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2011/8/2 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
2011/8/24〜9/1
たんぱく質(主に栄養学の記法)をちょっと深く勉強したい高校生レベルに向けて解説した書。内容的には著者の狙いは成功しているのではないか。
あとがきにかかれているように、たんぱく質の話は化学の教科書にも生物の教科書にも出てくるのだが、最近の高校生にとっては、両方に出てくるから重要、ではなくて、あっちにも載ってるんだから、自分の好きな(?)○○には関係ない、と思ってしまう子が多いことが残念なことであろうか。
本書の内容程度であれば、文系理系(本来こんなものは無いはずなんだが)にかかわらず科学リテラシーとして全員が知っておくべき内容であろうと思う。
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図が多い。
先に図を見てから本文の説明を読むと分かりやすい。
参考文献がたくさん紹介されている。
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たまにこんな基本的な入門書をよんでみるのもいいものだ
焼くとどうなるたんぱく質という章がおもしろかった
疎水結合の破綻などぐらいしか想像していなかったが
凝集という反応もあったなあ
昔の生化ではなかったがたんぱく質を7つの分類に分けていて
読んでよかった (酵素、構造、貯蔵、収縮、防御、調節、輸送)
最近の話題とリンクして基本事項を解説しているので
読み物としてもおもしろい
HSPも知っていたが生化学的には知っていなかった
何を行っている蛋白かは知らなかった
ここ20年の生化学の進化はすごいのでたまにこんな入門書を
ひも解くのは大事であると思った
現場から離れていてばなおさらだろう
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急にべらんめぇ調になったり、よくわからない例えが出てきたりするものの、概ねわかりやすく書かれていた。著者の専門が元々は食品・栄養学ということもあって、視点が食品よりになっているが、そのあたりは分子構造のみで語られるよりは理解がしやすいように思えた。
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人体に不可欠なたんぱく質について、生化学メインで若干栄養学からの観点も含めた概説書。たんぱく質の性質や作られ方に触れ、様々な生命活動の中でのたんぱく質の役割を説明している。若干総花的な印象もあるが、化学の知識がなくてもイメージできる点は良い。
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たんぱく質の性質―生卵をフライパンの上で焼くとなぜ目玉焼きになるのだろうか
たんぱく質の作られ方―ボディビルダーの生活はたんぱく質の生産と一蓮托生である
たんぱく質のはたらき―魚を食べる魚がいるのなら、たんぱく質を分解するたんぱく質もいる
たんぱく質の異常と病気―よくも悪くも、たんぱく質はいろいろな場所で存在感を発揮している
Q&A 身近なたんぱく質への疑問―最新の分子生物学・生命科学でも、たんぱく質は常に最先端をゆく
著者:武村政春(1969-、津市)
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生命そのものであるタンパク質。
基礎基本から高校生物の内容を少しはみ出す程度まで、とても分かりやすく解説してある一冊。
一度では内容を暗記しきれないですが、なにせ印象的な言い回しなので数回読めば、日常のタンパク質事情はバッチリでしょう。
第一章 たんぱく質の性質
第二章 たんぱく質の作られ方
第三章 たんぱく質のはたらき
第四章 たんぱく質の異常と病気
第五章 Q&A 身近なたんぱく質への質問
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たんぱく質は体内でどう分解されて肉体に変化していくのだろうか?栄養学と生化学の両面からアプローチしたわかりやすい入門書。
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たんぱく質に関して、栄養学的な面から説明したり、アミノ酸やDNAなど化学的な面から説明したり、一般にもわかりやすく解説している良書。
「たんぱく質って何なのか」「必須アミノ酸って何」って基本的なところから「白身が固まる理由」「お酒に弱い人がいる遺伝的な理由」なども紹介している。
専門用語も出てくるが、かなり細かいところまで説明してくれているので、中学~高校の化学をおぼろげに覚えていればある程度理解できる。
……と言ってみたものの、自分もしっかり理解できたのは7割ぐらいだと思う。
とりあえず、万事はたんぱく質です。
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生命にとって必要不可欠な「たんぱく質」。その成り立ちや働きについて、栄養学と生化学の面から分かりやすく解説した本。
随所に分かりやすい図が挟まれていて、とても読みやすかったです。個人的には、身近なたんぱく質への疑問に答えている第5章が興味深く、勉強になる部分が多かったです。
高校生物、化学の内容では物足りなく感じている高校生にオススメの本だと思います。