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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰が悪いと言って責めてもどうにもならない、何をする事も出来ない無力感に襲われる中、臣の事がストレスだと言われてしまう
自分のすべてを否定する残酷な慈英
切ないとうより胸が痛くなるような展開に、臣がまた壊れるんじゃないかと心配したけれど臣は強くなっていて、どんな時にも自分の気持ちを信じてしっかりと立とうとしていた
病気?だから仕方ないとはいえ慈英の本質が見えた気がして悲しかった
この危機を乗り越えたのだから、これからのふたりは何があっても絶対大丈夫だと信じたい
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投稿者:FlozenLychee - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ4作目。BLではテッパンらしい記憶喪失ネタです。
事件に巻き込まれ、なぜか臣に関する記憶だけ失ってしまう。
慈英に「小山さん」と呼ばれるたび焦れる臣だが、
医師から「忘れていることについて詳細を語らないように」
と注意を受けたこともあって、自分が恋人だと告げられない。
だいたい、もともとヘテロだった慈英と
両想いになったこと自体が奇跡だとわかっているだけに、
好きになった過程がないのに
男同士ですが、恋人でしたなんていっても
理解されるわけがないもんね。
個人的には久遠はよかったです。
久遠がメインのスピンオフ読みたいなぁ。
‥無理だと思うけど。
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ずーっと堪えてた臣が、最後の最後に吐き出した本音が胸を衝きました。ほんとにだめなんだ……って。
本当、誰かとっとと一発お見舞いしてやれば良かったのに!!(怒)
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崎谷さんがこのネタって言うのはちょっとずるいだろうと思ったのですが、やっぱり泣いちゃいました。どんなに辛くても苦しくてもやっぱり最後は慈英の為に別れを選ぶ男らしく成長した臣に泣けました。最後に臣に縋りついて泣く慈英にも泣いちゃいました。7年という月日を実感しました。まだまだ続くという事なので、是非今度は慈英をヤキモキさせて欲しいですね♪
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慈英×臣5
この2人の新しいお話が読めるなんて…。すごく嬉しい。
記憶喪失ってありがちな設定でしたが、読み応え充分な内容に超満足です。
初っ端から臣を拒否る慈英には悲しくなりましたし、それでも必死に支える臣の健気さには、心臓が痛くなりました。
慈英が臣だけを忘れた理由ってのがこじつけっぽかったのが、ちょっと…なんだけど。
入籍を臣にどうOKと言わせるんだろって思ってたので、この持って行き方は「さすが!!」でした。
展開上、必然だと思えるし、臣らしいしOKの仕方にみえるし、グッときました。
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崎谷さんが何故、今、記憶喪失ネタを使ってこの話を書いたのか、理解できる気がします。ふたりにとって…というよりも臣にとって必要だったのではと。泣きたくなるほど悲しくて辛い展開だったけど、読むのをやめようとは全く思わなかった。それは、臣の記憶をなくした慈英でも心の根っこにどれだけ臣が存在しているかがわかるから。慈英自身はその意味がわからず苛立ちに繋がり、そしてそれを臣にぶつけてしまっていたけれど。大好きなシリーズがまだ続くとわかって嬉しいです。
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慈英×臣シリーズ 5作目(スピンオフのインクルージョン除く)
今回は記憶喪失物で長く続いた作品の定番といえば定番。
でもそこは崎谷先生、臣の忘れられてしまった葛藤と慈英の忘れても別に構わないといいながら臣に執着する慈英のもどかしさが出ていたと思います。
冷たい久遠さんのはっきりした物言いに溜飲が下がったのは私だけではない筈(笑)
Hシーンは記憶喪失の前と断片的に思い出した後の2回ですが、もちろん崎谷先生作品定番のねちっこい描写にお腹がいっぱいになりました(笑)
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<慈英×臣シリーズ>
『しなやかな熱情』
『ひめやかな殉情』
『あざやかな恋情』
⇒『はなやかな哀情』
『たおやかな真情』
<番外編>
『やすらかな夜のための寓話』
<スピンオフ>
『インクルージョン』
『あなたは怠惰で優雅』
<CD保有(Atis collection)>
小山臣 cv:神谷浩史
秀島慈英 cv:三木眞一郎
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どうなることかと、最後までハラハラしっぽなしでしたけど、無事慈英の記憶戻って良かったーー!!!><もしかしたら、戻らないまま終わってしまうんじゃ…?って思ってました(苦笑)あんなギリギリでなんてもうっ!(怒)慈英のばかっ!!!いっぱい臣を傷つけて泣かせて!!!読んでるこっちも本当すごく辛かった。でも記憶がなくても、またちゃんと臣のことを好きになったというのは、やっぱりこの二人はこうなる運命なんだなと思ったり。
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記憶喪失物・・・実は結構好きなんだよね(笑)
この人の話は、やっぱ好みだわw
たまには読もう。
Hシーンが激しいのがうんざりなんだけど・・・
これは他の作品に比べてずいぶん少なくて、私的には良かった。
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待ってました続編(><)!!
臣さん、強くなって…。。切なく、でも最後までどきどき。
で、やっぱり戻って来てくれた慈英は嬉しいです。素直に。
相変わらず慈英に共感しまくる(==)
痛いほどに人を愛す。ってなんか本当、好きです。
そして、CD化はいつですか……?
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慈英×臣シリーズ5冊目。
「あざやかな恋情」の一年後の話。
慈英が事件に巻き込まれて、臣に関する記憶を無くしてしまう。
臣さんがなんか大人っぽいなー、落ち着いてるなーって思ってたら、自分の慈英じゃないから甘えてない(心を許しきってない)からなんだって最後にわかった。二人は元の甘々っぷりが一番だと思った。慈英が落ち着いてない話って珍しい感じがする。
あと絵を描いて記憶が全部もどるっていうのがいかにも慈英らしくてちょっと笑ってしまった。
これCD化はないのですかねー。聞きたいな・・・・・・。
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ありがちといえばありがちな記憶喪失ネタ。でも恋人たちの想いを測るにはある意味一番有効なのかもしれないですね。
記憶を失った攻めと忘れられた受けの両サイドの葛藤が深く描かれているのはさすが崎谷先生です。
作者の作風からいってハッピーエンドしかないとわかっていても読中は別れてしまうのではないかとハラハラした。何度攻めをフルボッコにしてやりたいとおもったか。
でも最後にはいつもどおり周囲に「勝手にいちゃついてろ」と思わせるふたりに戻ったと思うので満足。
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慈英×臣シリーズ5
*初出一覧*
はなやかな哀情…書き下ろし
画家×刑事
今回は記憶喪失モノでした。あとあとの説明で態度とか忘れた理由とか納得したけど…やられた臣くんからしたらたまったもんじゃないよね…(-_-;
ぐるぐるしてる慈英がヒドいけど可愛いので、楽しかった(笑)
崎谷さんの作品はリンクしてるものが多いので、今回もところどころで「福田美術」など見た名前が登場しております~。
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回送先:目黒区立八雲中央図書館
記憶を失うということは果たして残酷なことなのか?
関係性、というフレームからみれば、積み上げてきたものを崩されてしまうのではないかという突然の不安に陥るのだから、確かに残酷なことかもしれない。しかし本書にはその残酷さを見ることはできない。むしろ、慈英と臣がその生活において柔軟に関係性を作り続けてきたのだということを静かに物語っていることがおのずと理解できるだろう(この部分はCDドラマにしてしまうとごっそり抜け落ちるらしい、一度聞いたがさもありなんと思った)。
私がこのシリーズに毎度期待しているのは実はそういうなんでもない「穏やかな日常」と時間をかけた「親密性の変容」(by Giddens)の穏やかさだったりする。そして、このゆとりを失いつつある世情に迎合したような文芸書や自称評論本などを尻目にこのシリーズがつむがれることを願ってやまないのだ。