目からウロコ!「労働法」が働く人に、こんなに大きく関わる法律とは知りませんでした!『泣きたくないなら労働法』(佐藤広一著)
2012/02/02 09:11
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなたけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「労働法」というと、何か「難しそう!」というイメージを持ってしまいがちです。
しかし、本書は「労働法を知らない方に向けて、労働法を知ってもらおう」という意図で書かれているためか、平易な言葉で、そして時には著者のちょっとしたトピックス(例えば、「有給休暇を取得して、日韓W杯の日本vsベルギーの試合を埼玉スタジアムで観戦した」など)を交えながら「労働法のエッセンス」を紹介しているのが特徴となっています。そのため、楽しみながら「労働法」について勉強出来たと同時に、私たちビジネスパーソンにとって密接に関わる法律であるにも関わらず「労働法について、意外と知らないことが多いな!」と感じました。
例えば「なぜ営業職には残業代がつかないのか?」「振替休日と代休のちがいは?」など、このことについて疑問に思ったことはありませんか?実は、私も疑問に思っておりました。まあ、「法的根拠があるから、そのような規定を定めているのだろうな?」とは思ってはいましたが、どの法律を根拠にしているのかまでは知りませんでした。
しかし、今回、本書を読んで
・どの法律で定められているのか?
・その法律は、どのような考え方で定められているのか?
など、日常 密接に関わる事項の多くが労働法と大きく関係していることを知ると同時に、その意味を理解することができました。
冒頭で述べた通り、本書は平易な言葉で書かれているため、労働法という難しい内容を、かなり理解しやすい形で書かれています。それと同時に「知っているのと知らないのとでは大違い!」という内容も、たくさんありました。
「目からウロコ」の事項がたくさんありますよ!
雇用の自己防衛に
2016/12/05 18:23
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投稿者:小林 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を読めば、労働法の概要は掴めると思います。そして労働に関する法律を全く知らなかったことに気付くでしょう。労働法を働いている人が皆把握すれば、雇用状況は必ず良くなります。
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内定から退職まで、転勤、出産から解雇まで様々な出来事に対して法律がどうなっているかを解説している。
タイトルからすると、劣悪な労働環境を使用者に強いられている労働者に対する本のように思えるが、内容は労働者、使用者どちらに偏ることもなく対して中立的で、どちらに対しても「ここまでは出来ますが、これ以上はダメですよ」ということが書かれているため、労働者、使用者共に参考になるだろう。
広範囲に様々な事例の法律上の規定並びに判例を併せて紹介しているが、単にそういったことが羅列してあるだけではなく、例え話や著者のエピソードも盛り込まれており、お固い法律の本とは趣が違う。
また、各章の最後には要点を押さえた纏めが1ページで載っているため、とりあえずその部分だけでも覚えておけば基礎的なことがわかるようになっている。
就職難、そして不景気で先行きがどうなるかわからない昨今、これから就職する学生さんや、将来起業を考えている人は、この本に書かれている内容を覚えておいて損はないと思う。
また、今現在不満もなく転職も考えていない人が読んでも良いと思える内容。
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労働法の入門書。働く中での基本が盛り込まれているから、入っていきやすい。36協定もようやく意味が分かった。
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この間、社労士のテキストを予備校のフェアで
貰ったけれど、全く内容が理解できない。
社会保険に関しては全く知識がないが、労働法は
大学の講義で履修したことがあるので記憶から抜けている
だけだと思い、本書を購入。
本書は労働基準法を体系的に解説している。
これ一冊で試験に受かるとかは考えていないが、
こういう取っ掛かり本は知識の再確認と、「世間的に」
必要な知識と試験とのマッチングに重要なので高評価。
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『知って得する労働法規』
人事・労務関連の業務を行なっている方なら、必読でしょう!
その他、サラリーマンなら一度は読んでいても、決してムダではない内容です。
基本的な労働関連の法規がわかりやすくまとまっているし、新書なので読書時間もさほどかかりません。
人材サービス業界に身を置く元としては、社内での業務フローとなっている大本が、労働法規を元に組まれていることが再認識でき、今後の業務に大いに役に立つ内容でした。
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12/12読了。学生時には労働法を多少は勉強したし、前職がユニオンショップの会社だったので組合員時代だけでなく管理職になってからも教育や研修を受ける機会があったものの、近時の法改正などをフォローするため、すっかり陳腐化した知識をアップデートするために読みました。小難しいことは捨象しポイントだけを思い切って絞っており、記述も比較的中立に書かれていて、ざーっと短時間で基礎知識をおさらいするにはよい本だと思いました。
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労働法について初心者にも分かりやすく説明してくれています。
レベルとしては社労士試験の基礎レベルだと思って差し支えないと思います。
数ある労働法の本との違いは、労働者の実感に近いエピソードが含まれているところです。
休憩というのは労働時間の途中に与えなければいけないのですが、
大学時代のバイトで休憩をバイトが始まると同時に取らされていたというものです。
少しでも労働法の知識があれば間違いだと気づく勘違いですね。
でもこんな間違いって世の中では結構あるのではないでしょうか。
労働者の目線を意識したレベルで書かれているため、
とても分かりやすい本だと思います。
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労働基準法について、初心者向けにコンパクトにまとめてくれている。
最低限知っておく知識としての入門書である。
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労働関係法制をざっくり見るのによさそうかな?と思ったので借りてきた。
本当にざっくりですが(苦笑)。大体分かった気がするし、会社側に立つかどうかというのも難しいな、とか思う昨今である。定年後はどうなるやら。