オリンパスのマニュアル式一眼レフ銀塩カメラ。1972年発売。
その名前は、設計者米谷美久氏(まいたによしひさ)氏の名を取って「OLYMPUS MAITANI」を略したものとも伝えられている。→M-1
キャッチコピーは「宇宙からバクテリアまで」。
様々な被写体に対応する豊富なレンズ群やオプションを用意したシステムカメラでありながら、使いやすさを犠牲にすることなく、両手のひらに収まる小型サイズを実現して人気を博した。
その後30年続くOMシリーズの祖となった機種。現在でも人気が高いが、設計上の問題でプリズム部が腐食した個体が多いことでも知られる。