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10年前にネットオークションで亀甲牡丹の種子を大量に入手しました。多くの苗が育ちました。そのうちの多くはいわゆる亀甲牡丹の顔をした苗でしたが、中に何本か変な顔をした苗も出てきました。それらの苗です。これらの苗、あのごつごつした塊のような亀甲牡丹の姿には程遠く、一枚一枚の”葉”がはっきりしています。そしてその葉の先端には綿毛が。よくよく見ると同属のアガベ牡丹の葉が幅広になったような姿です。実生11年生...
牡丹類の開花終焉。今日はアガベ牡丹の寄せ植えが満開でした。アガベ牡丹の開花は早い。これらの苗の播種は3年前の2021年4月ですから、播種してから3年目の今ほとんどの苗が開花しています。まだ幼い苗ですが、一応交配しておきました。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリ...
振り返ってみれば今年の牡丹類の開花のパターンは異常でした。金木犀は夏の花芽の形成時期に一定の気温の条件が整うと秋に二度開花するといわれています。今年の夏の異常な高温が牡丹類の開花に影響を与えたのでしょうか。旧ロゼオカクタス属の小型牡丹類が最初に開花、その次に花牡丹などの大型牡丹類はきっちりと二度開花し、さらにその後に小型牡丹類が二度目の開花を迎えています。<黒牡丹> 実生11年生自根苗。<姫牡丹> ...
2013年3月に播種した(アガベ牡丹)x(黒牡丹)の混血種子。入手先のメサガーデンによる名称は「agaboides x kotschoubeyanus,F2 hybrid」でした。16苗が発芽しましたが、11年を経て生き残っているのは画像の一苗です。疣の形状や色は黒牡丹に近く、花は黒牡丹のものにアガベ牡丹のあでやかさを加えた印象です。6年ほど前から毎年開花しておりますが、残念ながら交配する相手が思い浮かびませんので、そのままにしてい...
今日のブログも日々変わる牡丹類開花の様子についてです。一つ一つの苗をつぶさに見ると、多くの苗が蕾を上げてきていることに驚きました。<三角牡丹チキータ> 3時と6時の位置に小さな蕾を上げています。わかりますか?<三角牡丹> 五十鈴園さん出身の古株です。既に黄色の花色が見えています。<アガベ牡丹> 実生4年生の若い株です。サボテンらしからぬ草姿にいかにもサボテンらしい花を咲かせます。①<亀甲牡丹> 実...
2021年4月に実生したアリオカルプス属の「アガベ牡丹」。昨年4月に植え替えましたが、50本近く生き残っていました。それから一年二か月後の現在の姿です。二つの鉢に寄せ植えしています。一部脱落苗もありましたが大半が生き残って成長を続けています。これ等の苗の一部は昨年に既に初開花を済ませています。現在素ガラス及びプチプチシート一枚の遮光で済ませております。牡丹類には少し強い光線かなとも思いますが元気に...
2021年4月に実生したアリオカルプス属の「アガベ牡丹」が初開花しています。実生二年目の開花ということになります。これ等の苗は4月17日のブログで今年4月の植え替えを記事にしたものです。花牡丹等の大型の牡丹類の初開花は実生5年生以降となることが多いですが、小型の旧ロゼオカクタス属のサボテンは比較的初開花が早いです。その中でもこのアガベ牡丹の初開花は早いですね。一昨日のブログで登場したこれらの二年生...
もう疾うに終了しているであろうと思われた牡丹類の開花ラッシュ。現実には12月に入った現在でもまだダラダラ続いています。<亀甲牡丹ヒントニー> 実生10年生、自根苗。<黒牡丹> 実生10年生、自根苗。<白花姫牡丹> 実生10年生、自根苗。<アガベ牡丹> 実生10年生、自根苗。いずれも旧ロゼオカクタス属の小型の牡丹類です。花牡丹等の大型の牡丹類は既に咲き終わり現在開花の気配はありません。あとひと月足らずで酷寒の...
今シーズン秋の牡丹類開花ラリー、最終ランナーは「アガベ牡丹」です。この苗は2013年春に実生した10歳の自根苗です。実生4年生の時に初開花し、その後毎年コンスタントに開花を繰り返しています。もともと小型のアガベ牡丹のこと、実生6年生で直径が8cm程まで成長し、その後の大きさはほとんど変わっていません。疣の先端にアレオーレが配置されていますが、その疣は古いものから枯れてゆき新しいものと置き換わってゆき...
2013年春に播種したアガベ牡丹x黒牡丹のハイブリッド種子。メサガーデンから入手したものですが、10年の時を経て開花しました。メサでの正式名称は「24.97-agavoides X kotschoubeyanus, F2 hybrid」。24.97のコードナンバーは現在メサガーデンのリストにはありません。(「24.95」のアガベ牡丹が残るのみです。)この10年生のハイブリッド種、疣が短く見かけは黒牡丹に近いです。花色はピンク地に赤筋が入りこちらも黒牡...
恒例?の秋の牡丹類開花。今年は多くの種類が一斉に開花しました。温室内がパッと明るくなりました。(今日のブログは登場人物<画像>が多く、長くなります。)それでは一つ一つ見てゆきましょう。いずれも実生10年生以上の成年たちです。<黒牡丹><姫牡丹><亀甲牡丹><玉牡丹><亀甲牡丹錦><赤花玉牡丹> <花牡丹><三角牡丹><三角牡丹チキータ><竜角牡丹><アガベ牡丹>これでわが温室内の牡丹類ほぼ「全員集合...
長かった今年の猛暑も終焉を迎え、ようやく秋の牡丹類の開花が本格的に始まったようです。<花牡丹> 掻き子の挿し木株です。親株は35年ほど前に二和園さんで購入したものです。花牡丹はピンク色の指した花色を見せることが多いですが、この株の花色は純白です。一方球体色は緑というより紫色。<亀甲牡丹ヒントニー> 毎年秋の牡丹類開花シーズンに一番花を見せてくれるのが本種です。斑入りの株も開花しています。<ブラボア...
猛暑の日が続きますが、そんな温室の中でじっと秋の開花を待っているサボテンたちがいます。牡丹類です。暑がっている暇はありません。涼しくなればすぐに開花して次世代を残す仕事が待っているからです。く黒牡丹> 自根実生10年生、直径5cm<竜角牡丹> 袖台、実生後6年。直径7cm。<ブラボアナス> 自根実生10年生。直径8cm<花牡丹> 掻き子発根苗。直径10cm。親苗は二和園出身。<亀甲牡丹> 実生10年生自...
今日はいろいろな顔を持つ亀甲牡丹について。まずは私が”典型的な”亀甲牡丹と思っているタイプです。30年以上前に五十鈴園さんから購入した苗です。現在双頭株になっていますが入手時は小さな単頭株でした。疣がマツカサのように重なり、その疣を大きくしてゆくと「連山」、「大疣連山」となってゆきそうな形態が特徴です。次のタイプはいわゆる「ゴジラ」に近いもの。疣表面に粒粒の突起状のものが密に連なっています。ネットオ...
4月13日のブログで苔と共生していますとしたアガベ牡丹。苔と仲良く共生しているとはいえ、前回の植え替えから1年以上経過していますので植え替えることにしました。ざっと見て20本ぐらいあるのかなと見て抜き上げてみると、出てくるわ、出てくるわ。なんと50本近くありました。地上部の姿からは想像できないほどの苗が出てきました。4~5本の細長い葉(疣)に対して地下にはその体積の10倍近くある塊根を抱えています。少...
実生苗を育成中は成長をよくするため用土を湿らせ気味にすることが多いです。さらに成長促進のため液肥を与えると用土表面には盛んに苔が繁茂してくることをよく経験します。下の画像は、アガベ牡丹幼苗の寄せ植え鉢表面にびっしりと生えた苔です。この苔はサボテンに取り立てて害を及ぼさないとみています。サボテン体表に張り付く気配もないし、根もサボテンの根とは異なる深さにありうまく住み分けているように見えます。一方害...