見つかりましたよ。
2019/12/12 15:09
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投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本好きには納得の一冊です。
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々本好きなので、題名に惹かれましたが、ミステリーなのですね。
現実にある本をイメージして、発売前の本を楽しむ感じに浸りたいです。
本に纏わるミステリー要素とハートフルストーリー
2023/04/02 10:59
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投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は2章に分かれています。前半章の冒頭はなかなかのインパクトがありました。冒頭の謎の答えは私には割と意外で、楽しめました。
後半章は結末がやや消化不良でした。それは手紙についてです。手紙の内容がどんなものだったか、そしてビトさんがどの様なリアクションをとるかを見届けたかったです。
両章ともストーリー展開のテンポが良く、読み手を飽きさせない起伏が良かったと思います。
自分が中学生の頃を思い出しました
2023/10/19 14:26
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本が好きで、色々読んでワクワクしていた頃を思い出し、懐かしくなるお話でした。
前半の章、作家さんと出会うストーリーで、書店員さんとの絡みがとても楽しかったです。
後半の章は、すれ違いの感情や手紙の内容などがハッキリせず、わだかまりが残りました。
全体的には頑張る中学生が良かったです。
幸せな気分になります
2019/02/24 09:51
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投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋に行くとまずゲームの攻略本読む子いるよねぇとか、こっちが何かやろうとはりきっているのに周りがなかなかのってきてくれないときとか、あるよねぇとか、細かいエピソードに共感しているうちにハマっていき、途中から、「わ~、幸せだなぁ~」という気分になる。若い子たちが動くからこそ開けていく暖かい世界。こんな子ども時代を過ごせたら、幸せだなって思う。
図書館の司書さんとか、本屋さんとか、本好きの人とかにしてみれば、ある意味、理想的な世界かもしれない。でも、本好きでないひとが読んでも楽しめると思う。というのも、この本に描かれているのは本そのものというより、本を媒介にしてうまれる、人との縁のほうだから。最後、なんだか怒ってばかりみたいな主人公の野々香が、ひとつ成長した姿が見られて、ホロっときた。
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ミステリーですが、推理劇ではなくて主人公である中学生たちが体当たりで解き明かしていく感じ。幼少期から読書に耽溺していた人にとっては、感じるところの多い作品だと思う。自分は中学生の頃には何を読んでいたのか、思い出しながら読み進めました。
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中学生向けの本の話。本はひとりで読んで楽しむものだけど、その本からいろいろな人との繋がりが生まれてくるのって、とても素敵なこと。本にまつわる話は大崎梢さん!流石だな、と思います!
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書店勤務の経歴を持つ著者の本がらみの話、大好きです。成風堂書店シリーズのような大人の話も楽しければ、本作のような子どもの話も和めます。
本をこよなく愛する中学生・野々香、その天敵だけど同じぐらい本を愛している秀臣、野々香と秀臣が大ファンの作家を叔父に持つ浩一の奮闘とささやかなミステリー。彼女たちが町の書店に持ち込む企画は盛り上がること間違いなし。大人向け子ども向けと、大人が決めてしまいがち。子どもだった頃の気持ちをなぜ忘れてしまうのか。
本の味わい方はいろいろ。世の中の本屋さん、どこもなくなりませんように。
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本のことが大好きな中学生の話。
一番好きな本を他人に紹介するのを躊躇うところなんかは自分と同じ。まさに本好きの人にしか書けない作品だと思います。
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発売前の本を見つけたことから始まるミステリー。対象年齢が低そうだな、と思ったら、中学生向けの新聞に連載されていたんですね、納得。自分の好きな本、またはジャンルを人に話すのって勇気いります。なんか照れるし、説明の仕方でその魅力が損なわれたらいやだし、けなされたりしたら頭にくるし。本好きあるあるが詰まっていました。荒木先生と青山さんはその後どうなるのかな。他のシリーズにでもひょっこり顔出してくれないかな。
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私のすごく好きな本なの。イチオシするとしたら、これだと思って。
誰でも自分が本当に好きな本を紹介できるわけじゃない、それでも誰かにこの本を知ってもらいたい。読む時は1人でも分かち合う時は1人じゃない。
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本屋さんで働く青山さん。作家の新木真琴さん。そして、主人公の野々香は人と人の心を繋ぐことの大切さをストーリーの中で展開してゆく。サン・テグジェペリの「人間の土地」の中で、職業の偉大さは人と人を親和させる点にあると言ったことを思い出した。
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主人公が中学2年生の女子とあって、平易な文体で書かれていて読みやすい。内容もわかりやすいため、小中学生にもおすすめ。読書好きの人も、そうでない人も一読してほしい本。読後の爽快感がある。
一冊の本を中心に、様々な人と関わることで輪ができ、そしてその関わりはもっと大きな輪になっていく。本文はあまりにテンポよく進んでいくため、大人が読むと「世の中そう簡単に事は進まないよ」と思ってしまうが、本を通じて誰かと繋がるということを実感できる。また、「本は、その人の一番やわらかな部分と結びついている。傷つきやすい無防備な部分だ。弱味であるのかもしれない。隠しているのが一番安全。」(P.102)など、思わず「うーん」と唸ってしまいそうだよなと思ってしまうフレーズが散りばめられているのが、読書好きにはたまらない。
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中学生の時のまっすぐで、痒い感情を思い出しました。
読んでる本は、今でも友達にはオススメしにくかったりします(笑)
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小学生の高学年、中学生向け。どちらかというと女子向けだと思う。(もちろん男子でも楽しめる)
作品に漂うフワッとした感じがいいです。