マーケット テクニカル分析
日経225先物日足週足テクニカル分析
本日ボラティリティは+140円の陽線。移動平均5日、10日、20日は、上向き。しかし25日はなだらかな下向き。出来高は昨日比減少。今週は9/25の15460円から590円の上昇となっている。昨日「16060円もしくは16260円を超えれば、トレンド変換の可能性がある」と書いたが、その直前で止まった。
逆張りRSIは、63%で下向きに転換。
ストキャスティクス(ノーマル)%Kは98%、%Dは80%で高値警戒ゾーン。しかし本格的な上昇基調だと、上限にはりついたまま株価が上昇することもある。スロー%Kも75%
サイコロジカルラインは50%と昨日よりやや上昇
DMIは+DIと-DIのGDのため、買いサイン点灯。しかしスパンが狭いので、弱い示現。
RCIは14%
順張りMACDは買いサイン点灯。
ボリュームレシオは106%
移動平均乖離線は上向き
強弱レシオはクロス後ほぼ同じ位置で下向き。
ボリンジャーバンドは、TP移動平均と+σの間。
パラボリックは買いサイン点灯。
逆ウォッチ曲線は新相場暗示。
新値足は変化なし。一目均衡表は、基準線の上にローソク足が出た。しかし基準線、転換線共に横ばい。遅行線はローソク足とクロス直前。週足均衡表は、本日終値が雲の上に出た。基準線と転換線のGC。買いサインは出ていないが、地合いは悪くないことを示現。
マーケット テクニカル分析
日経225先物ベースです。
4/7 17580円(年初来高値)
6/14 14020円(年初来安値)
17580+14020=31600
31600÷2=15800円
つまり、P波動の中心線が15800円です。
これから数日は、「上放れる」か、「下放れる」かの分岐点となります。
日経225先物日足週足テクニカル分析
本日は10円窓を空け260円の陽の寄付坊主となった。移動平均5日、10日は、本日の急騰で上向きとなった。しかし20日、25日はなだらかな下向き。出来高は昨日比増加。
下落N波動が継続していると仮定した場合。前回のリバウンドは9/12の15620円から9/19の16060円である。この差は、440円。今回のリバウンドが、9/25日の15460円からであり、これに440円を加算すると、15900円であり、本日終値15940円付近となる。つまり本日でリバウンドが終了したともとれる。16060円もしくは16260円を超えれば、トレンド変換の可能性がある。
ストキャスティクス(ノーマル)は%Kが96%と過熱ゾーン突入。スローは%Kが49%
DMIは昨日同様売り継続だが、ADXが上昇し買いサイン点灯も視野に入る。
RCIは底値圏からの反発で-32%
MACDは売り継続だが、買いサインのGCも視野に入る。
移動平均乖離線は上向き上昇。
強弱レシオは、マーケットのエネルギーを表すAレシオの98%と、人気を表すBレシオの105%と短期間に2回に渡ってクロスしている。つまり、マーケットの実力と人気が交錯している状態。似ているのが、7/10前後である。7/10は下落途中で500円の大陽線立った日である。その後は下落している。
ボリンジャーバンドはTP移動平均上。
パラボリックは買いサイン点灯。
逆ウォッチ曲線は一相場が終了したことを暗示。
新値足も昨日同様三連続陰線であり、陽転値が16350円、陰転値が15560円
一目均衡表基準線は7/11から、上昇もしくは上昇途上の横ばいであった。しかし9/25日に一段下落した。週足基準線は横ばい。転換線は上昇しており、好転を示唆。しかし週足は雲の中である。直近高値の9/4から17日目に、6/14底値から74日に本日は該当し、本日の日柄は重要である。
原油価格の動向とマーケット分析
先に指摘した通り、NY原油は60ドルを割れると、買いが入る。下落トレンド一辺倒ならば、下落の加速も想定されるが、60ドルを割れると買いが入り、戻すことの繰り返し。これは、OPECの減産がチラつくからである。
日経225先物日足週足テクニカル分析
日足はコマ陰線。昨日指摘した通りの下落基調継続。
また、中断での下落S波動を見事に構成しており、下落基調が継続していることを示唆。
中断での下落S波動とは、9/12の安値15620円に対し、戻り値がこの値段近辺で定まる現象である。N波動の理論計算値下値メドは前回から変わらず以下となる。
N計算値:15250円
E計算値:14810円
V計算値:15180円
移動平均は、5日、10日、20日、25日と全て下向き。本日は出来高も前日比減少。移動平均13週と52週を下へ突き抜けた。26週移動平均は、下向き。日足RSIは39%と戻り歩調。逆張りストキャスティクス(ノーマル)は、%Kが29%と底値圏からの反発し%DとGCで買いサイン点灯。ストキャスティクス(スロー)は、%Kが18%と下落基調。週足ストキャスティクスは%Kが9%と、底値圏で反発している。
サイコロジカルラインは、41%とフラット。日足DMIは、+DIと-DIがクロス後、ADXが+DIを下から上に抜いたので、売りサイン継続。
週足DMIは、+DIと-DIのクロスで買いサイン示現後、現在は方向性指数ADXが上から下へ抜けているので、買いトレンドの終了を示唆。
日足RCI(9日)は、-75%と売られすぎサインの-80%にあと少し。週足RCI(9週)は、-8%とフラットの状態。
MACDは、売りサイン継続
移動平均乖離線は25日線がやや上向き、75日線が横ばい。
強弱レシオは、マーケットのエネルギーを表すAレシオの85%と、人気を表すBレシオの81%とクロス後やや下落。
ボリンジャーバンドは、-σと-2σの間。
パラボリックは売り継続。
逆ウォッチ曲線も昨日と変わらず天井圏示唆。
新値足も昨日同様三連続陰線であり、陽転値が16350円、陰転値が15560円
一目均衡表日足は雲の上にかろうじて位置。基準線は横ばい、転換線はやや下向き。遅行線は雲の中での横ばい。一目均衡表週足は、雲の中にすっぽり突入。基準線は横ばい、転換線との好転。遅行線はローソク足を突き抜けている。週足レベルでも先の雲がせりあがっている。
マーケット日足週足テクニカル分析
先物日足週足テクニカル分析
移動平均は前日に続き5日、10日、20日、25日すべてが下向き。グランビルの法則から移動平均25日線は「売り1」もしくは「買い4」の位置。N波動は、下落ラインに沿っている。日足はコマ陽線だが、出来高は前日比減少である。移動平均週足となると、13週と52週に本日の高値を押さえられている格好。13週も52週も上向きであるが26週は下向き。月足は25日現在で陰線。移動平均3月、12月、24月は全て上向き。つまり長期上昇トレンドは継続中である。
逆張りRSI(9日)は底から反発の32%
逆張りストキャスティクス(ノーマル)は%Kが底から反発して20%、%Dも21%である。GS間近の位置である。ストキャスティクス(スロー)は、%Kが22%、%Dが26%で下向き。
サイコロジカルは41%と、前日から続伸。
DMIは+DIと-DIのクロス後、ADXが+DIを下から上に抜いたので、しっかりした売りサイン点灯。
RCIは9日も27日も下落基調であるが、サインは出ていない。
順張りMACDはなだらかな下落であり売り継続。
ボリュームレシオは下落基調で85%。買いサインの70%以下までには若干の間がある。
移動平均乖離線はやや上向き。
強弱レシオは、マーケットのエネルギーを表すAレシオの88%と、人気を表すBレシオの83%でのクロス。これは7/7とほぼ同じ位置でのクロスである。7/7時は、翌日500円の長大陽線が立ったが、そのあと1180円の下落。
ボリンジャーバンドは、-2σのラインに沿って下落。
騰落レシオは75.5に低下。
パラボリックは売り継続。
逆ウォッチ曲線は天井圏での逆行もどし。
新値足は三連続陰線であり、陽転値が16350円、陰転値が15560円
一目均衡表は、日足始値が雲に触れる。基準線、転換線とも下向き、遅行線は雲の中で、地合いは良くない。雲は今後上昇しており、本格的な上昇トレンドに転換するためには、陽線の連続が必要である。週足も雲の中、基準線は横ばいだが、転換線が好転しつつある。
2006東京ゲームショウ
分かったこと:ゲーム人口が減っているとは、恐らく一時的な(過渡的な)現象である。
ソフトが面白ければ、いくらでもユーザーはつく。
会場は一言で表現すれば、立錐の余地が無い混雑であった。
数メートル離れた隣のブースに行くのに、15分くらいかかる。つまり、ブース間の通路にも人がびっしりであった。
試遊ゲーム機には、60分から90分の待ち時間が表示されており、中には3時間30分以上の待ち時間のものもあった。Wiiをはじめ、いくつか試すつもりでいったが、車で幕張の駅を過ぎたとき、ちょっと試遊は無理かなと思った。幕張の駅から、横6、7列の人の行列が、びっしりメッセ目指して歩いているのである!ものすごい人波に「何だこれは!」。
分かったことは「ソフトが面白ければ、いくらでもユーザーはつく」ということである。
そもそも人間のあらゆる活動はゲーム的な要素でできている。
学問しかり、スポーツしかり、マーケットしかりである。
人間は楽しいことに情熱を注げるものであり、楽しいことはゲームとなりうる。
つまり、ソフトとしてのゲームの可能性は無限である。脳内ゲームという、数年前には学習ソフトと位置づけられていたソフトが、ちょっとした工夫でブレイクしたことからもわかる。
来年からは、幕張メッセのような狭い会場ではだめである。あのキャパの3倍以上は欲しい。
ちなみにwiiはインストラクタの実演を見学したが、面白そうであった。あれはウケると思った。
禁じ手
2006東京ゲームショウ見学から分かったこと
ソニーはついに経営の禁じ手を22日に発表してしまった。
PS3ハードディスク容量20ギガの廉価機種で、6万2790円(税込み)から4万9980円に値下げするという。
競合他社の発表から間もない、ソニーにとっては発売直前の値下げから次のことが分かる。
1:マーケット調査能力の無さ。そもそも5月に発表した価格とは何であったのか。
2:会計能力の無さ。計算思想の無さ。販売戦略の無さ。
3:精神力の弱さ。他社の価格と技術を目の当たりに見て、とても売れないと直前に判断したトップ。
4:第一に優先しているのはトップの保身。販売業績に大きな傷を残さない保全。
だから禁じ手なのである。
値段は安ければ買うというものではない。ゲームは生活必需品ではないのである。販売直前に値上げをするのならまだ良い。
ソニーを象徴する直近の二つの撤退を取り上げる。
クオリアはそもそも出井伸之前CEOの思い付きからスターとした。ソニーではクオリアをユーザーに長く使われる製品と位置づけてスタートしており、すべて受注生産であった。「高い技術と、技術者の“こういうものがつくりたい”という執念が組み合って、はじめて人の心を感動させる製品となる」とし、高い技術と匠の融合した製品こそが「クオリア」であると解説した。現在の旗艦機種であるブラビアが発表されたとき、ソニーショールーム銀座へ行き、従業員にクオリアとブラビアとの位置関係を聞いたところ、その従業員は絶句してしまった。そして、その後わずか数年でクオリアから撤退。客側からすれば、幹部の内紛を憶測したくなるようなドタバタである。一貫した経営思想が無いのである。製品への愛情と、それを育て上げる執念がないのである。あるのは業績数字への執着と操作。
数年前、アイボにまだ人気があった頃、銀座ショールームへ行った。気に入ったらその場で購入しようと思っていた。このショールームの営業時間は公式には午後7時終了となっている。驚いたことに、午後6時50分頃から、従業員が展示品のパソコンなど機材の電源を落とし始めたのである。その横顔は平然と次のように言い放っていた「私の勤務時間は午後7時まで。7時までということは、7時にはこのビルから出たいの。7時に出るためには、早く片付けないと間に合わないの。急ぐのは当たり前でしょ」。一昔前の役所の発想である。恐らくソニーの従業員にとり、ソニーへの入社はスタートではなく、ゴールなのであろう。優先すべきは、保身なのである。
客としては、購入を見送った。そのあと、間も無くアイボの生産中止を聞いた。
昨日東京ゲームショーでソニーのブースを見学したとき、ソニーへの考えは鮮明となった。横数メートルはあろうというデモ画面は、素人を驚かすには充分である。しかし、今のマーケットに素人はいない。小学生ですら、セミプロ化しているのだ。ストーリーは焼き直しの雰囲気。
コンピュータに読み取らせる対戦型カードゲームをデモンストレーションしていた。カードそのものが、小中学生に人気があることは分かる。彼らは目を輝かせて、対戦カードに熱中する。しかし、ソニーの感性は硬直している。カードをカメラでパソコンに取り込んで対戦するプログラムをデモしていたのである。従業員の説明を聞くにつれ「こりゃ、売れないな!」と心の中で叫んでしまった。発想が、サラリーマンのルーティーンワークなのである。開発者、スタッフが上司から命令された仕事を取り合えずこなそうとしてできた集積なのである。ブルーレイは次世代のソニーの旗艦技術である。かつてのsonyらしいsonyになることを熱望するものである。
マーケット日足週足テクニカル分析
日経225先物日足週足テクニカル分析
本日で、移動平均5日、10日、20日、25日すべてが下向き。グランビルの法則からは「買い4」のリバウンド狙いの買いが入る位置とはなるが、果たしてリバウンドするだけの買いが入るか。しかし、来週9/25月曜日は権利付最終日ゆえ、投信買いや配当取りが入りやすいとも言える。週足で見ると、13週移動平均と52週移動平均が本日終値を支えている。週足ローソク足形状は、上値を切り下げる陰線が三連続する黒三兵(三羽烏)であり、下降トレンドを強く示唆。週足グランビルの法則は株価が26週移動平均を割った状態であり「売り1」である。
逆張りRSI9日は31%で、底値圏からの反発。
逆張りストキャスティクス(ノーマル)は%Kが5%と再び底値圏。スロー%Kも24%と下落したが、まだ下落余地はある。
サイコロジカルは33%と下落。しかし買いタイミングの16%台には間がある。
DMIは売りサイン継続。
RCI9日は-13%、27日は-61%と、フラット。
順張りMACDは売り継続。
ボリュームレシオは84%台と更に下落したが、買いサインの70%には間がある。
移動平均乖離線は下向き。
強弱レシオはBレシオとAレシオのデッドクロスが近い。BレシオとAレシオ双方が下向きでのデッドクロスは5/11日以来である。ちなみに5/11とは、翌日の5/12へ窓を開け下落した下げが加速した基点の日である。
ボリンジャーバンドは、-2σの位置に終値がある。下落基調の時は-2σの位置に沿って下落を継続するケースもある。-σと-2σは下向き。
パラボリックは売り継続。
逆ウォッチ曲線は昨日から大きく伸展し、底値圏脱出を示唆。
新値足は、三本の陰線が連続して出現し、陽転値16350円、陰転値15560円。
一目均衡表の基準線、転換線は下向きとなり昨日よりも更に悪化。TOPIX先物は日足が雲の中に入った。日経225先物も日足の直ぐ下に雲が迫っており、週足は雲のなかにすっぽり突入してしまった。日足においては昨日指摘したとおり、下落N波動を継続している。N波動の理論計算値下値メドは以下となる。
N計算値:15250円
E計算値:14810円
V計算値:15180円
チャベスはベネズエラの大統領であり、昨日国連総会で「ブッシュは悪魔」と強烈に非難した。国連総会の会場は拍手喝采であった。
チャベスは言語学者ノームチョムスキーの著書を読んでいる骨太のインテリである。日本の政治家はチョムスキーを読んでいるだろうか。
マーケット日足週足テクニカル分析
先物日足週足テクニカル分析
移動平均10日線、20日線は下向き。5日線はやや上向き加減の横ばい。25日線はピークアウトの形状。本日10日線と5日線がクロスしたが、10日線が下向きのため、シグナルとしては微弱。全体として下落N波動は継続中。中期下降トレンドを破るためには、16060円を上抜ける必要がある。本日は昨日指摘したグランビル法則「買い4」でリバウンド狙いの買いが入ったため、後場戻しがあった。しかし、出来高が昨日比でやや減少しているため、弱い買戻しと位置づけられる。ローソク足形状は迷いの十字線。基本トレンドには影響しないと思われる。
明日は金曜日であり、来週からはイスラム教徒の断食月であるラマダーンに突入する。
週足でみると、13週移動平均と52週移動平均が週安値を下支えしている形状。逆に表現すれば、13週移動平均の15596円を下ブレイクすれば、下落に加速がつく可能性がある。また、13週移動平均と52週移動平均のGCともとれる。
RSI9日は底値からの反発で30%を回復。
逆張りストキャスティクス(ノーマル)は、%Kが46%で再上昇。スローは36%で下落。サイコロジカルは41%でフラット。
DMIは売りサイン継続。
RCI9日は-13%と、底値圏からの反発。
順張りMACDは売り継続。
ボリュームレシオは86%と昨日からはやや上昇。
移動平均乖離線はやや上向き。
ボリンジャーバンドは-σの位置。バンドの収束から、ブレイク示唆。
パラボリックは売り継続。
逆ウォッチ曲線は昨日と変わらず天井圏の売り示唆。
新値足も昨日と変わらず、陽転値が16410円、陰転値が15650円。
一目均衡表は、転換線がやや下向き、基準線が横ばい、株価が転換線の下で逆転継続。地合いは良くないことを示唆。遅行線は一旦雲で跳ね返された。
マーケット日足週足テクニカル分析
先物の日足+週足テクニカル分析
移動平均5日はやや上向き加減の横ばい、10日、20日は下向き。25日はピークアウトの形状。日足は窓を開け下落。N波動の下落基調に突入したことを示唆。25日移動平均からはグランビル法則「買い4」の位置にあり、リバウンド買い狙いの位置ともとれる。週足における26週は15972円でこれは週足高値に、13週と52週はそれぞれ15588円、15613円と、週足安値15570円に収束している。本日は昨日同様、前日比出来高が増加しての下落である点に注意が必要である。また、15540円以下には出来高の真空地帯があるので、この値幅に来たら急落に注意する必要がある。RSIは20%と更に下落して、買いサイン点灯。
逆張りストキャスティクス(ノーマル)は%Kが57%でのデッドクロス後22%へと下落。売られすぎ位置である。スローも41%の位置でデッドクロス。
サイコロジカルは41%でフラット。
DMIは-DIが+DIを上抜いて、売りサイン示現である。方向性指数のADXが下落基調であるので、トレンド方向性が定まらない。
RCI9日は-43%と底値圏からの反転基調であり買いサイン継続、RCI27日は-37%で下落基調。
順張りMACDは売り継続
ボリュームレシオ1は84%、VR2は45%と更に下落。買いサインまでもう少し。
移動平均乖離線は下向き。
ボリンジャーバンドは日足においても一時-2σを逸脱したが終値はバンド内に戻している。
パラボリックは売り継続。
逆ウォッチ曲線は天井示唆の売りポイント位置。
新値足は、陽転値が16410円、陰転値が15650円と昨日と変わらず。
一目均衡表は転換線が下落して基準線と逆転している。基準線は若干上向き。遅行線は日足を下へ突き抜け雲にかかっている。目先雲は上昇しており、16000円処まで迫っている。つまり、上昇トレンドに入るためには16000円を確実に上抜ける必要がある。そうでなければ再び雲内に突入して、下降トレンド入りが強くなる。均衡表週足においても、終値が雲にかかった。週足の基準線は横ばい、転換線は上向き。しかし、今後は雲が更に上昇しているので、上昇トレンドに転換するためには、週足レベルでの長大陽線の連続が必要となる。遅行線も日足同様週足を下に抜けている。
マーケット日足週足テクニカル分析
日足テクニカル分析
移動平均10日は20日、25日と、25日移動平均は上向きのため弱いデッドクロス。5日移動平均も上向き。日足は上影陰線であり、弱弱しい。
週足26週移動平均は緩やかな下落基調でありグランビル法則の「売り1」の位置。しかし13週移動平均は上向き。
RSIは順調に下落して27%台。売られすぎゾーンに突入。
逆張りストキャクティクス(ノーマル)は50%台でのデッドクロス。スローは底からの反転であり%Kが51%
サイコロジカルは41%
DMIは+DIと-DIのゴールデンクロスなので買いサインだが、方向性指数のADXが下落基調であり、スパンも小さいので、買いサインを打ち消している。
RCI9日は底値圏からの反転基調であり、RCI27日は下落基調。
順張りMACDは売り継続。
ボリュームレシオは緩やかに低下。
移動平均乖離線も下落基調。
ボリンジャバンドは、+2σと-2σが接近しており、上下どちらかにブレイクすることを示唆。日足は-σの位置。
パラボリックは売り継続。
逆ウォッチ曲線は、天井圏示唆。
新値足は、陽転値が16410円、陰転値が15650円
一目均衡表は転換線と基準線の逆転が近い位置である。トレンドを表す基準線は横ばい、転換線も横ばい。週足で見ると雲に突入間近である。N波動理論値は、9/4日を直近高値とした場合、新たなN波動を作りつつあり、今後の下値メドは、N計算値:15250円、E計算値:14810円、V計算値:15180円となる。
マーケット日足週足テクニカル分析
先々週に計算した通り、先週の週足は陰線であった。しかし、私はもっと長大陰線になると密かに予測していた。
ここからボディブローのようにじわじわ効いてくるのが、6/14底値に対する、7/18の75%を超える深押しの意味である。
先にも指摘した通り、75%以上の深押しは、トレンド自体が変化した可能性が高い。しかし、この深押しにも関わらず上昇波動となるためには、昨年同様に力強い陽線の連続が必要である。つまり昨年以上の上昇力があれば、トレンドの変換は可能である。
昨年も9/9から9/12にかけて、本年同様アイランドリバーサルをつくりそうになったが、完成する位置である最後の2005/9/15の線が直近のトップを突き抜ける長大陽線となったことにより下降波動を完全に打ち消し、以後上昇波動へ変換した。本年はその位置に該当するのが9/7日の窓空け陰線であり、この陰線により、昨年とは逆に、アイランドリバーサルが見事に完成されてしまった。
つまり、今後上昇トレンドに入るためには、75%以上の深押しを否定することと、アイランドリバーサルを崩すことの二つの大きなシグナルを乗り越えねばならず、それには昨年以上の上昇エネルギーが必要となる。これから、昨年以上の上昇エネルギーを期待することは、マーケットの現実味に欠けると思われる。よって、多少の自律反発は想定されるものの、10月までの中期基調は下降トレンドであると思われる。
日足のグランビル法則は「買い2」の押し目買いの位置。10日移動平均が週足26週移動平均は、「売り2」の位置。しかし13週移動平均が下から突き上げてきて、ゴールデンクロスを示唆。5日線、10日線、20日線は下向き。25日線はやや上向き。
一目均衡表は、転換線と基準線のクロスが間近。基準線は横ばい。昨年においては、2005/9/9以降は基準線が急角度で上昇している点が今年とは異なる。遅行線は一旦雲に跳ね返された。週足遅行線はローソク足の下。週足基準線も横ばい。
RSIは素直に下落して40%。
ストキャクティスティクス(ノーマル)は%Kが57%まで反発。スロー%Kも45%
サイコロジカルは50%でフラット。
RCI9日はマイナス71%と反発
MACDは売りサイン継続。
移動平均乖離線は下向き
DMIは、上昇力を現す+DIは弱い上向き、下降力を現す-DIは下向き。平均方向性指数ADXはトレンドに沿う力を現し、下向き。総合すると買い玉の手仕舞いを示唆している。しかし、-DIと+DIが作るスパンが狭いので、ごく弱いシグナルである。
パラボリックは売り継続。
ボリンジャーバンドは収束傾向にあるので、上下どちらかへのブレイクが近いことを示唆。位置は-σ。
出来高はやや減少傾向
逆ウォッチ曲線は戻り売り位置。
新値足は陽転値が16410円。陰転値が15650円。
日経平均が上昇しない理由
このままするすると日経平均が上がったら、外資としては困る。時価総額が上昇することにより、三角合併が仕掛けにくくなるからである。世界的技術を持ちながらも、経営に疎く、マーケットを知らない日本の企業は、外資にとってはおいしい。
時価総額を下げることにより、更においしくなる。
日経が急騰したら、格好の売り場とみて、外資は仕掛けてくるであろう。つまり、外資にとり日本のマーケットは三重においしい。
三角合併
来年2007年5月に三角合併が解禁される。
これがマーケットに与える影響は、メガトン級である。恐らく来年のマーケットはこの話題で終始される。
簡単に言えば、外資日本子会社が、「親会社の株価をテコ」にして、日本企業に合併および買収(M&A)を仕掛けられる仕組み。
つまり外資は、「現金なし」でM&Aを仕掛けられる!
これを思えば、今までの村上Fやホリエモンの買収劇は、オモチャのように見えてくる。
新日本製鉄、武田、メガバンクなどは日本のマーケットを代表する企業であるが、世界的規模で考えると、中堅企業である。
しかも日本の経営者は経営とはバランスシートなどの簿帳の数字を計算することと、未だ思っている。
世界のトップは、グローバルな視点、歴史的、地理的な思想から世界経済を考え、それから演繹して経営に参画してゆく。
細かい簿帳数字を追うのは専任の会計士の仕事なのである。
未だM&Aの発想に慣れていないし、来年はそれを遥かに上回るM&Aシステムが導入される日本企業のトップの動揺と恐怖は、あまりある。
また、外資は内外の証券会社を使って先物への攻勢をかけている。出来る限り日経平均を下落させておいての三角合併も考えておく必要がある。
来年は、マーケットに三角合併の嵐が吹き荒れるであろう。