夜のピクニック(新潮文庫) みんなのレビュー
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懐かしく切なく
2019/09/21 20:22
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな高校生活とは真逆な学生でしたが結末が気になりドキドキしました。歩行祭みたいな行事がなくて良かった・・・あの頃でもこんなに歩けない。
切ない
2017/11/14 16:11
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投稿者:いとさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもたちにはなんの罪もないのに、多感な時期にこんな環境。とても切ない。
水戸一高の行事がモデルなのかな??
青春小説にしては
2017/10/23 16:12
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
青春小説にしてはちょっと重たいと感じる部分もありましたが、「歩行祭」というベースはまさに青春そのものだなと思います。
青春モノ
2017/08/29 22:08
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投稿者:がきんちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
直木賞受賞作家の作品ということで読むのが楽しみでした。
青春感だけでなく、しっかりと練られたプロットや
登場人物像などとても楽しく読むことが出来ました。
高校時代を思い出しました。
青春一気読み
2017/07/09 14:00
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投稿者:にそにそ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただ歩くだけの学校行事の中で渦巻く感情の描写にはとても疾走感があってハラハラして一気に読んでしまいます。
青春ドラマ的小説
2017/06/25 08:52
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さて、この『夜のピクニック』は賞を取った作品だけあって、とても面白かったです。他の作品にあった幻想的な「恩田ワールド」とも言うべき様な味わいはなく、ちょっと教育委員会推奨図書のような高校生らしい青春の一コマを描く小説でした。
全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事「歩行祭」の間の出来事が描かれているのですが、こういう行事でありがちな生徒たちの普段とは違う「濃密な時間」が生き生きと伝わってきます。主人公の甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するためにこの歩行祭に望みます。彼女ばかりでなく、いろんな子たちが歩きながらいろんなことを考えます。友人関係、家族関係、将来のこと、気になる異性とか、「なんだってこんな時間にこんなところ歩いているんだろう」と何度も自問したり、「誰がこんな歩くだけというばかばかしい行事を思いついたのか」とか。疲れすぎて段々ハイになっていく様子とかも面白いですね。それでも終わってしまうと、あっという間の出来事のように感じてきて、なぜか楽しかった思い出だけが残るとか。なんか、「青春だ~」という感じがしました。
みんな悩んで大人になる
2016/07/29 23:39
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投稿者:ぴーすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
青春時代の葛藤、それを取り巻く友情
そういったものがぎゅっと詰まった一作。
青春時代にこんなことがあった、
こんな話をよんだことがあった、
そんな既視感を覚える人も多いのでは・・
私の学校には夜通しの強歩行事はありませんでしたが、
どこかになつかしさを覚える作品だと思います。
すっと入ってきて、すとんと腑に落ちる。
そういう本でした。
夜のピクニック
2015/08/30 23:03
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投稿者:Carmilla - この投稿者のレビュー一覧を見る
星の数多ほどある「青春小説」の中でも、この本は最上位にランクされる作品の一つである。2006年に多部未華子主演で映画化されたので、それをご覧になった人も多いと思う。作者の母校は毎年、丸1日かけて歩く行事があるが、この小説はそれを舞台にしている。また映画では、実際に作者の母校である水戸第一高校でもロケが行われ、同行の生徒もエキストラで参加している。
何故この作品は多くのファンを獲得しているのか?主人公の生徒たちは内心ではいろんな葛藤を抱えているが、それをストレートに出す描写はあまり多くない。最大の眼目はヒロインと男子生徒の意外な関係だが、どんな関係なのかはネタバレになるからここでは触れない。
一読してわかることだが、ここで書かれているのは「美しい友情」「連帯」であり「いじめ」に代表される、陰湿でどろどろした人間関係が描かれることはない。作者は、よほど恵まれた高校生活を送ったのだろうということが垣間見えるが、こういう高校生活を送れる人間はごく一握りに過ぎない。管理人はどうですかって?それは聞かないでくださいよ。お察しください゜(゜´Д`゜)゜。
青春=葛藤???
2008/02/07 01:35
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:redhelink - この投稿者のレビュー一覧を見る
あなたの高校時代で印象に残っているのは何ですか?私は悪友と部活の時間に部室にこもって麻雀をしたり、レクレーション大会のときに某所で麻雀をしたり、センター試験1週間前に麻雀・・・以下略。やっていることはともかく、それぞれが懐古できる何かがあるのではないでしょうか。私は麻雀をしていたからこそ、勉強とも折り合いがつきましたし(?)、今でも悪友と遊ぶときはそれを介してお互い会わなかった時間を埋めています。
この本では登場人物である西脇融と甲田貴子にとって印象に残るであろう「夜間歩行」の出来事について書かれています。彼らは夜間歩行を通して、今までは決して交わることのなかった平行線が、ふとした気まぐれで交差するように・・・という表現がしっくりくるのではないでしょうか?(執筆時は『博士の愛した数式』を読んだ後でした。またそれだけではないことを後述します。)しかも、この本で主となる時間は24時間であり、その中で登場人物の思春期から大人への成長期に抱える悩みやもやもやを表現できているところが凄いです。
物語の進行役は夜間歩行です。ある地点まで歩いて帰ってくるのが今回のコース。設定としては修学旅行の代わりとのこと。実際に体験してみないとわかりませんが、これはこれでいい思い出になる行事だと素直に思います。そしてその進行役に導かれながら、プチミステリーの絡まった糸をほどいていくように話は進みます。恋の相談、自分の親族について、昨年の夜間歩行での奇怪な出来事などがそれにあたります。どれもが思春期を的確に捉えた描写で、思春期の葛藤などを描く作品が好きであることを最近自覚した私にとっては至極品でしたよ(笑)。
またこの話は西脇融と甲田貴子の二人の視点で描かれているので、話が違う方向から近づこうとしているのも面白い点ではないでしょうか。語り手が違うと話が多角的に読み取れるのは解釈が広がるので好きです。個人的にはお互いが抱いている相手への想いの描写が切なくて切なくて仕方なかったです・・・。
あえてしょっぱいなと感じたところをあげるなら、登場人物の一人の描写です。捉え方によっては物語のキーパーソンなのですが、あの描写はないだろう・・・と思う人が一人います。ん~登場人物のキャラ設定って難しいのだなと思った一瞬でもありました。
この本で本屋大賞は3冊目です。『夜のピクニック』、『博士の愛した数式』、『東京タワー』の順に個人的に読んでほしい年齢層があがっていると思いました。2冊目までで書いた書評で心配していたことはこの作品を読むことでひとまず安心しました(受賞した順番からわかる私へのツッコミはなしでw)。感動ものばかりではないということを確認できたことは私にとって大きなことでした。s
ザ・青春ハイキング
2019/04/21 13:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「夜のピクニック」というよりは「夜のザ・青春ハイキング真最中」という感じです。
62歳の私には、遠い昔の帰らぬ日々のお話しです。
もし、「夜のおじさん・おばさんたちのお散歩」という感じの本だと楽しめるのになぁ~!
いやいや、「北アルプスに挑む!おっさんたちの青春!」がもっと期待感アップするなぁ~!
この本は、是非、高校生に読んで戴きたい作品です。
中高年向きではありませんよ!
絵にかいたような青春
2007/09/17 14:49
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト館 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を楽しめる人は、
一位:モデルとなった高校の卒業生や関係者
二位:高校生と年が近い人
三位:もともと青春小説が好きな人
だと思います。
ひねた言い方をするようですが、
わたしはこのベスト3からははずれた読者であり、
評価は星みっつとなりました。
青春小説、というものの典型だと思います。
てくてく歩く話なので、
話のスピードも遅めだな、と感じたのですが、
ちょっと無駄な部分がおおい気がする。
同じような会話が続き、
電車の中で読みつづけられなかった。
個人的には、もっと短く、きりっとした話にまとめあげてほしかった。
これが本屋大賞かぁ・・・。
好きな人は確かに好きな話だと思う。
でも、わたしは大賞をあげられるほど好きになれませんでした。
おっさんになってから
2016/09/07 20:00
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投稿者:くまぜみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この青春小説を読んだ。自分の高校生を振り返って、何か寂しい思いを抱いた。
夜のピクニック
2024/11/02 17:43
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の学校でも夜のピクニックやっていました。
私は歩ききれずに途中でリタイアしましたが、歩ききっておけばよかった、といまさらになって思います。
恩田陸
2020/10/30 11:19
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投稿者:MILKy - この投稿者のレビュー一覧を見る
一日で読めた。多感な青春もの。はるか遠い昔のほろ苦い青春を思い出した、正しくは高校なんてほぼ青春無く過ぎたけど。。私も高校は色恋ほぼ無くきたけど当時毎日のように電話してたあの子は今どうしてるかなって思う。あの頃って友達とのなんぞやが日々生活の多くを占める。懐かしく。変なところでモヤモヤとしたり。修学旅行トカもそうだけど、その手のイベントって気が大きくなったりして、普段デキないことができたりするね
20200426
2010.10.20
2015/02/15 01:09
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投稿者:たまき - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校のイベントで夜中に歩き続けると言う、青春もの