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ブルックステンダーの前部、2段張りのデッキに手を入れました。ついでに手すりも追加、楽しいテンダーです、(^^)。 2段張りデッキの構成パーツを切り出しました。下の櫛状の板が今までの2段デッキの下に入り、右の網目板は上張りになります。 テンダーのハンドブレーキは1,2パイプに08真鍮線を通し、端を潰して04を通しました。テンダー前面を引き締める効果があり、横から見た際の覗き趣味にも向いている追加です。(^^ゞ。 網目板にハンダを流してしまうとキサゲで掻き取れないので裏からハンダ付けしました。表に流れ出なくて助かった〜、(^^)。 テンダーのリアエンドには梯子の反対側に手すりを追加しました。テンダ…
臼井さんと西尾さんの御本に載っていた写真の機関車は、エアータンクの上に歩み板があり、その板から放熱管を吊り下げているように見えました。こりゃまた面倒な、とは思いましたが、お二人に敬意を示す為も、その通りに製作してみました。 先にランボード下にエアー配管とキャブへの給水管を取り付けました。キャブサイドに配管吊りの割りピンが見えています。このキャブぎりぎりの穴開けには、キャブに02の帯金を置き、キャブ側面を傷付けないようにして06の穴を開け、05幅02厚の帯金を通しています。 放熱管自体は治具に巻き付けて形を整えます。真鍮線は05を使用。 きっちりセンターに06幅02厚の帯金をハンダ付けしました。…
自動連結器に解放梃子、電気式標識灯が付いて、いよいよ生き残り古典機の風格が出て来ました。(^^)。 今日は最初に機関士側の放熱管を取り付けました。配管が増えて、ツボミ堂Bテンダー風味が消えてしまい、ちょっと残念。(^^ゞ。 サイドタンク上部に付くハンドレールは割りピンで取付けました。ピンバイスに真鍮線を噛ませ、帯金をピンバイスに押し付けながら絞ると、必要な割りピンが簡単に作れます。帯金は05幅、02厚を多用しています。 ハンドレールノブと異り、割りピンは高さが一定しないので、アルミのスペーサーを噛ましてハンダ付けしました。ハンドレールノブも手持ちが切れてきたので、割りピン使用が増えそうです。 …
お手製の出来の悪いブレーキシリンダーが目立たないように、うまくキャブ下に収めたい!という不純な動機で進めましたが、どうやら目立たなく取付出来ました。(^^ゞ。 フレームに押さえてあるのがブレーキシリンダー取付板で、1ミリビスで止めるために穴を開けているところです。下手にケガくよりはピッタリ合わせられるので、ここも現物合わせです。真ん中に05から切り出した梃子、右が昨日作ったブレーキシリンダーです。 組み立ててフレームにネジ止めしました。ネジ止めにしたのは、キャブ下の配管時に何らかの追加があるかも?、と考えたからです。梃子はフレームに梃子受けが付いていたので、08真鍮線を通し、梃子とブレーキシリ…
空制改造機の真骨頂、エアータンクの取付と放熱管にかかりました。相変わらずのズッコケ工作です。 先ずはエアータンクにバンドと足を兼用する帯金を巻きました。1ミリ幅04厚の帯金をタンクに巻き付く部分だけ02厚物近くまで削って巻きました。実物は、取付架台とバンドは別に付いています。相変わらずのインチキお騙し工作です。(^^ゞ。 エアータンクの両側に蓋を入れますが、真鍮の張りが少しでもあると全く入りません。パイプ内側を少しずつテーパーリーマーで削り嵌め込み、画像真ん中に見える05厚の真鍮クズをあてがって、木槌で打ち込みました。雑なやり方ですが、案外上手く行きます。 エアータンクの取付足はランボードに穴…
よく走る足回りが出来なければ、機関車としては意味がない!と言う事でシリンダーブロックに取り掛かりました。左は1ミリ厚からは切り出した前後板、下は6ミリ丸棒から切り出したシリンダー前蓋と後蓋、ともに2ミリの坑を中心に開けて、2ミリパイプを貫通させる算段です。クロスヘッドも無かったのでエコーモデルの1本棒用クロスヘッドを利用することにしました。これはアメリカ型なのですが、自作は困難なのでゆるっと利用です。(^^ゞ。 クロスヘッドは溝があるだけで、スライドバーを通す穴になっていないので裏側に帯金をハンダ付けして完成させます。ハンダで穴を塞がないように慎重に付けました。なんとかなれ〜の心境です、(^^…
妙ちきりんなタイトルにしましたが、手元にあるのは写真の通り、ボイラー、フレーム、動輪にロッドだけ、(^^ゞ。素直に7800にするにも、自作部分が沢山出るのは必定、ならば関西鉄道から国有化で7850となったモーガルが良いなぁ、と気ままに思いました。 オリジナルを空制化し、キャブの幅を拡張した姿を本で見つけて、サイドに出っ張ったキャブがなんとも愉快と思って見ていた機関車です。京都で入換機として稼働していた時代の貴重な写真で、後付の四角の砂箱や、サイドタンク前の物々しい動力逆転機にもビックリです。 写真が掲載差れていた本は高田隆雄さんの追憶の汽車電車です。読んで気に入って、関西の友達にも買って差し上…
ボールドウィンの短命であったDタンクですが、いじるうちに魅力に引き込まれるような機関車です。これだから汽車いじりは楽しいんですね! リアエンドにも自作の点灯式ヘッドライトを付けました。キャブの妻板との間に隙間があるところが気に入りました。(^^ゞ。標識灯は釘の頭を利用、解放テコはコールバンカーに取付け、エアホースからはエアー配管を伸ばしました。 キャブ下からサイドタンクの下に、エアー配管をダブルで吊りました。リアエンドにエアータンクを吊りましたから、フロントへと走るエアー配管は両側で3本は最低限必要になります。 上回りは賑やかにリベットが並ぶサイドビューに比較して、キャブ屋根が寂しい感じです。…
そろそろ完成!と行きたいところですが、前作のネルソン、前々作のB6で保留していた点灯式ヘッドライトをようやく作ってみました。パイプにチップLEDを仕込めば良かろうと言うだけですが、小さいものですし、このボールドウィンでもB6でも2つずつ必要になりますから、簡単確実な作り方を検討しました。 ヘッドライトケースは4ミリパイプに、レンズを押さえるリング部分に溝と段をドリルレースで付け、ケース上部の放熱ダクト取付穴と、ケース下部にステーの取付穴を開けました。 ケース下部には1ミリのネジを切ります、これは忽ちネジ穴が馬鹿になるので、下穴は06で開け、上に見えるキリ状のテーパーリーマでタップの食付きを良く…
妙ちきりんなタイトルですが、今夜はステップだけです!。(^^ゞ。さて、そのステップですが、 分厚いエンドビームを見て、これに解放テコとステップを合計6箇所、ハンダ付けするのはイヤだ!と思いました。解放テコはコールバンカーに付けよう!とゆるっと考えたのですが、そうすると上回りを外した際に、解放テコが車体を支える事になり、無理!。ですので、キャブの乗り口にステップを頑丈に付けよう!となりました。そこで写真を見ると原型では、リベット組のひょろひょろしたハシゴが付いていました。こんなんじゃ駄目だ! ボールドウィンの他の機関車に良さそうなステップは無いか?探したところ北海道で活躍したCタンクに、足が2本…
よせばよいのに、フロントデッキとエンドビームを追加しました。何故?、ひとつは上回りに付いている煙室から伸びるステーを固定すること、もうひとつは、古いアメリカ型の機関車を自動連結器にする際に、エンドビームの上に連結器の胴受が出っ張っているのを表現したかったからなんですが、これは予想以上に難物でした。(^^ゞ。 加工前です、煙室から伸びたステーは下回りに取り付けられたフロントデッキに乗るだけの構造で、引掛けやすく、なんとかしたいと考えました。フロントデッキに補強の板を貼り付け、それに自連の胴受けを付けたら良かろうと安直に考えたのですが、、、 左からエンドビーム、フロントデッキ補強板?、連結器胴受け…
空気制動装置を装備する前に廃車となった4030ですから、資料を調べて模型化するわけには行きません。アメリカ型のタンク機関車は空気制動を取り付けた機関車が少なく、ピッツバーグ3400ではサイドタンクの上に取り付けていて、ちょっと派手すぎるので二の足を踏みます。フェイスブックの作例では、キャブ下に上手く収めた例を拝見しましたが、挽き物の美しいブレーキシリンダが隠れてしまうのは勿体なく、スペースの空いているコールバンカー下に装着することにしました。(^^ゞ。 先ずは真鍮パイプを並べて、何とか入る事を確認しました。ただ、上回りの取り付けビスが締められなくなります。そこで、 モーター取り付け板に、コール…
格好良いDタンク、鉄道国有化前に九州の鉄道で輸入された機関車です。サイズから見て軸重10トン程度のタンク機に小径の動輪4対が不思議ですが、想像すると、網の目のように広がった炭鉱専用線には、軌道の弱い箇所が多く、そういったクネクネしたレールの上を、ちいちゃな動輪をクリクリ回して、2軸のセやらセムを集めて歩いていたのでしょう。これは何としても修復するしか無い! とりあえず、ブレーキシュー無しでは幾ら低速でも危険なので、08から動輪押え板兼ブレーキシュー取付板を切出しました。ブレーキシューはD51用のプラ製品を流用する、ゆるっとお気楽工作です。 ブレーキをひとつずつ取付け、具合を見ますが、やはり第1…
取付けてあった中華モーターが、ショートして動かなくなり、ストックの中から缶モーターを探し、取り付けました。 探し出したモーターと以前自作した取付ベースです。ベースはなんと1,5ミリ厚です。昔はファイトがあったのか、酔っ払ってガシガシ切りたかったのか?。今なら08厚で作ります。(^^ゞ。動輪のフランジに当たる部分をヤスリで削ってあります。 モーターはオシャカにするとストックがないので、ケースの穴をビニールテープで塞ぎました。このあと全体をチリ紙で包んでシャフトを切りました。 シャフトの切断にはルーターにカッティングディスクを取付け、モーターのシャフトを万力に咥えて切断しました。このディスクはこじ…
フェイスブックでビグボーイに風除けカーテンを取付ける話題で盛り上がったのに刺激されて、風除け板を製作しました。実物でも北国や雪国では装備されていました。取付けて見ると、全体が重厚な雰囲気になり、生き残り古典機の風格が増すように感じました。8620やC56にも取り付け例があります。 本体は03真鍮板から切り出しました、刃はスーパーパイクの5・0番です。薄板を切るにはたいへんスムーズで、角でも回しやすく、休み穴は1箇所で充分でした。(^^)!。 縁取りは2ミリ幅、03厚の帯金を使用、先ずは上の縁にハンダ付けして、折り曲げ位置の内側をデザインナイフで切り込み、曲げました。 カツミ扱いのベークライト板…
トビー製の貴重な製品を再生しながら、過熱式と空気制動改造を進めていますが、腕前の良さから、改悪じゃないか?と自問しながら、加工を続けています。しかし、こうして見るとオワライ系のバックプレートも覗き趣味の満足度を上げるのに役立っているような?(^^ゞ。 エアータンクの帯は、これでタンクを支えるため、谷川客車キットのウインドシルを利用しました。この帯金は鍛造?で硬いのです。エアータンクに巻く部分だけは気長にヤスって薄くしました。 カツミ製品のベークライト板の上で保持しながらハンダ付けしましたが、もっと良い方法を考えるべきでした。何度かハンダ鏝で帯金を捏ね回す事態になり、相変わらず下手っぴだなぁと呆…
ネルソン6200から過熱式に改造した6250へ加工するに当たって、最大の難関は煙室延長と、エアータンクの取り付けかと思います。傾斜したデッキに水平且つ左右平行に取り付ける難しさ、先ずは外堀を埋めて、最後にエアー関係を取り付けるべく進めました。 バックプレートは08から切出し、メーターパネル?部分も08を貼り重ねました。ところでネルソンを過熱式改造したバックプレートって、どんなもんだ?。そもそもメーターパネル?なんか有るのか? 疑問が渦巻きましたが、最初からウエイトを増やす目的なんだし、ど真ん中にテンダーモーターのシャフトが走るし、と言い訳して、ゆるっとを通り越し、オワライ系のバックプレートにな…
出来は悪くても、加工が進むのは楽しいもの、これも平和であってこそと、心から平和を祈念します。 同形式が並ぶと、蒸気鉄道の全盛期のイメージがふつふつと湧いて来ます。日露戦争に向けての輸送力強化で導入されたB6は、改造を重ねながら、太平洋戦争後まで生き残りました。我が鉄道では、入換と区間の軽列車を担当の予定です。 ランボード下のエアー配管の吊り金具は、作業時間短縮の為、ランボードに穴を開けず、直接イモ付してしまいました。長いまま帯金を定位置にハンダ付けして、寸法に切り、曲げ加工をしています。 前作で形態が揃わなかったブレーキシリンダーは、2個連続でケガき、地道にドリルレースしました。プロクソンの玩…
突然、作業が始まったB6ですが、もう1台を続けて加工することにしました。 全国津津浦浦で活躍した機関車ですが、昭和8年名古屋機関区ですと、C53が14、C51が18に対してB6は11両と集中配置されており、我が機関区では今回で3両目ですから、多くは無いと思われます。 今回の加工対象です。ウォームホイールが減っているのに動輪はほぼ新品状態で、足回りに難アリと判定出来ます。転がりテストの結果は、シャクリますが、シャクる位置が一定しません。詳しく見ていくと、ロストパーツでクロス・ヘッドと一体鋳造されているピストン棒に鋳物の微細なバリがありました。極細のヤスリで修正して、無事にサラサラ回るようになりま…
その昔、キネマ旬報が出版していた蒸気機関車という雑誌の私鉄や専用線の機関車特集に、五井機関区が掲載されていました。雑誌の発行から40年以上が経過してから、まさか残ってはいないだろう?と調べたところ、それらの機関車は千葉県の記念物となり、保管用の屋根の下、五井機関区で保存されていたのでした。 明治時代の代表的機関車のひとつ、イギリスのピーコック製テンダー機関車5500を昭和初期にタンク機関車に改造したB10型。明治中期に登場した頃は、東北本線などの幹線でで疾駆していたのでしょうが、B10型に改造されてからは、関東圏で入換に従事していました。小湊鉄道に譲渡される前、最後に煙を上げていたのは、千葉の…
レイアウトの運転と、走る列車を眺めるための目線の両立が難しい。
実物の列車を見ているときは、横から見たり、見上げたりが多いですが、レイアウトで運転する時は、見下ろした方が楽、この矛盾は必ず付いて回ります。 汽車を眺めるには、これでもまだ目線は高い、出来れば見上げて楽しみたいと感じます。犬走りで通過を見送る、築堤の下から見上げるといった感覚で楽しみたいんですね。 ところが、横から目線では運転は非常に難しい。 上のネルソンとキューロクを見下ろしたところですが、列車の進行に合わせてポイントを切り換えるには、最低限この程度は見下さないと操作ミスをしちゃいそうです。更にメインラインが短くて、直ぐに次のポイントに進入するからなお厳しい。だからってトンビみたいに見下ろし…