12月12日投資成績
本日の保有株の含み損益は前日比+102,298円となりました。
市場の注目度が高かった米国CPIは市場予測通りの結果となったことから、市場には安心感がもたらされ、日経平均株価は一時4万円を回復する場面がありました。
保有銘柄ではMonotaRO(3064)が年初来高値を更新しています。
成長性鈍化が嫌気された株価下落からの回復が顕著になってきました。
コーユーレンティアの3Q決算を確認
コーユーレンティア(7081)の3Q決算を確認しました。
3Q決算IR
前年同期比で売上高3.6%増ですが、営業利益22.6%、経常利益22.0%、純利益26.6%減の増収・減益となっています。
減益の要因は台風等の自然災害によるイベントの中止や、予定案件の失注、コロナ関連の大型BPO案件の終了に加え、人件費等の販管費増加が響いているようです。
その結果、通期業績予想の下方修正を発表しています。
通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
売上高は据え置きですが、営業利益28.8%、経常利益28.8%、純利益24.2%の下方修正により、予想EPSは301.54円から227.39円へと下方修正されました。
本来であれば、この下方修正により、株価は大幅下落必至なのですが、併せて、株式分割も発表し、評価を難しくしています。
株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更並びに株主優待制度の変更に関するお知らせ
12月31日を基準日とし、1対2株での分割となります。
株主優待については、必要な株式数が倍になっていますので、実質の変更はありません。
発行株式数が551万株と少ないことから、いつかは分割が実施されると予想していましたが、ネガティブな下方修正と併せて、どちらかというとポジティブに評価される分割をぶつけてきましたか。
株価は好悪材料が混ざったことにより、小康状態といったところです。
今回の下方修正は先行投資を積極的に行ったことも理由のひとつとして挙げられていますので、本決算での来期業績予想が今後の株価形成に大きな影響を与えそうです。