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色々な出来事が盛りだくさんで、でもうまい具合にことが展開してゆき、とりあえずのところまで一気に終結したという感じ。
今回も遊圭がストレートに反応しすぎて見ていてハラハラしたけれど、とにかく無事に乗り越えられて良かったね〜
一方、物語の中であまり良い捉え方をされない玄月だけど、彼は思慮深い(狡猾ともいうけど)ので登場しただけでこちらの安心感が違う。普通にめちゃくちゃ助けてくれてるし、遊圭もっと素直に頼れよ!!
最後、やっとお互いの気持ちが近づいたかな…?と思ったところでお別れなのは寂しい。
なんだかんだ言いながらも、3冊目まで読み進めて愛着も湧いてきたこの世界。ここまでを見届けられて良かった。
この先も新章という形で続きがあるみたい。
遊圭はどうなっているかな?
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前作ほどはさくさく読めず。何はともあれ後宮脱出おめでとう!後宮編、完。次は幻宮編。主人公、遊圭じゃない人がいいなぁ。
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ライトノベルやキャラクター文芸寄りの作品かと思って読み始めたので、しっかりした舞台設定、衣装や小物、薬草など、作者の知識やそれを生かす筆力に驚きました。
主人公の少年が女装、ということでそわっとしたのが手に取るきっかけでしたが、上記の理由やお話の面白さ、登場人物たちの魅力に夢中になって読みました。
今巻の、女性蔑視、女性は男性と同じように学ぶことができない、という世界規模で見れば未だ時代遅れでもないテーマに立ち向かう主人公たちに感動しました。
どちらも家のため生き延びるために、女装をすることになった少年遊圭と、宦官になった玄月。生物学的には男性でありながら、社会的には男性であることを赦されないふたりが、女性の平等な権利のために奮闘する、という図が面白いです。
ふたりとも頭の良い人物だし、とくに遊圭の傍には胡娘がいたので、もともと差別思想はそこまで強くなさそうですが、「男性」という身分を剥奪されたことで初めて見えた現実、理不尽や暴力などを体験して、考えを改めたり、思いを強くしたりしたこともたくさんあったのだろうな、などと想像してしまいました。
明々と遊圭も可愛くて好きなのですが、胡娘さんと遊圭の絆がとても好きです。玄月と陽元の関係性も、萌えと悲しみの渦巻く感じで良かったです。何より、遊圭と玄月がどうにか和解できる未来がくるように、と頁を閉じました。
新章を読むのが楽しみです。
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著者のツイートで発売だったことを確認し、ガマンできずに紙版を購入しに新瑞橋イオンまで歩いた(苦笑)。面白かった!
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陽元の成長が素晴らしい!
玄月の冷静沈着ぶりが健在なのも楽しいけど、それ以上に陽元の存在感がよかったなー。こんな皇帝なら付いていきたい…と思える人になりました。
大きな問題を残しての完結?
今後の展開を想像しつつ、次の章を読むまで間を開けるのもいいかな。
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外戚族滅法を廃止するために、医政試験に女性が受かってみせると大きな賭けを陽元に持ち出したけれど、一緒に受ける子が駆け落ちしたり妨害を受けたりと一筋縄ではいかず。
明々と一旦別れてしまうのは悲しいですが、自由を満喫してほしいです。
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少し読み慣れてきて、前よりはスピードアップ出来たかな。
麗華の健気さが切なかった。
どこまで利用されても変わらない思いを持ち続ける麗華は本当の強さを手に入れたのかな。
初めて登場した時とは比べ物にならない強さをもっていて、一番の成長を感じた。
幸せになってほしいなぁ。
明々が出番減っちゃったけど、遊圭とはどうなんだろう。やっぱり弟みたい…?
ようやく後宮編も終わったけど、遊圭がどうなるか気になるから次も読もう!
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後宮編完結。とりあえず無事に星少年は後宮から出ることができ一見落着。色々とツッコミどころもあるが、これで挿絵があればラノベになるんだろう。つくづくラノベと普通の小説の境界線が不明瞭になりつつあると感じる。どっちでもよかろうとは思うが。
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大団円にして盛り上げることなく,淡々とラストまで描かれる.つまり,後宮という世界を描くのではなく,あくまで遊圭という主人公の人生を描くのだ,という意思が読み取れる.土俵を考えるとライトノベル的な筆致にもできようが,それを回避し重くもなく,しかし軽くもない筆致で淡々と譚としてまとめられ,読み心地がよい.
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後宮編終了
いろんな人に性別ばれてたし、後宮卒業は理に適ってる。
ここまできてもまだ玄月さんの本音とか本性がよくわからないのでこれからグッとはいってほしいな。
2020.1.5
8
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ジンファ国シリーズ第3弾。
今回の巻で大分話が動いて、続滅法が禁止されたり、女医生が誕生したりと新たな展開があった。
ただ、ストーリ展開的に無理あるんじゃない?
それ詰め甘くない??
と、ちょっと思ってしまう所もあるけれど、それでもどうなるのか気になって最後までは読み通せる。
それぞれ出てくる登場人物の心理まであまり詳しくは書かれてなかったけど、今回の巻で少しずつ玄月の過去等が分かってきて、そうなると感情移入もしやすくなるから次巻に期待したい。
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麗華の成長というか変化がすごく胸にきました。
彼女の今までを考えると報われて欲しいなぁ。
陽元にずっとモヤッとしながら読んでいましたが今回で少しその気持ちが薄まったような?
後宮から去ることになり自分の道を歩むことになる遊圭。どんな将来が待っているのかな。
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3巻まで一気に読んでしまった。
皇太后の陰謀を暴き、ますますその存在感を高めてしまった遊圭。
帝の妃となるのを回避するため、女官が医師試験を突破することを約束してしまう。
ついでに悲願である族滅法の撤廃を願うのだが…。
冒頭から死にかけているし皇太后側の残党から狙われ大変な目に遭うが、後宮編は完結。
族滅法により後ろ盾を持たない皇帝夫妻はいざという時にその地盤が弱い。
また、外戚を排除しても取って変わる者たちは現れる。
族滅法を撤廃したことにより皇后の危険も増すだろう。
遊圭と玄月は後宮の外と内から皇帝夫妻を支える柱となるのだろうか。
もしかしたら対立する未来が来るのかもしれない。
最後に「星公子伝」とあったが、後世の読み物になるのだろうか。
だとしたら遊圭は歴史に名を残すことになるのだろう。
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図書館で。後宮編終了。
個人的には彼が宮城から出て冒険しなくても良いんじゃないの?と思ったりもしましたがそうじゃないとお話にならないのかなぁ。
日本からの留学生っぽい書かれ方の人が実は…ってのも面白かったです。良い人ばかりとは限らないもんな、うん。
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シリーズ第3弾。後宮篇終了。
1年半余りのうちに、一族が殉死させられ、一人逃れたものの、身を隠すために後宮へ。
あれよあれよと出世し、とうとう族滅法までなくすことに成功。
ちょっと上手くいきすぎな感も否めないが、遊圭が女装でごまかせるのも限界だったのだろう。
族滅法がなくなったとしても、星家の生き残りということを公にすることができるのだろうか。
次巻以降、後宮篇での人々との絡みがどうなるのか。