたら善悪を超越して荒ぶる神になるんじゃなかったっけ? 正義の味方なんかじゃないぞ。何だよ、“悪と対峙する”って。

で、肝心の大魔神のデザインがこれ(写真下部左)。

ナンデスカコレハ?

出演者のほとんどが某宗教団体関係者っぽいのも気になる所ではあります。

こんなものに10億掛けるんなら、Vシネ・レベルでいいから山形の映画村(一部ではゴミ映画の桃源郷のように言われていますが)行って、オリジナルデザインの大魔神が暴れる時代劇作ってよ。
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