専門家による子どもの敏感気質の考え方とその活かし方を説いた書です!
2019/01/18 12:56
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、敏感気質を専門とする臨床医師によって書かれた子どもの敏感気質についての親の捉え方とその活かし方を分かり易く解説した書です。同書では、敏感な子どもは、それが一つの才能でもあると強調されています。敏感なので、小さなことに気をつかい、傷つきやすいということはあるかもしれませんが、感受性が豊かで気持ちがやさしいという良い面もあるのです。こうした子どもに対する接し方、対処の仕方を教えてくれる一冊です。
HSCとの関わり方
2017/12/26 22:41
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
HSCって初めて知った。
HSCとの関わり方が書かれた本。
いろいろあるものだなー。
こどもと親はどの親子でもやはり信頼関係が必要だと思う。
4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近はなんでもかんでも「敏感気質なので多めに見てやって」という風潮のような気がします……HSCの子の親もHSCだったりすることも多いんじゃないのかなあ。
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HSP、HSCともに初めて知りました。
つい先ほど読んだ発達障害についての本とは全然違う。あたたかい。こんなことってあるんやなあ。
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HSP・HSCについてNHKで取り上げられており、興味を抱いて本書をとった。科学的な説明でない部分もあるが、精神医学の難しさによるものだと感じた。子どもや学生、または他者の理解において、一読しておくと良いと感じた。
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感覚過敏というものがかつて考えられていた以上に深刻であり、大変なダメージや生きにくさに繋がるのだということが明らかになるにつれ、感覚に関する情報も増え書籍も多く出版されるようになった。
本書は"数少ないHSPの臨床医(著者紹介より)"である児童精神科医だそうで、「生まれつき敏感すぎる」子どもや大人の診断治療を行っているとのこと。
わざわざHSP(HSC:HSPを持つ子どもの意!という"診断名(正式な医学的診断名なのかこれ?)"、というか概念を編み出したのはアメリカの心理学者だそうだけれども、これを独立した疾患のように扱わないといけない理由はいまひとつわからない。
読んでいくと「発達障害(神経発達症)との鑑別」みたいな話がよく出てくる。ざっくり言えば「過敏すぎるけど発達障害じゃない子どもや大人がいる」ということのよう(発達障害とHSPの"重複"についても触れられてるけど、本文中に「自閉スペクトラム症から来る敏感さとHSPから来る敏感さが合わさって」みたいら表現が出てくるのがよくわからない。どうやって区別すんのかな?)。
最初の方はオーソドックスな精神医学の枠組みから大きく外れることはあまりなく、HSPとは/発達障害とほなんぞや、ふたつの状態はどう違うのか、といったことが書かれている。
ところが途中から「精神世界」「超感覚」「霊感」「胎内記憶」みたいなタームが頻出するようになり、出てくる事例も「他者の感情を取り込んでしまう」「人の過去世が見える」「地震予知ができる」なんて記述ががががか
感想で「精神医学の奥深さ」的なことをお書きの方がおられるけどこれ、全然精神医学じゃないです。オカルトの世界です。
著者の先生はこれらの"超感覚"的なものをサヴァンや共感覚と同種のものだとお書きだけれども、それはいくらなんでも飛躍しすぎなのではないか。
また「これは科学的ではないが、科学で解明されていないものはたくさんある」ともお書きで、医学の話からは逸脱していることにも自覚的ではおられるようだ。
他にも愛着障害や親子カウンセリングについてなど、突っ込みたくなるところは満載なのだが頑張って読みましたよ。
〈結論〉精神医学の範疇に入る内容に関しては比較的オーソドックスな記述になっています(なので☆2)。
が、精神医学や発達障害児者の感覚過敏についてであれば網羅的かつ現実的、臨床的により役立つ書籍はいくらでもあると思います。「私は人よりすごく感性が鋭いし霊感もあるし予知もできるし、人の感情が読めてしまう。共感性がありすぎるくらいあるのに感覚過敏だからと自閉スペクトラム症と言われた()」といった状況でASDを否定したい方は読むといいと思います。きっと勇気づけてくれるでしょう。
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自分が子供の頃とだぶることが多々あった
そして娘もHSCというのがわかった。
凸凹をなくすのではなく、凸を伸ばそうというのをまずやってみようと思いました。
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子供の頃は生きづらさを言葉で説明するのは難しい。如何に大人が気づき生育でサポートするかでその後の生きやすさに違いがでる。
敏感さを敏感力、繊細力のポジティブなそのこの特性として捉えるか
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◆子どもの敏感さに困ったら読む本ー児童精神科医が教えるHSCとの関わり方ー 長沼睦雄
2/3読了 ということにしておく 実践例はちゃんと読めていない
HSP・HSCという言葉を知ったのは半年以上前。
それから教育実習もあって、人間の様々な特徴についてもっと知るべきだなと思っていた。自分のことも含めて。
私はこの本を読んで悲しくなったけど気づけてよかったことがたくさんあった。
それは自分をはじめて客観的に見れたからだとなんとなく思っていて、過去は変えられないけど目の前の様々な子どもと向き合うことが、過去の自分に向き合って救ってあげる(浄化に近い)ことにもなるかも、と思えたからだと思う。
この本で取り上げられてる「子育て」と教育は異なる営みだけど、
過去にさかのぼって人生をやり直すことはできなくても、
「子育てを通じて、自分の過去の心の傷や痛みに向き合い、自己主張できなかった自分の弱さを認め、許し、受け入れる機会が与えられていると考えてみるのもいいと思います。」
この言葉は私に、私は子どもたちに教え、子どもたちを育てていく中で、自分の過去と向き合ってもいいんだろうか、とメモさせるくらいの威力がありました笑
私は自分の進んでる方向が自分にあってるのか分からなくなることが多いけど、そんな自分に少しだけ希望を与えてくれる本だった。
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花火の音を怖がるという友人の子供の悩みをきっかけに手に取った本です。
周りにもいるし、自分自身にも当てはまる部分もあることに気づき、HSPを知る入口としてはとてもわかりやすかったと思います。
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敏感っ子には、より良い環境を与え、人とのマッチングも大切であることを改めて感じた。
また負の感情をきちんと吐き出させる。敏感っ子は理解されることを求めているので、こちらも共感することを大切にする。
芸術肌の子が多いと言うのも納得ができる。
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HSCの特徴を理解して受け止めてあげることが大事。
ついイライラして突き放したりしてしまうけど、理由を聞いてもっと向き合わなくてはと反省。
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全体を通して読みやすかった。
子どものことを想って手に取った本だったけれど、実は自分がHSPかもしれないと思った。
子どもは自分の内面を表しているから、自分の親との関わり方を見直すというのは、何となくこの本を読む前から分かってはいたけれど、やさしく諭されて腑におちた。そんな気持ち。