シェイクスピアの4大悲劇
2024/12/31 21:14
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投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
復讐がテーマの本作。
狂気を装っているハムレットであるが、父王の亡霊に最初に対峙する場面では既に冷静さを欠いていたように思うし、宰相や学友達への仕打ちも常軌を逸していた。
その一方で時折冷静に物事を見ている節もあったり、ハムレットが狂気を装っているのか、本当に狂っているのか正直分からなかった。
巻き込まれた人々は不憫だし、終盤でバタバタと主要人物たちが斃れていく様子はまさに悲劇。
ハムレットの復讐劇により、結果的に父王が降した他国の支配下になってしまうのが何ともいえない。
実行力のない王子さま
2020/05/22 08:03
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
悩める王子・ハムレットが何とも焦れったいです。優柔不断な彼に振り回される、オフィーリアが浮かばれません。
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(1976.08.11読了)(1976.03.21購入)
(「BOOK」データベースより)
城に現われた父王の亡霊から、その死因が叔父の計略によるものであるという事実を告げられたデンマークの王子ハムレットは、固い復讐を誓う。道徳的で内向的な彼は、日夜狂気を装い懐疑の憂悶に悩みつつ、ついに復讐を遂げるが自らも毒刃に倒れる―。恋人の変貌に狂死する美しいオフィーリアとの悲恋を織りこみ、数々の名セリフを残したシェイクスピア悲劇の最高傑作である。
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悲しみというやつは、いつもひとりではやってこない。かならず、あとから束になって押しよせてくるものだ。
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☆関連図書(既読)
「マクベス」シェイクスピア著・福田恒存訳、新潮文庫、1969.08.30
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実際に舞台を観たことがあるシェイクスピア作品はこれだけ。だからかなり好き。レイアティーズって実は何気に調子いいこと抜かしてるように思うが、誰かツッコめ。
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世界中で数限りなく上演され、ここから派生した戯曲も数多い。
研究本も数知れず。
色あせない魅力があるのです。
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あ、面白い?これ面白いです。当人たちにとっては悲劇でも、外側から見ている人間からすれば喜劇ですよね。狂ったオフィーリアが歌いながら河へ沈んでいくシーンが好きです。
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今まで読んだ作品の中ではハムレットが一番好き。ヴェニスの商人やマクベスにも愛着があるが読み返したくなるのはハムレット。緊密な構成を持ち、ある程度まで理解できる前者二つの作品に比べ(マクベスは短い割りに濃いけど)、ハムレットは謎が謎を呼ぶといった感じで、どう捉えてよいかわからないことが多い。で、わからないなりに、いろいろ考えてみるのが楽しい。まあ、基本的に、わからない作品が好きなのだ。
あと、オフィーリアの暴走っぷりも好きだ。
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シェイクスピアのハムレットなんていうと、シェイクスピア〜〜?小難しいのはちょっと〜なんて思う人がとても多そうですが、読んでみてそんな事はちっともなかったです。
なにせ、その時代、ドラマ、映画のような位置づけの大衆娯楽なんですから、非常にエンターテイメントしています。
最初は台本のような書き方に読みづらさを感じましたが、読み始めたら、先が気になって、読むのをやめられませんでした。
特に有名な一文to be,or not to be〜から続くハムレットの名台詞は、初めて読んだ時とても共感しました。
(暗い子でスミマセン)
時代が移り変わっても、これだけ心に響く、文を書けるっていうのは本当に凄いことだと思います。
どこかに、普遍の真実があるから、いつまでも色褪せないんでしょうね。
ちなみに、本で読むのはかったるいけど、内容は知りたい人にはローレンス・オリビエが主演した映画のハムレットがオススメです。
非常に有名な作品なので、レンタルショップの古典あたりにあると思います。
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大学の授業で課題に出たのを理由に買い、初めて詳しい内容を知りました。
名作と言われるだけあり、なかなか惹きこまれるストーリーです。
ただ、元が脚本だっただけに、普通の小説とは違う書き方なので、苦手な人と好きな人の落差が大きいと思います。
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もはや有名すぎるほどの典型的な古典ですが、けっこうわかりやすくて簡潔。
福田訳は読みやすい気がする。
ストレートプレイで公演したい。
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名言は多いがムダにごちゃごちゃセリフが長い割に、オフィーリアの悲劇とか割合アッサリで、ちょっと微妙。シェイクスピアの原作は実際もっと短かったらしいが、うなづける。07/1/10
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「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。―」王子ハムレットは父王を毒殺された。犯人である叔父は、現在王位につき、殺人を共謀した母は、その妻におさまった。ハムレットは父の亡霊に導かれ、復讐をとげるため、気の触れたふりをしてその時をうかがうが…。四大悲劇のひとつである、シェイクスピアの不朽の名作。ハムレット研究の若き気鋭が、古典の持つリズムと日本語にこだわり抜いた、読み易く、かつ格調高い、画期的新訳完全版。(amazonより抜粋)
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「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。―」王子ハムレットは父王を毒殺された。犯人である叔父は、現在王位につき、殺人を共謀した母は、その妻におさまった。ハムレットは父の亡霊に導かれ、復讐をとげるため、気の触れたふりをしてその時をうかがうが…。四大悲劇のひとつである、シェイクスピアの不朽の名作
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初めて読んだシェイクスピア
思ったより読みやすかった!次は真夏の夜の夢とか読んでみたいな〜
舞台も見てみたくなった☆
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「To be or not to be.That is a question.」で有名な、シェークスピア四大悲劇の一つである「ハムレット」。
運命の車輪を回すのは、デンマーク王子ハムレット。
亡き父王の亡霊から、叔父であり現デンマーク王に謀殺されたことをハムレットは告げられる。
固く復讐を誓うハムレットは、狂気を装いつつ復讐を遂げようとするのだが……。
復讐に執着するハムレットを中心に、多くの人々の運命が狂々回り始める。
物語の最後は流石は四大悲劇。物凄い結末を迎えます。
ハムレットの独白がとても良いカンジ。
台詞の裏に含まれた意味がとても深い。
きっと原文だったらもっと細かい色々なニュアンスが含まれているんだろうなぁ。
ところで、果たしてハムレットは本当に狂気を装っていただけなのか?
本当にどこか狂気に侵されてはいなかったか?
終盤に進むにつれ、そんな風に感じました。
またゆっくり読み直そう。
海外文学は新潮文庫なワタクシ。
表紙の挿絵が素敵過ぎてたまりません。
オフィーリア:本当に短うございますこと。
ハムレット:女の恋のように。