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100年前のロンドンで起きた切り裂きジャックの事件と、酷似した事件がドイツのベルリンで起こる。
御手洗潔シリーズって言われて読み始めたんだけど、なかなか出て来ないし変装してるしで、どうなることかと(笑)
まさかの謎解き!
でも島田さんらしいシンプルにしてかっちりした謎解きに満足です。
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犯人が意外な人物・意外な犯行理由ですが、娼婦を切り裂いた謎が理路整然と説明つくのですね。びっくりです。
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昔の作品だが、ミステリーの傑作と言われているだけあって、一気に読み通せる作品。百年前に起こったロンドンの事件とドイツの事件の対比から推理を展開していく傑作。
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面白い推理かとは思います。でも、通説の犯人像とのギャップによる犯行の困難さが”必死だったから”という精神論でカバーされてしまうのはどうなのでしょうか。。。
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いっきに読めて、楽しかったけど、読み終わってからなんとなく納得いかなかった・・・でも夜中に読んでたから、楽しくよめた^^
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これ発売当時に読みました!!懐かし~~。
新しい切り裂きジャック像を描いていて、再読だけど面白かった。まぁ、ちと無理はありますが。
ただ、最後の日本人の友人云々はいらないのでは?あと長ったらしいポエムも。
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御手洗潔シリーズ。
読んだのがずいぶん昔なので、御手洗シリーズの部分をまるで覚えてなかったり。切り裂きジャックに関しては作者の説までしっかり覚えてるのに。
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19世紀末、ロンドンを震撼させた切り裂きジャック事件。
百年後のベルリンで、同様の手口による娼婦連続猟奇殺人が起こる。
切り裂きジャック事件が百年の時を経て蘇り、そして完全解明される!
事件の百年後にまた同じような事件が起きたという設定で、独自の新解釈によって真相に迫る、という趣向の作品。
アクロバティックな推理にはびっくりでしたが、意外な動機が妙に納得できました。
案外、これが本当といわれても信じてしまうかもしれない。
血腥い陰惨な描写が多いのでちょっと辟易しましたが、それ以外は楽しんで読みました。
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切り裂きジャック事件をモチーフにした作品。というか、切り裂きジャックとはだれかを推理している作品かな。しかし、動機がね。なんだかスケールが小さいというか、「そんなことで?」と思ってしまった。島田作品の中では短めですぐに読めるが、まあまあ。
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1ネタで押し切った印象。
御手洗ものにしては「人生の悲哀」といった面があまり語られず、ちょっと残念。
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91年版の文庫で持っていたが、忘れて88年版のハードカバーを古本で入手…。また買わないように覚え書き。
内容に関しては再読してから改めて。
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以前からこの切り裂きジャック事件については自分なりの仮説を持っていましたが、
ドキュメンタリー番組やネット上の解説文で得た知識のみであったため、懐疑的でした。
この作品では作者が実際に現地へと足を運び、様々な資料を調べたうえで書かれた、
創作という名の一つの有力説です。
読み終えて自分の仮説に自信が持てたこともさることながら、メディアや民衆によって真実が覆われてしまうことがどんなに恐ろしいことか、身にしみた一冊でした。
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1988年の西ドイツ・ベルリンで続発する娼婦連続切り裂き殺人。その犯行は100年前のロンドンで起こった切り裂きジャック事件と酷似していた――。
犯人と思しき若い男が逮捕されるものの、警察を嘲笑うように真犯人を名乗る者からの手紙が新聞の一面トップを飾る。
差出人の名は「クリーン・ミステリ」。
1988年のベルリンと交互に描かれる1888年のロンドン。
深い霧の中に浮かび上がる瓦斯灯のひかり、ぬかるんだ道の両端に連なる貧民街、暗闇の裏小路に潜む娼婦たち。深くて重い夜の暗闇が眼や身体に纏わりついて離れない。
一体誰が『切り裂きジャック』だったのか。
一体誰が『ベルリンの切り裂き魔』なのか。
100年の時を越えて繰り返される殺人事件を巡るミステリ。
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切り裂きジャックの正体については、昔から色んな解釈がなされていますが、この作品での著者の諸説は説得力があり、なかなか面白かったです。
「娼婦の腹を切り裂く」という理由はやや拍子抜けしましたが、合理的にまとめるにはある程度は仕方がないかなと思いました。
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服部まゆみさんの「一八八八切り裂きジャック」がかなり面白くて、続けて切り裂きジャックモノが読みたくなりここは大御所に!と島田さんの切り裂きジャックを読ませて頂きました。
流石は島田さんだけあって、物語の完成度と説得力は素晴らしかったです。小説家の想像力はすごいなぁ、と感心しました。
が、やっぱりボリュームのせいか、ちょっと薄かったかな…。
綺麗にまとまりすぎてた感じでした。
というか、御手洗シリーズと読み終わって知りました。笑
それでやたら日本云々言ってたのですね。
一緒に居た東洋人は誰なんでしょうか。石岡君では無いだろうし…。
それを知ってから後半を読み返すとちょっとニヤリとしてしまいます。