夏の甲子園が終わった。 心配されたコロナ感染による影響は最小限で済んだ。 各校の選手、監督、コーチ、学校関係者、父兄、宿舎関係者、大会運営関係者の苦労は如何ばかりかと察する。 その苦労は報われてほんとうに良かった。 優勝は仙台育英。 優勝旗はついに、ついに白河の関を越えた。 須江監督のインタビューは珠玉の言葉の連続だった。 青春って密。 これほど青春を言い表した言葉ってなかったんじゃないか。 結果的に仙台育英が優勝したが、今夏の東北勢は強かった。 ベスト4に2校残っただけでなく、大会12勝は東北勢としては過去最多勝利。 2000年台に入って東北勢は急激に力をつけてはいたが、負ける時は比較的あっ…