この2021年も残す所あと3時間程度で、この記事がこの年のラストアイテムになる。当サイトも今年になって遅ればせながら1000記事を超えて、あと数日で10周年を迎える。
1年前の大晦日は大病を患った後のリハビリ中で入院していたから、自宅で年越し出来るのは2年振りとなる。
このシリーズで西武の支線(多摩湖線だけだが)はフィーチャーしたが、真打は未だだった。
秋津~所沢のあのカーブにこの秋は3回も足を運んでいた。ここ数年、ターゲットは相鉄や京急、小田急辺りにに偏る事が多く、西武の撮影地には足を運んでいなかったが、池袋線の超ド定番撮影地になる、所沢駅へのアプローチになる連続カーブ。立ち位置やピントの置き位置によって一寸した変化も付けられる。9月10月は光線状態も良く、当時自動車の運転を再開したばかりの小生にとっては、都内から所沢あたりだと丁度良い運転の訓練にもなるという感じでこのカーブに足を運んでいた。
足が遠のいた数年の間に西武池袋線の主役に躍り出たのが001系Laview、その形状から「シルヴァーチンポ」「銀色男性器」との異名も頂戴しているとかいないとか?この001系、2020年のブルーリボン賞を獲っている。西武での同賞の受賞は5000系レッドアロー以来である。5000系の受賞は1970年の第13回、それから丁度50年に当る2020年の第63回をこのLaviewが受賞した。
因みに今、富山地鉄で16010形として走っている車両は西武5000系+京急1000形(Ⅰ)+485系+営団マッコウクジラ+東京都交通局5000形というオールスター盛り合わせみたいな構造になっている。
この車はドイツでiF design award(iFデザイン賞)=世界3大デザイン賞の一角を占める、も受賞している。日本でこの賞を受賞しているのは穴織カーボンのカーボン鍋シリーズ、レクサスGS・ISや小田急VSE50000形等がある。
001系の初撮影は2020年6月、このカーブと所沢駅を挟んで反対になる所沢~西所沢の長いカーブで済ませているが、その時はK-3Ⅱを使っての撮影だった。
この日立製作所お得意のA-Trainアルミボディは一見無塗装に見えるが、実は主に自動車アルミホイール等に使われる塗料で、大日本塗料から出されているスーパーブライトNo.2000を使用して塗装されているのは有名な話。自動車用の部品を使っている電車はあるが(京阪800系)、自動車の塗料を使って塗装すると言うのは異例中の異例である。
自動車ではシルヴァーメタリックの塗装は超定番だが、鉄道車両では初めてか?
制御装置だが、三菱電機製のSiC-MOSFET素子適用パワーモジュールを用いたPGセンサレスベクトル制御2レベルVFD制御装置を採用し、1C4M制御だがそれを2ユニット並列接続した1C4M2群構成を組んでいる。主電動機も三菱電機製で全密閉式三相かご形誘導電動機(MB-5160-A)、空気圧縮機も三菱。台車は川崎重工業のボルスタレス台車を使用。パンタグラフと補助電源は東洋電機製。
池袋行きのLaviewのケツ打ちショット。
ここからは、Laviewからの有料列車繋がりで40000系登場である。
40000系でも0番台は西武線内での初撮影。正面非常扉の所にLONG/CROSSと表示してあるのが0番台。デュアルシートには天龍工業製の2人掛けシート採用されて、トイレも備わっている。S-Trainや拝島ライナーに入るのは勿論この0番台で、10連6本が絶賛稼働中。
西武の近年の車両=20000系・30000系・001系は日立製作所のA-Trainだが、この40000系は意表を突いたのか川崎車両のefACEを採用している。
余談だが、この系列がYNBにでもなったら凄くフィットしてバズる事間違いないと思うのだが…。
この場所でデイタイムに遭遇する40000系は多くは無いが、出会っても何故か50番台ばかり。小生が乗車体験があるのも50番台。LONGと表示されているのが50番台.。100%ロングシートでトイレも無い。10連7本が稼働中。
年を跨いで、其の弐拾弐へと続く!
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1年前の大晦日は大病を患った後のリハビリ中で入院していたから、自宅で年越し出来るのは2年振りとなる。
このシリーズで西武の支線(多摩湖線だけだが)はフィーチャーしたが、真打は未だだった。
秋津~所沢のあのカーブにこの秋は3回も足を運んでいた。ここ数年、ターゲットは相鉄や京急、小田急辺りにに偏る事が多く、西武の撮影地には足を運んでいなかったが、池袋線の超ド定番撮影地になる、所沢駅へのアプローチになる連続カーブ。立ち位置やピントの置き位置によって一寸した変化も付けられる。9月10月は光線状態も良く、当時自動車の運転を再開したばかりの小生にとっては、都内から所沢あたりだと丁度良い運転の訓練にもなるという感じでこのカーブに足を運んでいた。
足が遠のいた数年の間に西武池袋線の主役に躍り出たのが001系Laview、その形状から「シルヴァーチンポ」「銀色男性器」との異名も頂戴しているとかいないとか?この001系、2020年のブルーリボン賞を獲っている。西武での同賞の受賞は5000系レッドアロー以来である。5000系の受賞は1970年の第13回、それから丁度50年に当る2020年の第63回をこのLaviewが受賞した。
因みに今、富山地鉄で16010形として走っている車両は西武5000系+京急1000形(Ⅰ)+485系+営団マッコウクジラ+東京都交通局5000形というオールスター盛り合わせみたいな構造になっている。
この車はドイツでiF design award(iFデザイン賞)=世界3大デザイン賞の一角を占める、も受賞している。日本でこの賞を受賞しているのは穴織カーボンのカーボン鍋シリーズ、レクサスGS・ISや小田急VSE50000形等がある。
001系の初撮影は2020年6月、このカーブと所沢駅を挟んで反対になる所沢~西所沢の長いカーブで済ませているが、その時はK-3Ⅱを使っての撮影だった。
この日立製作所お得意のA-Trainアルミボディは一見無塗装に見えるが、実は主に自動車アルミホイール等に使われる塗料で、大日本塗料から出されているスーパーブライトNo.2000を使用して塗装されているのは有名な話。自動車用の部品を使っている電車はあるが(京阪800系)、自動車の塗料を使って塗装すると言うのは異例中の異例である。
自動車ではシルヴァーメタリックの塗装は超定番だが、鉄道車両では初めてか?
制御装置だが、三菱電機製のSiC-MOSFET素子適用パワーモジュールを用いたPGセンサレスベクトル制御2レベルVFD制御装置を採用し、1C4M制御だがそれを2ユニット並列接続した1C4M2群構成を組んでいる。主電動機も三菱電機製で全密閉式三相かご形誘導電動機(MB-5160-A)、空気圧縮機も三菱。台車は川崎重工業のボルスタレス台車を使用。パンタグラフと補助電源は東洋電機製。
池袋行きのLaviewのケツ打ちショット。
妹島和世=建築家+安東陽子=テキスタイルデザイナー+豊久将三=照明家+棚瀬純孝=建築家という4名でこの車両のデザインは作られた。
シートが黄色いのは小生からすると趣味が悪いとしか言えない。Laviewとは、luixuryに贅沢で+arrowの様に速く+大きな窓からのviewという事で、L+a+view→Laviewだそうだ。
折角なので001系のケツ打ちをもう1点載せておく。塗装するなら他のカラーを選べた筈なのに、「何故シルヴァーメタリック?」という声が聞こえてきそうだ。小生の自家用車がシルヴァーメタリックなので、小生は個人的に然程違和感を感じない。シートが黄色いのは小生からすると趣味が悪いとしか言えない。Laviewとは、luixuryに贅沢で+arrowの様に速く+大きな窓からのviewという事で、L+a+view→Laviewだそうだ。
ここからは、Laviewからの有料列車繋がりで40000系登場である。
40000系でも0番台は西武線内での初撮影。正面非常扉の所にLONG/CROSSと表示してあるのが0番台。デュアルシートには天龍工業製の2人掛けシート採用されて、トイレも備わっている。S-Trainや拝島ライナーに入るのは勿論この0番台で、10連6本が絶賛稼働中。
西武の近年の車両=20000系・30000系・001系は日立製作所のA-Trainだが、この40000系は意表を突いたのか川崎車両のefACEを採用している。
余談だが、この系列がYNBにでもなったら凄くフィットしてバズる事間違いないと思うのだが…。
この場所でデイタイムに遭遇する40000系は多くは無いが、出会っても何故か50番台ばかり。小生が乗車体験があるのも50番台。LONGと表示されているのが50番台.。100%ロングシートでトイレも無い。10連7本が稼働中。
年を跨いで、其の弐拾弐へと続く!
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