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AWXアンテナ分析(5)_2.3倍波(一辺0.567λ長):85.1MHz対応改良モデル(2)【水平パターン・ベスト】
2倍波と元の3倍波の途中の大きさモデルに「これぞ、AWXアンテナ」と言えるモデルが存在するのでは?と試行錯誤を続けた結果、一応納得ができるモデルに到達できたと思います。 ※細かい部分を微調整で、2.5倍波よりもパターンのきれいさでこちらのベストモデルとしました。 2.5倍波の場合、21.15m高リアルグ…
AWXアンテナ分析(4)_2倍波(0.5λ長):85.1MHz対応改良モデル(1)
前回の実際の受信アンテナのモデルは最大利得を狙ったもので、メインローブの分割には無頓着でした。当時は、このようなシミュレーションは、何もできませんでした。ですから、放射パターンの形は全くわかっていなかったと思います。 もし、今もう一度作成するとすれば、最大利得も大切ですが、それ以上に水平面/垂直面の主ローブの形を重視します。すなわち主ローブが1つだけの枝分かれ分割…
AWXアンテナ分析(3) 3倍高調波励振:85.1MHz付近受信専用アンテナ動作
なぜ、昔からAWXが「高利得アンテナ」だとアマチュア無線界で評価されているのか?は、この3倍高調波励振動作を指しているのかもしれません。 ただ、都市伝説的なところも否めません。というのは、DP,LW,ZEPP,果ては、スローパーアンテナですら、3倍高調波励振すると高利得が得られると過去のCQ誌記事でのアンテナ製作・使用レポート等において、堂々?と公表されていることが、その要因でも…
アンテナエレメントがAWX形状の場合、最大の特長と言える動作周波数の広帯域特性を検証しています。当時の業務通信の1つの放射器には、この広帯域動作が重要でした。これらをたくさん組み合わせることで広帯域特性を維持しながら、高利得アンテナとすることができたからです。 また、CQ誌アンテナハンドブックでは、300Ω(ネット情報だと200Ω)当たりの給電点インピーダンスとしています…
AWXアンテナの実態をネット情報で探るも、詳しい解説されている情報が見当たりません。V,UHF(144/430MHz)共用アンテナとして利用している模様ですが、そのデータ解析の詳細は公開されておりません。 (未確認情報) AWXアンテナの歴史的使用例に関してもネット情報では、よく判りません。過去の何かの資料の記憶だけですが、元々は、海外向けHF帯固定通信用のアンテナ群(カーテ…
自作アンテナのルーツ(5)3本の竹竿組合せ85MHz,FM放送受信用AWXアンテナ
こちらは、香川県の西部地方の(当時)詫間電波高専の寮の屋上に設置した自作アンテナです。1975年の時期は不明ですが、4年生の時になります。鉄筋コンクリート造4階建の屋上には、周りを囲むように手すりがあって、自分の部屋のちょうど真上に当たる位置に設置しました。 (本論) アンテナの概要は、長い目の竹(5m程度)1本を縦方向とし。少し短い竹(4m)2本をそれとは直交するよう…