この本を読むきっかけ
2019/06/30 16:01
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投稿者:ルリラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
偶然この映画の撮影現場に遭遇したことがきっかけで私はこの本を読みました。その前はこの本の題名くらいしか知りませんでした。この本はお金の使い方がわからなくなった主人公がその答えを探す話でとっても面白かったです。
お金は人の本質をあらわにする
2018/05/02 10:59
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投稿者:sacchibi - この投稿者のレビュー一覧を見る
さらりと読み終えることができる。
主人公 一男は、兄弟が作った借金を肩代わりしたために
妻子とは別居昼は図書館司書、晩はパン工場で働いている。
ある日、福引でもらった宝くじが当選し、3億円を手にする。
高額金を手にして、いったいどうすればいいのか。
大学時代の親友 九十九に相談に行くが
九十九は三億を持って消えてしまう。
登場人物が章のタイトルになっていて、
ネーミングがすべて数字という面白さを感じた。
お金ってなんだろう、最後にどんな答えがあるのだろうと思って読み進める。
持ちすぎて持て余すような人生にはならない気がしているが、
持て余す人生は幸せなんだろうか。
お金はないよりあった方がいいと思う。
でも登場人物は、お金で幸せにはなれていないように感じた。
可もなく不可もなく面白く読めた。
映像化にも期待したい。
★は3.5に近い4とした。
金持ちになると破滅する?
2018/06/18 10:53
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投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
川村元気氏の本は、基本的に好きなのだが・・・。
この手の話は、どうして、「金持ちになると、不幸になる」という法則から抜け出せないのだろう?
「幸せは金では買えない」とか「お金があっても幸せとは限らない」とか、そういう正論はわかるが、物語としては、手垢がつきすぎていると感じる。
「金持ちになって、こんな金の使い方をしたら幸せになった」みたいな方が、より希望が持てるような気がするのだが・・・。
まあそんな感じで、ストーリー展開は読めてしまうが、さらっと読めて、面白いことは面白い。
お金というものについて考えさせられる
2019/01/13 14:25
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投稿者:むーみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
お金というものについて考えさせられます。この本では持っていると不幸になる的な考え寄り。本人が変わらなくても周りが変わる、という感じです。
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
お金と幸せについて一度考えてみるのもいい。
この本をきっかけに。
でもやはりお金欲しいわあ。
浪費でも今が楽しければいい(笑)。
もっとふざけた話の方が好き。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
お金を持っているだけが幸せではないですが、お金持ちでも幸せな人間関係築いて幸せに暮らしている人いっぱいいるよな。
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【映画化決定! 本屋大賞ノミネート作品、ついに文庫化】宝くじが当選し、突如大金を手にした一男だが、三億円と共に親友が失踪。「お金と幸せの答え」を求めて、一男の旅がはじまる!
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可もなく不可もなく。映画の方が楽しめるかも。
あらすじ(背表紙より)
「お金と幸せの答えを教えてあげよう」。宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は、大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ビル・ゲイツ。数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男のお金をめぐる三十日間の冒険が始まる。
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2018026
突然、3億円が手に入った男のお話。
お金は手段であって、目的ではないと言うけど、お金があれば、悩みの半分は解決するのかなと思ってしまう。対人関係が苦手だけど、お金があれば働かなくても生きていけるという選択肢もあると思う。生きていく上で大部分のプロセスはお金を稼ぐことにあるような気がします。
最近流行りのビットコイン、株式投資。ひとの欲望を増幅させる役目を果たすのが現金。
それでも所詮、ひとが作ったシステムでしかない。たかが現金。されど現金。
チャップリンの人生に必要なもの。それは勇気と創造力と、ほんの少しのお金さ。
ほんの少しのお金に振り回されるひとと、振り回されないひとの差ってなんでしょう。
個人的には、健康と時間が人生の資産だと思う。
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大倉一男は借金返済の為に昼は図書館司書として働き、夜はパン工場のベルトコンベアの前に立つ。 「貨幣とは、奴隷制度の新しい形だ」トルストイ 「お金は鋳造された自由である」ドストエフスキー 「人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ。」チャーリー・チャップリン 「学ぶ」の語源は「真似る」 九十九つくも 落語研究会 かみがた上方落語 こうざ高座に上がるとまるで別人のように明瞭になった 寿限無 モロッコの古都マラケシュへ旅へ出た 福沢諭吉『学問のすゝめ』 その有様雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや 人学ばざれば智なし、智なきものは愚人なり されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりできるものなり 身分の貴賎上下 不思議な全能感に包まれていった 明滅する窓外の光に照らされて 窺うような目を向けた テトリスのような団地群を抜けて サスペンションが脆弱 サラブレッドの筋肉が浮き上がり加速する 蝸牛の煮物 羊の脳味噌の焼き物 ペルシア絨毯 臙脂えんじ 正しい価値を理解している者同士のラリー 真っ白なターバン 美しい妻を娶り 楽器を奏でながら客を待つ 長い幸せを享受する道を選んだ 大仰なヘッドセットマイクを装着し 宣託 造花のようなグロテスクさを感じた 次第にノートや手帳を開く参加者が現れる 無知は悪魔です 破綻のない笑顔 "ここではないどこか"を求めているだけ。お金がそれら茫洋とした夢や欲望に、姿かたちを与えてくれると期待しているだけなのだ。 表情筋を全て使ったような笑顔のまま滂沱の涙を流す 人間の欲望がモザイクのように組み合わさって光り輝く猥雑な街 滲んで 赤いリノリウムが貼られたロビーを通り 甚だ疑問に思っている 伽藍堂の演芸場 銀貨三十枚でキリストを裏切ったユダのように ミリオネア・ニューワールド 自由気儘な生活 今、一男のお金を巡る冒険にオチがついた。「芝浜」が、終わったのだ。 Y字路 子猫のマーク・ザッカーバーグ 舞浜駅 曖昧 お金とさ幸せ 水と油 具体と抽象、確かと不確か 数値と非数 それはさながら錬金術だ ここに来るまでに辿ってきた旅とこれからが「夢になるといけねえ」ので 高橋一生 佐藤健たける
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学の語源はまねる。
まずは、まねすることから始める。
まねながら
学びながら
探し続ける。
心から欲しいものを見つけるために。
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人生に必要なもの。勇気と想像力と、ほんのちょっとのお金。
良く、売上は信頼、お金は信頼、といった言葉を耳にする。しかし、お金を選んだことで信頼を喪う例は、枚挙に暇がないだろう。お金の本質が信頼なのだとすれば、何かを信じること、人を信じることこそが、何より大事なのかもしれない。
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お金に惑わされない。
生活から切り離すことができないお金。
大金を手に入れると向き合わないといけない。
答えは人それぞれ。
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今作のドラえもんがかなり感動できて、その脚本を手がけた川村元気さんに俄然興味が出て手に取った一冊。
自分の中で曖昧にもっているお金に対しての考え方を、改めて見つめ直させてくれます。そして、本質的な幸せってなんだろうなと考えさせてくれます。
内容がかなり良かったので、表紙のイメージが若干ミスマッチな感じで勿体無いなと思ってしまいました。
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2018.3.28 読了
さらっとしてた。
いろいろ散りばめてある割には、
読者にお任せ感否めない。
そして、そんなに難しく考えず
生きていこうぜ、と言いたくなった
言ってしまえば、お金に惑わされるほど、
お金持ちというわけでもなく
お金を恨むほど、貧乏でもない
だから、委ねられてもな
あ、想像力に欠けてるのか
まだ私は人生に必要なものを所持していないらしい