- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |
続編希望
2021/03/04 06:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
読み終わった後にまずは一言・・・
「続きは?」です。
民俗学的な色合いをベースに
秘祭とかマレビトとかヒルコとか
土着信仰とか漂着神信仰とかてんこ盛りです
海神たる朔弥を花嫁にするために仕込む(調教)する・・・
作者さんの調教ものは趣向にあうのでその点は満足度高いです。
「花挿し」って言葉にも萌える。
ただすごい色々いい具合に盛っているのですが
このてんこ盛りとなったものをすべて回収しないまま・・・
駆け抜けてしまった感が。
朔弥が玉藻に惹かれていく気持ちは伝わってきましたし
衾をかけて隣で寝るシーンとかも良かったので
二人に関してはまあ問題なかったのですが
その他ちりばめられたものが・・・
朔弥の赤くなる瞳とか、
玉藻の血筋というか家庭環境
そもそも玉藻の名前も気になる(妖狐の美女!)
島の女性たちの顔(これは単なる近親婚のせい?)
マレビトどうなったとかもやっとしたまま。
実は教授も一枚噛んでいるのではないかというほのかな疑い。
ぜひ後書きでもあるように設定や伏線を
回収する続編を期待します。
そうそう、奈良さんの挿絵の細かいところに蛇モチーフが
ちりばめられていてにょろ好きとしてはもう悶えどろ満載。
表紙の朔弥の帯とか、花嫁のシーンとか悶えました。
さらにいうなら朔弥自身が蛇っぽい感じなので余計。
2014年が初版ですが、
続編期待したいなぁ・・・
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |