出会いとはじまり
2015/12/17 18:18
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投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
じえおみシリーズの1冊目。
慈英と臣の出会いが事件を絡めて書いてあり、心を痛めた慈英が正義感あふれる臣の素直さに元気を取り戻していく様子が嬉しくなる。臣も変わった画家の慈英との出会いで心の隙間を埋めるのが痛々しくも切ない。今後の二人の行く末を見守りたくなる一冊でした。
慈英と臣の始まり
2020/11/21 18:21
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ひめやかな殉情』に続きシリーズ2冊目だけれど時系列的にはこちらが先で、慈英と臣の出会いと始まりの話
慈英は」「好きな絵を描ければそれでいい」と狭い世界で自己完結してきたせいで、世の中の汚い面を見せつけられて立ち位置を見失っていた
そんな慈英が旅先で事件に巻き込まれ、臣に出会ったことから彼自身が変わっていく
意地を張って空回りする臣は哀しい過去が原因で素直になれない
否定される前に諦める、露悪的な臣の素直になれない想いが切ない
見た目は年齢より落ち着いていて大人な慈英もまだ大学を出て一年のひよっこで、傷つき頑なな臣を包み込み、受け止め癒すだけの器量はまだないこれからだ
手探りで幸せへの道を二人で見つけていくのだと思うと期待に胸が膨らむ
才能の代償に欠落しているもの
2016/02/02 22:25
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投稿者:FlozenLychee - この投稿者のレビュー一覧を見る
天才であるがゆえに、絵以外のものに執着心のない慈英。
慈英の目線で話が進むのですが、前半の慈英は茫洋とした印象でした。
他人に対して、あまり怒りを感じない。
自分に被害が及ばないなら、他人を優先する。
‥というのは、他人に期待をしていないからなんだろうな。
対照的なのが慈英が旅先で出会う刑事・臣。
喜怒哀楽が激しく、くるくる表情が変わる。
慈英は「静」の象徴で、
慈英が憧れる照映も臣も情熱的な「動」の象徴で、
慈英は自分にないものに無意識に惹かれたんじゃないかな。
慈英はほぼ初対面から臣のことを意識してるんだけど、
臣がいつから慈英を恋愛対象にみていたのか、本編ではわかりません。
臣の気持ちは、同時収録の「さらさら。」で詳しく描かれています。
こちらは臣目線です。
自身の過去のせいで自己評価の低い臣が
慈英に溺愛されて幸せになればいいなと思います。
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作者で選んだ。シリーズ2作目。とはいっても正確にはこちらの方が1作目となるのかな?臣と慈英の出会い編だ。好きな人に嫌われたり軽蔑されるのはとても辛いけど、そうならないように自分の心に嘘をつくのも相当辛い。裏を返せばありのままの自分を受け入れ愛されるというのは、とってもとっても幸せな事なんだなぁ、な〜んてしみじみしてしまった本。
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●あらすじ●
画家の秀島慈英は、初めての個展に失敗し傷心のまま訪れた先で、刑事の小山臣と出会う。綺麗な容姿に似合わず乱暴な口をきく臣と会うたび心を奪われていく慈英だったが、この感情が何なのかはわからない。ある日、偶然目撃した殺人事件のせいで狙われ怪我をした慈英に、臣は思わず迫るのだが・・・・・・!?ノベルス版と商業誌未発表作品を大幅加筆改稿で待望の文庫化。
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画家の慈英は初めての個展に失敗し、傷心のまま向かった旅先で刑事・臣と出会う。ある種破天荒な臣に心奪われながらも、その気持ちが何を意味するかわからない慈英だったが、偶然見かけた殺人事件に巻きこまれ――。
ノベルズ版+商業誌未発表作収録を大幅加筆改稿にて文庫化。
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CD版から入りました。
三木眞×神谷なんですが、
こんなにアレなCDは初めて聞きました。
神谷の声が破廉恥です><
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あらすじ:画家の秀島慈英は、初めての個展に失敗し傷心のまま訪れた先で、刑事の小山臣と出会う。綺麗な容姿に似合わず乱暴な口をきく臣と会うたびに心を奪われていく慈英だったが、この感情が何なのかはわからない。ある日、偶然目撃した事件のせいで狙われ怪我をした慈英に、臣は思わず迫るのだが…!?ノベルズ版と商業誌未発表作品を大幅加筆改稿で待望の文庫化。
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(三木×神谷)
しなやかな熱情シリーズ その1
CDのみ試聴。
いやぁ、受けが可愛い!可愛すぎる\^^/
やっぱり神谷さんは受けですね!
そしてさすが崎谷さん。
ほんとにおもしろかったです。
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刑事と画家さんの組み合わせ。
色々と人間の深さを考えさせてくれる作品。
読んでいて、個人的に大好きな火曜サスペンスの匂いがなんとなくします(笑)
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年下画家×年上刑事
慈英が初の個展に失敗して傷心のまま長野を訪れたことで出会った2人。
臣さんの、ちょっぴりがさつで、でも表情豊かで明るい様子に、慈英は癒されるんです。
ひとたびベッドインすると、手慣れた風に誘ってくる臣さんのギャップにヤられます!
色々あった過去のせいで、傷つき易く疑り深い彼を自分のものにするために手を尽くす慈英がかっこいい!!
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慈英×臣1
このシリーズBLってだけでなく、本としてすごく好き。
「さらさら」もいい。臣が逆切れ(?)して泣きながら告白するシーンは絶品。
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ひめやかな~を先に読んでいたので、慈英が初対面の臣に、(どんな意味合いであれ)惹かれていた事実がわかったので嬉しかった。しなやかな~とひめやかな~はどちらを先に読んでも、それぞれが補完しあってるので大丈夫ですね。二人の心情が丁寧に描かれてるので、胸が痛くなるほどキュンキュンでした。
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慈英×臣シリーズの時系列1作目、発刊順では2作目。
天才画家×刑事。
前半と後半の臣の違いがすごいというか。前半サスペンス、後半エロ?
後半に入ってからは、もう早くくっついてしまえよ、とか思えるw 慈英、分かってるのに意地悪だな、とかw
慈英は完全に一目惚れよね。臣のほうはどうかな?外観は好みだったろうけど、最初は変なヤツと思ってそうだよねw
割れ鍋に綴じ蓋と言うか、お互いにいい出会いだったよね、という感じ。
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新作の「やすらかな夜のための寓話」を読んだら、たまらず初期の話が読みたくなって再読。
数年前に読んだ時の内容を結構忘れているもので、慈英が最初から臣にドキドキしてたことを、今回知りました。
あぁ、この二人はホントかわいい。