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【MtG】スゥルタイガーデン/スゥルタイこそこそサクサク【第9期パウパー神挑戦者決定戦】

生きとし生ける人は皆々 クソデッキを持っている

【1/11神決】スゥルタイこそこそサクサク | カルニブラック | パウパー | デッキ構築機能

なんだか難しそうだけど、要するに
・ドローで対処札をかき集める
・除去とスプライトで弾いて盤面を固定する
こそサクで10回叩いて倒す

というデッキ。

現環境は前回の神決と変わらず、仮想敵は親和/繁殖鱗/カルドーサレッドが三強状態なのでそこを焦点に。
この3つ全てを倒そうと思って組んだこそサク入りのカルニブラックが想定の10倍くらい回りが良く、直近3ヶ月でSEアリの大会に6回残るなど、相当自信のあるデッキに仕上がっていた。
でもこのデッキは除去の枚数少なすぎるからカルニブラックを名乗れないだとか、君のそれはスゥルタイこそこそサクサクだよ紙パウパーのトッププレイヤー層に言われたのでこのデッキの名前はスゥルタイこそこそサクサクです*1

それはさておいて、詳細は省くものの当日の戦績は3-4。
ドローの噛み合いが悪く、現環境のデカブツ/横並べ/即死の圧をしのぎ切ることができなかった。
あとサイドボード戻し忘れに気づくのが遅くなってゲームロスの裁定が下った*2

とはいえまあまあやれるデッキに仕上がったので、どういう動きで戦うのかだけを簡単に紹介。

・こそこそサクサク

いま1番好きなカード

2/1飛行クロック。
このカードを自分のターンに生け贄2ドローのコストとすることで、通常ドローと合わせ3ドローして戻すを繰り返し続けるデッキ。

サクリファイスドロー3兄弟
配分は4:2:2だったが、前々日に腸多めのほうがいいとゆーきさんに教わり変更
相手ターンで打つときは生成したトークンやそれ以外の何かをコストにしたい

他のこそサク系デッキと違いディスカード手段がないため手出しすることを要求されているところが若干弱い点ではある。
が、2/1クロックが繰り返し戻り続け、通常ドローと合わせて引いた3枚から新しい3枚を探しにいけるので、目の前にいる相手の急所を突くカードがデッキに入っているならそれで勝ちにいくことができる。
あとドローを繰り返していると楽しい

ちなみにデッキ名となっているカードではあるものの、2マナなのにタフネスが1しかないため赤単に対しては弱いので対カルドーサ戦では全部抜く
そもそも対カルドーサは単体除去も弱いので殺し喪心こそサク+1枚(腸抜きか虚無の呪文爆弾)を全部抜いて11枚サイドからカードを突っ込んで対策しないといけないレベルのデッキではあるが。

・仮面の蛮人/やんちゃなアウフ

トップ層3つに当たるサイドボードのカードはそれはもうメインボードのカードだよ

親和には最早何にでも当たるレベルでクリティカルであり、
カルドーサは最近増えたおさるのジョージ*3や大焼炉に効き、シンセなどの置物を飛ばすだけで感電破の金属術カウントをズラすことができ、
繁殖燐も野火で加速するタイプなら土地、そうでなくても血の泉や胆液の水源などのリソースカードを処理したり間に合わせの砲弾を対処することができるカード。
それはもうサイドボードのカードじゃないだろ、ということでメインから投入。

アウフは2/2、生成されたトークンを飛ばせばいいというわかりやすいカードに対し、仮面の蛮人は小テクに満ちたカード。
このカードは【対象に取る】→【コストを追放する】→【対象を追放する】の矢印ごとにスタックに乗るため、対象に取った段階で墓地にクリーチャーがなくてもサクリファイスで自身含めたクリーチャーを使ったりトロールをサイクリングして墓地にクリーチャーがあれば対象を追放できる
墓地対策系の置物は対象を取った段階で起動してくるが、その奥にある土地や間に合わせの砲弾などを狙うときはこのテクで墓地対をくぐり抜けて処理できる。

そして多相は全てのクリーチャータイプとして扱うので、ブレス攻撃に当たらずフェアリーカウントになる

・呪文づまりのスプライト

Sultai Sneaky Snacker(スゥルタイこそこそサクサク)の
Spellstutter Sprite(呪文つまりのスプライト)

繁殖鱗コンボの強迫に引っかからない対処カードを探していたときに見つけたカード。
こそサクの他に仮面の蛮人もフェアリーとしてカウントできるので、割と安定してX=2の生け贄ドローや対抗呪文の打ち消し、単体でもサディスト的喜び/防御札の1マナスペルの打ち消しなどが可能。
出た後の本体もドローの種にできるなど、割と無駄のないカード。

ただし起動時のXはせいぜい2~3なので、蛹や復讐する狩人、テラーなどの大きな生き物に対しては無力寄り。
そこを除去でなんとかするデッキではあるが。

・無孤勢団の伏兵

アレガデネブアルタイルベガ

使い終わったフェアリーやアウフなどを戻してパワー3で殴りつつ絆魂で回復までするカード。
こそサク・ファクト対策・呪文づまりのスプライトで描いた謎の大三角のアレガ部分ってくらいには噛み合わせの良かったカード

青のドロー系忍者ではなくこちらを採用している理由として、
・青マナの枚数が少ないため、青の忍者でスプライトを戻した場合コストの都合で即座に構えれない場合がある。
・単純にパワーが高い。こそサクといっしょに殴っているとライフを5減らせる。
・絆魂能力が苦手としている赤単に大きく当たる。
という理由が主。

とりあえずこんなところだろうか。
まだもう少しこのデッキとは遊ぶとは思うが、とりあえず神決という一大イベントが終わったので一段落ということで記録がてらに残した。
とはいえ無から生まれたローグ太郎のようなデッキ。数が増えてほしいとはいえ、触りとなる部分だけ少し書いても、どうせ使用者はひとりしか

使用者2!!!!!!?????????????

もう一人の方も16位以内には入れず、数でしか存在しないデッキではあったものの、これからの未来が見える使用者2というリストだった。

せっかく書き初めしていただいたのに本当に存在しないままになって少し不甲斐ない気持ちにはなった*4が、まだまだ伸びしろがあるデッキだとは思う。
もし気になった方がいれば声をかけていただけると幸いだ。存在しないデッキのここでしか使えない謎の知見をガンガンお教えすると思う

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*1:ダサすぎて一周回って気に入ってる

*2:ドローした後ターンを返したときに気付いてジャッジを呼んだらそうなった。今回の場合、メインサイドで振り分けていたカードでの不手際ということで裁定がワンランク上がったらしい。僕のチョンボなのでなんの不満もなく対戦相手とジャッジに死ぬほど謝った。もう二度としません。

*3:器械仕掛けの打楽器奏者

*4:いい感じの成績を残して存在しないデッキが存在したって言おうと思ってた

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