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投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
初め読みづらいなと思ったけれど、どんどんこの不思議な世界観に惹きこまれていった。蟲師という人物が人間に悪影響を及ぼしている蟲を退治していくもの。意外と人間味ある話。
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投稿者:暇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻を試し読みしてみた。
これだけではこの作品の評価はできない…。
次巻を買おうとは思わない。
3巻くらい試し読みさせてほしい。
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独特な世界観。幻想的な雰囲気。
「者」でもあり「物」でもあり「モノ」である蟲たちの物語。
「柔らかな角」がよかった。悲しくも美しい思い出。
ストーリーには合っている絵だけど、ぼやっとした感じが個人的には好みじゃない。
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昔の日本のような、そうではないような世界。蟲と呼ばれる、生き物とは形を異にする生命力の塊。それを扱う蟲師、ギンコと蟲に関わる人々の物語。淡々と、切ない。
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一見イイカンジに終わる物語が多いのかと思わせて、実は毒を兼ね備えた、まさに現代の童話。
それに加え、その昔の、人々が自然を「畏れ、敬う」という行為が自然に表現された、なんとも通好みの一品。
兎に角ギンコさん素敵。「蟲」の存在もかなり素敵。そしてカラーがかなり素敵。大好き(笑)
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独特の陰影が美しい。蟲師ギンコと出会う人や蟲との関わりに、懐かしさや寂しさを覚えます。現在4巻まで、10月22日に5巻が発売予定。
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ヒトと蟲(むし)との世が重なるとき、蟲師・ギンコが現れる by 講談社。ナウシカとブラックジャックと日本昔話が融合したみたいな漫画。1巻に収録されてる中では…やっぱり『瞼の光(まぶたのひかり)』がいちばん好き。
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不思議なお話。独特のペンタッチと話がよくあっていて好き。
もともとこういう話が好きだったので最高です。
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『蟲師』とは、獣とも人とも化け物とも、虫とも異なる『蟲』と呼ばれるモノ達と、人との物語。そして、そんな蟲と人達との間を取り成すのが、『蟲師』である『ギンコ』なのです。
話の内容としては、『単純』に明るい作品は一つもなく、どっちかと言うと、『暗め』の作品の方が多いかもしれません。ただ、嫌な暗さではありません。暗さの裏に、優しく光る『光』がある様な感じですか。(曖昧)
一つ一つの作品が、短編仕立てとなっているので、一巻から買わずとも、楽しめるのが、この作品。
またどっちかと言うと、この作者の絵は、世間一般から言うと、『上手い絵』ではないかもしれませんが、この作者が書く内容と、この描き方だからこそ、この漫画の持ち味が、何十倍にもなるんだと思っておりますので、まず、絵と内容を一緒に楽しんでもらうのが一番かと思います。
ちなみに、この漫画は、昨年の文化庁メディア芸術祭漫画部門にて、見事『優秀賞』を獲得した作品です。しかし、ここで重要なのは、国が認める作品特有の『小難しさ』なんて言うのは、一切無く、普通の人にも、楽しめる様な作品ですので、是非とも、読んでもらいたいです。
自分的青年漫画ランキング、只今堂々1位作品!!!(笑)
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超幻想的な世界を描く話題作。手触りのいいカバー、美麗なカラーページなど、ついつい何度も読み返してしまう作品。
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最近5巻が出ましたが。わたしは紙魚が一番好みのお話です。
絵のせいかストーリーのせいかわたしの感じ方が悪いのか、音を感じません。外の音も中の音も、何かに阻まれて吸収されているような、深閑とした空間に放り出されたような気がするストーリーたちです。
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ギンコの飄々としたキャラクターがいい味出してます。
作中みんな着物なのに、なぜギンコだけ洋服なんだろう?
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本屋で働いてなかったら出会わなかったであろう漫画。日本昔話っぽいノスタルジーなトコロが大好き。ときどきシュール。
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『アフタヌーン』誌で好評連載中の「懐古系マンガ」第1巻。
明治〜昭和初期の日本のような世界が舞台。
この世界には「蟲」というものが存在する。
動物や植物はもちろん、細菌類よりずっと原始的な生命の源にちかい存在で、ヒトの目には見えにくい。
彼らはほぼ自然それ自体であるため、棲んでいる蟲を調査すればその土地の状態を知ることもできる。
蟲はしばしば、他の動物に寄生して生活する。
普段は目にも見えず、大した影響を与えることもしないが、稀に奇病として表に顕われ、人間の生活に支障をきたしてしまうこともある。
そういった蟲に関連する問題の処理を行うのが、蟲師という職業。
言ってみれば彼らは蟲専門の医者であり、研究者である。
蟲師はながい歴史をもつ職で、この作品世界の中では一般にもひろく認知されている。
蟲にかかわるさまざまな問題の解決法は、その膨大な時間のなかで蓄積されてきたものであり、彼らの糧であると同時に宝とも言える。
彼ら蟲師の中には、蟲を見ることができるだけでなく、蟲を呼びよせてしまう体質の者が多い。
そのため、蟲師の大半は独自の情報網を持ち、単独で各地を渡り歩いている。
主人公のギンコも、そうして放浪する蟲師の一人。
髪は銀色、緑の隻眼をしている。
一話完結のオムニバス形式で、どの話もよく練られているといった印象を受ける。
多少がさがさとした線で描かれる絵は素朴で、懐かしさを感じさせる舞台設定により厚みがでている。
絵はあくまで物語をかたるために存在し、過剰な装飾などは為されない。
一見地味に映るけれども、言葉と絵から生まれる絶妙な「間」が、しっかりと読み手を惹きつける。
「かく」力のある人、「本格派」の作品だと思う。
『蟲師』では、表面化した問題を通し、蟲という自然の神秘を表象するような存在にふれることで、人々が自らとその生きる環境について考える機会を得る姿を描いている。
そこに立ち会う蟲師という人物は、必然的に問題に直面した人々にとってアドバイザーであり、放浪を続ける彼らはある意味つねに周辺的な存在であり続ける。
この物語は、ギンコという「線」によって繋がれた、様々な人の生き方の「点」をたどる物語だと言えるのではないか。
ひとりひとりのキャラクターが、同じ重さを以ってそこに存在しているマンガというのは、そんなに出会えるものではないと思う。
秋に似合うマンガだと思うので、夜長の伴にぜひ。
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好きかな、と思っていたけどやっぱ好きだった。妖怪に近い植物と動物の間の「蟲」を払う蟲師のギンコが旅の途中で出会う人々の一話完結型ストーリー展開。こういうの好きなのだ・・・。「緑の座」「旅をする沼」が良いですね。