日精エー・エス・ビー機械の配当金入金
日精エー・エス・ビー機械から期末配当金が入金されました。
2024年9月期決算で1株150円への増配を発表しており、私の同社の取得配当利回りは8パーセントまで上昇しました。
株主総会に出席
また、たまたま仕事が休みでしたので、株主総会にも出席してきました。
業績が好調だったことから、和やかな雰囲気でスムーズに進行していましたが、説明の自動音声は聞き取りにくかったですね。
イントネーションが変なところが多く、内容が入ってきづらいです。
質疑については2人の方が行い、概要は以下のとおりでした。
Q1 バランスシートでキャッシュが肥大化しているが、株価は最高値を更新していない。財務戦略についてどう考えているか?
A 2022年まで多く投資を行ってきた。現在はその回収期にあたる。キャッシュが豊富なのは指摘のとおりだが、今後さらに成長が見込まれる飲料容器にも参入しようとしている。(非飲料容器は現在も多くのシェアがある)そのための投資資金として準備している。
Q2 長期ビジョンについて、3~5年の中期経営計画など目に見えて分かりやすいものは出せないのか・
A プラスチック製品については、各国で様々な規制があり、規制に振り回されながら事業を行うという流動的なマーケットという特徴がある。
昨今の地政学リスクもあり、長期開示しにくい業界であることを理解していただきたい。
ただ、外部開示しなくとも、社内では成長ビジョンというものは存在するので長期的な成長を見込んで事業を進めていくことに違いはない。
Q3 本社を小諸市としていることについて、メリット、デメリットはありますか?
A 勤勉な人が多い土地柄で団結力がある。また、自然豊かでワークライフバランスもよい。小諸市の人口減少などの課題には小学校への寄付など、人を呼び込める政策のお手伝いはしているので、人材獲得にも今後注力していく。
要望:個人投資家にももっと情報開示を行い、投資判断をしやすくしてほしい。
などの質問、意見がありました。
総会後の工場見学では、他の業者の領域を奪えるような機種の開発状況なども確認できたので、出席して良かったと思います。
株価については、マーケットが決めることですので、超長期目線で保有している私からするとそこまで重要視はしませんが、今後も成長と株主還元のバランスをとって経営していただきたいと思います。