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童話みたいな話だった。
最後の最後の最後で作者の言いたいことがすとんと落ちてくる感じがしたが、共感できるかどうかは人それぞれかもしれない。
芝浜や死神といった落語が登場するので、昭和元禄落語心中好きの私としては、落語心中とはまた違った形でこれらの噺が物語の要素になっているのも楽しめた。
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お金と幸せの関係について、3名の具体的なストーリーを追いながら、大金に振り回される一男。元妻の「人は明日を生きるために欲が必要」という台詞が核心をついている。幸せとは満足と不満足のバランスがとれた状態で感じられるのだと思う。
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図書館司書とパン工場を掛け持ちする普通の男に3億円の宝くじが当たってしまうお話。
お金に縁がなかった人間が突然大金を手にしてしまった時にどう心が動くのか、また考え方がどう変わっていくのか、読み進む手が止まらず一気に読んでしまった!
あまりにも大きすぎるお金は時に人から明日を生きるための「欲」を奪ってしまうかもしれない。
まぁ、自分には縁遠い話なのでコツコツと働きたいです。
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とても面白かった。
君の名は。の製作にも携わった川村元気さんは非常に優秀な方だと感じた。
この本を読み終えて、私はお金持ちになることは相応のリスクがあるということを学んだ。私たちの多くが考えるお金持ちの理想は、この本によって覆されるかもしれない。
内容としては、スリルもあり、とても読みやすいと感じた。
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お金にまつわる様々な金言や、落語、チャップリンの言葉。「人生に必要なのは勇気と、想像力とほんの少しのお金」。ストーリーは落語の「芝浜」を現代に焼き直した面白さ。
お金があったら本当に幸せなのか?と自問自答することができる小説だった。
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かなり話が飛躍していますが、言いたい事は伝わってくる。
取り敢えず、宝くじ当たって良かった。
奥さんの態度だと難しそうだけど
昼夜働いてきた彼に
家族の時間が取り戻せますように。。。
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面白かった!!
働く全ての人に、1度は読んでみてほしい。
途中でつまんないと投げ出すのも、はまりこむのも
そこに答えがある気がする。
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2018.7.25よかった。3億当たったらどうしようかと真剣に考えてドキドキした。お金っていろんな意味で怖い。
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宝くじが当たったらどうしようという妄想が止まらない。
「お金と幸せの答え」を知りたくて手に取ったが、
一生知ることはないのだろうなと思った。
ただ、なんとなく、大事だけど1番じゃないというニュアンスを教えてもらった。
支配されてはいけないんだなあ。
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お金は人間が作ったものにも関わらず、人間がコントロール出来ない存在になっている。お金と幸せは本来別の次元の話なのにお金があれば幸せというのが普通の人の認識であろう。この本はそんな常識について改めて考えさせる本である。
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この手のテーマの本でありがちな内容、展開、結論(は読者個々人で…)で、読んで目新しさは感じず、先人の名言を切り取って散りばめているだけで、深さもない。暇なときにさらさらと目を通すにはいい本。
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おもしろかった。お金についてこんなに考えたことなかった お金についてこんなにいろんな人の名言があるなんて知らなかった。わたしは 確実に当たることを予想できる人間が当選番号を引き当てるってところに ドキッとしました。そして百瀬さんが好きだなぁ~。(o^-')b !
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お金って難しい。でも人を信じることはできる。
すごく深い小説だと思う。
それぞれの登場人物がみんな、温かい心を無くしていない感じが素敵だと思った。
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お金と幸せの答えを教えてあげよう。
三億円手に入れた主人公が、お金を親友に奪われてしまう。それを取り返す過程で、様々な人に出会い、お金について様々な切り口を知る。
読み終わった時に思ったのが、お金と幸せは車のタイヤの関係に似ていると。お金がなければやりたい事も出来ないし、だからといって幸せが必ずあるかというとそうでもない。
お金は稼げば、数値出来るが、幸せは数値化出来ない。お金が沢山あれば幸せかというとそうでもない。
私が感じたこと。それは、お金と幸せの関係を熟知することが幸せになる秘訣だと感じた。お金を使って何かをする。それを楽しめれば幸せになる。けど、お金がなくても、何かをして楽しむことが出来ればそれも幸せだ。
つまり、お金→幸せと直結することもあれば、何か→幸せと全くお金が関わらない所にも幸せは転がっているのだと。
自分が求めている幸せが果たしてお金が必要かどうかじっくり考える必要があるなと、読んで思った。
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お金と幸福というテーマはありがちな設定であり九十九がお金を持っていなくなるという状況からも最後の大きなゴールは想像出来るがそれでもどのように結末を迎えるのかを気にさせるようにストーリーが作られていてとても面白かった。