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人の温かさや優しさに満ちた小川糸さんらしい本。ほっこりしました。
登場人物ではサミー嬢と長老が名脇役的な感じで魅力的でした。あとご飯が美味しそう。。。あんなものが天ぷらになるのか、とびっくりでしたが、食べてみたくなりました。
ただ小川さんの本は登場人物の背景であったり事象の理由を書かれていないことがあったり(あえてなのか?)するので、突っ込みたくなる所もあります。
非現実的な所はありますが、ファンタジーと思って割り切って読めば良い本!
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新しい命を育む女性の強さが柔らかい文章で描かれている。
物語自体がまるで読む人を包み込む母親のお腹の中のような感じでした。
最後の展開は少し無理があるかなぁ…。
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2012.07.03読了。
二ヶ月ぶりの読書は好きな作家、小川糸さんのこれ。
食堂カタツムリや喋々喃々で、食べること、料理をすることの大切さ、楽しさに共感してすっかり気に入ってしまったのだけど、今回は食に加えて命の話。
食に関してはどの作品を読んでも美味しそうな料理がたくさんなので、今回もおなかすかせながら読んでました(笑)
そして命の話。
タイトルが助産院なだけあって、妊娠、出産のシーンが多いんだけど、主人公をはじめ登場人物それぞれの抱える心の闇を通して、私自身も再生していくような...読み終わった後とっても温かく、清々しい気持ちになれる本。
女性として、妊婦を楽しみたくなる、早く体験してみたくなる本。
登場人物もみんなそれぞれナチュラルで魅力的で...♡
特に長老が大好き。
それに加えて、料理、老人、自然、ツリーハウス、島、海、私の好きなものがたくさん詰まっててまさにドストライクな本でした。
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同じ作者の「食堂カタツムリ」を思わす出だし。それよりも更に手には何も持たず、逆に腹の中に子を身籠る一人の女性と、南の島で出会った人々との物語。
“誕生の神秘”に触れて粛然とした気持ちになるところはあれど、まあ、予想通りの話が予想通りに展開し予想通りに決着するといった感じ。
最後に小野寺くんが現れるのが、何これ?っていう気がする。
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ゆるく穏やかな自然体の生き方、生活、人々、すごく素敵で、出産についても色々な形があること、育む人という表現が温かくてよかった。
でもほんと、最後があっけなすぎて「へ!?」という展開。
なんか色々台無しになってしまったような終わりで残念。
せめてもっとアノ人について描写があればよかったのに。
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話の展開はファンタジー的な部分も垣間見えたが、
命の尊さ、人とのつながりや温もり、また出産に至るまでの
細部にわたる描写は普段男性では知りえないことまで
教えてもらえた作品。
それにしても小川糸さんの作品に登場する料理はいつも
特徴的なレシピが多いが素材や地物をメインに引き立てる
素晴らしさに感動!そして食べてみたい☆
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タイトルが気になり書店の平積みでふと手にとった本。こういうのが当たるとうれしいもんです。たしかにファンタジーな部分は多々あるけれども、泣かせるフレーズなんてファンタジー気分じゃないと書けないでしょ。恥ずかしくて。電車と機内で泣きました。嗚咽こらえながら。
そしてまたオキナワ行きたくなりました。
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自然と共に生きる。
太陽の光を浴びる。
料理は楽しく作る。
おいしいものを食べる。
体を空っぽにする。
大切なことを思い出させてくれる作品。
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とっても素敵な小説でした!
南の離島を訪れた女性が偶然出会った助産院と島の人々とのかかわりの中で、頑なになっていた心が少しずつ癒されていく話。
これだけだとありがちなストーリーのように思えるけれど、妊娠出産と言う素晴らしい経験をこの主人公の女性を通して一緒に感じられるのがすごいです。
そして、アロマや手当と言った自然療法の素晴らしさも自然に描かれているのがとっても嬉しいです♪
「食堂かたつむり」同様食べ物の大切さも描かれていてます。
「命」を育む素晴らしさを感じました特に女性に読んで欲しいです。
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よかったよ・・・
だけど、最後が好きじゃない。
こういうかたちのハッピーエンドじゃなくてよかったのに
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ドラマよりあっさりしているかな。最後、ちょっと違和感あり。主人公の心は成長したけど、夫はどうか読み取れなかった。
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キャラクターがいいです。生命の尊さ、生きていくうえでの覚悟、幸せの本質について書かれている気がします。みんなが実在しそうで、島に行ってみたくなります。よかったですよ☆
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小野寺くんの失踪の理由は何だったのか。
そこが何だか腑に落ちない。
小川糸さんは「食堂かたつむり」も読んだけれど、読みやすい作家さん。
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小川糸さんの作品、相変わらず料理や丁寧な暮らしぶりの描写は大好きなのですが、最後、最後だけはあまりに安易なハッピーエンドにしすぎな印象を受けて、興ざめしてしまった。
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全体的には好き。
食堂かたつむり同様、島のほのぼのとした雰囲気や、お料理の描写、「手当て」の描写など読んでいて心温まる。また、生を授かること、育むこと、産み出すことの神秘は、出産を控えた方、または、子どもを考えている女性には、自分の妊娠・出産と向き合ういい機会になるかも。
が、最後の安易なハッピーエンドは「へっ?!」と言う感じで残念。
「何年も一緒にいるのに少しも影響をしあわない人もいれば、たった数日一緒にいただけなのに、一生忘れない人もいる。」