今回は北陸、石川県能美市の能美古墳群を紹介。この能美古墳群のエリアにおいても古くから古墳建造がスタートした。そしてその形式は方墳、前方後方墳、前方後円墳、円墳といった主要な古墳形式への変化を追うことのできる地域とされる。下記の流れで紹介していく。 ・石川県能美市の能美古墳群・寺井山6号墓・末寺山6号墳・秋常山1号墳・和田山5号墳・西山8号墳・能美市の地名の由来について ■石川県能美市の能美古墳群能美地域全体に古墳は250 基が分布しているという。うち能美市内の平野部に点在する5つの古墳群の総称を「能美古墳群」とする。62基がこの古墳群に存在、消失を含めれば80基以上とされる。各古墳群はそれぞれ…