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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。
大人の食好きのための料理専門誌『danyu(ダンチュウ)』の最新号・8月号(2024年7月5日発行)に執筆しました。
最近の暑すぎる夏にぴったりの、シュワシュワお酒特集号!
『dancyu』の最新号は暑い(暑すぎる?)夏にぴったりの、冷たいシュワシュワお酒の情報が盛りだくさん。いろいろな泡酒と料理の合わせ方が紹介されています。
その中で、今回わたしが担当したのは鹿児島麦焼酎のタイアップ記事です。
東京・蔵前にある蒸留酒専門店「きみどり」さんに飲み方や合わせたい食べ物の話をインタビューし、まとめました。
フードライターとお酒の取材にまつわる話
ちなみにフードライターの仕事で、こうしたお酒にまつわる取材はときどきあります。細かいマニア的な知識はなくてもいいけれど、ネットで調べる情報プラスαくらいの情報がすらすら言えるくらいの準備は必要。
わたしは大昔、ソムリエ試験受験のときにワインやワイン以外のお酒の製造方法もひと通り勉強しましたが、細かい話は忘れていて。
当時の日本ソムリエ協会の教本を引っ張り出して、もう一度復習してから取材に行きました。
拙著『フードライターになろう!』でも書きましたが、取材とは「ネットなどで調べられる情報のさらに2段階くらい深いことを現場で聞き出す」作業。そのために、取材相手と同じ土俵でおしゃべりできるための準備はマストですね。
準備不足でとんちんかんなことを質問して、編集者やカメラマンも全員聞き耳を立てている中で、「はあ?」って空気が流れる瞬間の寒いこと……(駆け出しで経験が少ないときはやっちゃってました)。
そう考えるとライターって(食に限らずですが)、予習や勉強が好きな人には向いている仕事かもしれませんね。
ただ学生時代の勉強と違って、その場の空気を読んでさっと対応を変えたり質問を切り込んだり、柔軟な対応力もいる。スピード感も。大変だけど、でも仕事は勉強より何倍も何十倍も面白いです。
『dancyu』2024年8月号(7月5日発売)、ぜひお手にとってみてください!
それでは、今日も最高においしい1日を!
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