さて誰も興味ないと思うが,最近私が買ったものの話である。
そう書くと,
「いや、お前が買ったものになんぞ,誰が興味あんだ」
とか
「お前は教育の話を書いとけよ」
とか
「もっと家庭の愚痴を面白おかしく書かんかい!」
という読者の方も思うが,ここはひとつお付き合いいただきたい。
今回の件で分かったのだが,ブログは私の精神安定剤なのである。
今回は自分の好きなもののことを書いて自分のテンションを少しでも上げよう,という趣旨なのである。どうぞお付き合いいただきたい。
さて最近の私はこれまで使っていたものが劣化してきたこともあり,
新しいキーホルダーが欲しい
と切実に思っていたのである。
色々と見ていたのだが,いまいちしっくりこない。
というのもキーホルダーというのアイテムそのものがそもそもちょっと子供っぽいのである。
40近いおっさんがもってもしっくりくるキーホルダーはなかなかない。
そこで偶然出会ったのが,あの旅館みたいなアクリルのキーホルダーである。(通称キーバー)
いや,これもってるおっさんこそ嫌だわ。
と思われたかもしれないが,どうぞもう少しお付き合いいただきたい。
今回の合唱コンクールがホテル併設の会場であったため,楽屋などの鍵のやりとりがすべてキーバーだったのである。
そして,このアクリルのヌメヌメした感じにハマってしまい,癒しを求めて休憩時間の私はずっとすりすり触っていたのである。
更には視認性も高く,渡しやすい。ちょっとレトロな感じも逆にかわいい。
これを日常生活で使ってたらどうだろう…
そんな思いに駆られた若干頭のおかしい私は,ネットにてキーバーを検索しまくったのである。
こんなのをひたすら見ていたのだが,これをいい大人がそのまま使うのはさすがにちょっとトゥーマッチである。
そんな中で偶然見つけたのがこちらのエンダースキーマ というブランドのキーホルダーである。
キーバーをイメージし,かつ革で出来ているところがストライク。
革というのは子どもっぽさを払しょくする要素なのである。(革ジャン来た子供とかいないでしょ。あ、ランドセルは革だけれども)
キーホルダーでかつキーバーだが,革という点でぐっと子どもっぽさが抑えられている。
しかも商品名が「リバーサイド」である。そう,これは架空のホテル「リバーサイド」のキーバーなのだ。
商品名までもが変なもの好きな私にストライクだったのである。
井上陽水がすでに隠居みたいなニュースを見たこともあって,もはや運命的なものを感じた私は,即購入に至った訳である。
買って見て思ったのだが,あのでかい車のスマートキーが違和感なくつけられるあたりが嬉しい。
見た目は木材のようだが,革であるため取り扱いが結構繊細である。
ヌメ革を使用しているため,少しでも水に触れると水しみが出来たりするのだが,ミンクオイル塗ったりして変化を楽しむのがまた楽しい。
毎日見るたびにちょっと変化しているので,すでに愛着が湧いている。
オプション(別料金)で文字も入れられるあたりもまた素敵である。
ちなみにこちらのキーホルダーなのだが,
妻からは大不評
という一品になっている。
別にいいのである。人のために生きてるわけじゃないから。自分が満足ならそれで満足である。
ゴーイングマイウェイ。私は私の道を行く。自分が好きなものが全てだし,誰がどう思うかなんて二の次である。
もっと私は自分の好きなように生きていいんじゃないか。
このキーホルダーは私のそんな意思表示なのである。