アリス・イン・ザ・ミラー?
2024/07/11 04:39
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投稿者:たこい - この投稿者のレビュー一覧を見る
いかにもマンガな絵柄と対照的に、描かれるシチュエーションは生々しく苦痛感を感じさせる。
知性と疑似知性の差、という哲学的な命題にも「曲がったことが嫌い」という一貫性で対峙する蔵六じいちゃんがただものでない。
しかし、秘密機関に属する同士、相手の能力を探り合いながら戦う超能力バトルとしては『ジョジョ』とか『ブギーポップ』っぽい面もあるように感じた。
「…なぁこれあかない、あけろ」
2017/09/21 12:53
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
いいねぇ、由緒正しい頑固じいさんってのは。蔵六が話すことはまっすぐで正しい。それが通じない現在なんだろうなぁ、だから気持ちよく聞こえる。ここまでは、ほぼアニメといっしょ、一条のメイド姿はこれっきりか?
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投稿者:ボリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
アリスの夢の正体と紗名の秘密がわかってきた。
研究所とは別の組織のアリスの夢達が攫われた紗名を救うために戦う。アリスの夢達が持つ力はユニークで面白いけど、毛むくじゃらな腕はちょっと怖いかな…
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蔵六に「うおおおっ!」となり
一条さんに「うおおおおおおっ!!」となり
千佳ちゃんに「うひょーっ!!」となった。
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自分が何者かなんて誰にもわからない。それを決めるとしたら自分以外の大切な誰かである。少女の自分自身への恐怖と暖かい救いが描かれた第2巻でした。
人間誰しも不完全。紗名の特異性は1巻から描かれており、その異端な能力はどことなくファンタジーを匂わせ、暴力の類を退けていました。しかし、今巻では純然たる非道にそのファンタジーが侵食されており、どことなく現実に引き戻されました。少女の悲痛の涙というものはどの媒体、作品で見ても心にくるものがあります。そんな少女の涙を拭うのは年の功と言わんばかりの蔵六じいさんの言葉。人間誰しも不完全だからこそ寄り添って生きている。こんな当たり前の言葉は昨今若い主人公が知った風な顔で言うのが当たり前な感じになりましたが、やはり人生を知って家族と自分以外の人々に誠実に付き合ってきた男の言葉は伝わり方が違います。表紙のように優しく少女を包み込むお爺さんの図は心が暖かくなりますなぁ。不完全な人間だからこそ家族を作って、心穏やかに過ごす。家族っていいですねやっぱり。
トランプの可能性や目覚めるきっかけそれに伴う組織の背景など設定が深くなってきた第2巻ですが、3巻では紗名たちの家族としての暮らしが描かれるんでしょう。ほんわかした雰囲気のなかに人間の悪意みたいなものをしっかり描く今井先生ですから、家族もの一辺倒にもならなさそうですし、実に楽しみです。
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紗名の正体。能力『アリスの夢』。紗名を取り巻く思惑。
急激な展開と世界観の説明、そんな中で蔵六が言い続けてきた「おれはな、曲がったことが大嫌いなんだ」が強く心に響いた。上手い。
終巻でも構わないくらいすごくキレイに完結しているけど、まだ続くようだ。一章の終わりだろうか。
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前巻あんなにわかりにくかったのに、サナの立ち位置が明確になったおかげで急に親しみが湧いた。蔵六との関係もとっても好き
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超能力バトルきたー!という展開。まさかこうなるとは。もう少し日常ものかと思っていたが。しかしその初戦が女性同士のバトルというのもなんだか珍しい気がするし、ミニ―Cも一条もどちらもカッコよい。一条の能力とてもチャーミング。
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「研究所」から脱走して、初めて「外の世界」を知った少女・紗名。彼女は「想像したものをすべて現実に出現させることができる」万能な超能力の持ち主。しかし幼くて未熟なため、能力を使いこなすことができていない。途方にくれていた彼女が出会ったのは、由緒正しい日本の頑固じいさん・蔵六。超能力も何も関係なく「悪いことは悪い」と真正面から説教してくる蔵六との出会いが、紗名の運命を、そしてこの世界の運命をも大きく変えていくことになる…。強大な能力者「ミニーC」の登場で紗名は窮地に。様々な組織の思惑が交錯する中、ギリギリの状況で紗名と蔵六が選んだ道とは――。「泣ける!!」と大反響のSFファンタジー、待望の第2巻。(Amazon紹介より)