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切り裂きジャックが100年後のベルリンに蘇ったかのような事件が起こるという話。
さすが島田先生。話の筋も面白くあっという間に読了。
100年前も現在のもこういう理由で切り裂いたんだと言われればそうかもしれない…と妙に納得してしまうような理由でした。
事件を解決に導いた『クリーン・ミステリ』なる人物はもしかしなくても彼ですよね?さすがでした。
切り裂きジャックの話ですので、人体破壊の場面が多くあります。
ある程度そういったものに慣れてる人は問題ないでしょうが、グロイのに抵抗がある人は気をつけた方がいいかもしれません。
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なろほどねぇ、確かにそんな説があってもいいじゃない?と思える内容でした。
同様の事件が100年後におきて、動機もほぼ一緒だったっちゅー話で、今回のはきちんと解決するわけですが、なんとも救いきれない結末で。
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DNA鑑定によりジャック・ザ・リッパ-の正体に迫る試みが行われ、正体が確定されたという報道も目にすることがあるが、作家的構想力でリッパ-の正体に迫る。
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島田荘司二冊目。期待してたのは『暗闇坂の人喰いの木』の方だったけどこっちの方が個人的に好きだった。
内容はとってもグロいので注意。
かつてのベルリンの様子などが描写から知れて勉強になった。
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「切り裂きジャック・百年の孤独」を読んで、どんな事件だったのか知ることができた。
事件が起きたのは1888年のロンドン。
娼婦ばかりが狙われ、わずか3ヶ月弱の間に猟奇的に殺害された。
犯人は捕まらず、いまも事件は解決に至っていない。
視点をまったく変えた新しい謎解きはおもしろかった。
意外な犯人像を島田さんは小説という形で読者に提示してくれた。
先入観が捜査の方向性を狂わせ、間違った思い込みが事件をますます複雑にしてしまった。
科学捜査などまったくない時代、状況だけで犯人にたどり着くことは難しかったのだろう。
ミステリー小説として、とても読み応えのある作品だった。
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あまりにも偶然が重なりすぎてるけど、なるほど切り裂きジャックの正体が女性で、かつ、無差別殺人でなく理由ある殺人だったからこそ5人で殺人がとまったというのは、とても納得いった。
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1888年に実際にロンドンで起きた切り裂きジャック事件。その100年後にベルリンでそっくりな事件が起きる・・・
切り裂きジャック事件をモチーフにした事件を描きつつ、現在も未解決のロンドンの切り裂きジャック事件の真相も推理するという、興味深い作品。動機や犯人像の仮説のひとつとして面白いと思いました。
冒頭でグロい表現がある(しかも、話とはほとんど関係ない!?)ので、そういったものが苦手な人はご注意ください。
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「切り裂きジャック」の真相を推理した本としても面白いが、純粋にミステリーとして面白い。
島田荘司さんは猟奇殺人の"猟奇"の部分に注目し、なぜそれが行われたのかの理由づけがとても上手い。
伏線がしっかりと仕込まれているのも良かったし、(初読では気づかないが)長さもちょうど良かった。
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島田荘司 切り裂きジャック百年の孤独
読み終わりました。
余り面白くなかった。
短編を伸ばしてしまった感じがします。
推理小説じゃなかった。