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まさに「誰もいなくなった」挑戦した作品
2024/02/28 17:46
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投稿者:黒メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の帯に書いてあった通り「誰もいなくなった」に挑戦した作品でした。
新しいエッセンスとして、飛行船内でのクローズドミステリーが加えられておりエピローグで自分が見てきた視点をひっくり返えさせられる。
自分の感覚としてエピローグまで鏡を見ないで髪をセットしていて、エピローグに差し掛かり初めて自分の髪型が想像と違う事に気付く感覚でした。
推理がロジカル
2024/01/09 15:22
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投稿者:読書が好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
トリックがロジカルで本格推理になっていてそこはとても好みでした。
ただ登場人物の行動や価値観が現実離れしていて不自然に感じました。
こんな人間ばかりが1箇所に集まるとは思えないと・・
理学部化学科かっこいい
2023/11/13 22:53
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投稿者:恵恵恵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
海外の犯罪ドラマ見てるみたいな感じだった。
みんな外人だからと刑事たちの会話がなんか3Dで再生された。
なんでそれが必要だったか
考えれば確かに察しがついたかもしれない。
みたいな解決シーンでなった。
大学に戻りたくなった。
非常に面白く推理がとてもロジカル
2023/06/10 12:58
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投稿者:コーヒーが好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
これこそ本格推理小説と感じるようなとてもロジカルな推理展開なのがすごく好みだった。ただ登場人物たちのそれぞれの行動の理由が自分には納得がいかなかった。そこまでしてこんなことする?と思う。
トリックすごい
2022/11/11 08:26
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
鮎川哲也賞受賞だけあります。はじめは、これはアガサ・クリスティーのあの「そして誰もいなくなった」みたいになるのかと予想したのですが……。ちょっと……ネタバレは話せませんけど、……。一読ください
トリックが印象的な密室もの
2022/03/28 03:26
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
前から気にはなっていたものの、なんだかよく分からないタイトルに妙な警戒心があり、なかなか買おうという気になれず、面白いという職場の人の評価を聞き、購入。事件が起こるまでの当事者パートと、起こってからの刑事パートと視点が交互に入れ替わって進んでいくストーリー。航行試験中の飛空船ジェリーフィッシュが脱出不能な場所で遭難し、乗員全員が殺されるという事件が発生。犯人は乗員の中にいたのかどうか、いたとすればどうやって逃げたのか、という密室もの。飛空船の開発メンバーは、誰が誰かあまり印象に残りませんでしたが、読者を騙すトリックの方は印象に残ってまぁまぁ面白かったです。
独特の発想で面白い
2022/01/18 20:01
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投稿者:fks - この投稿者のレビュー一覧を見る
刑事2人(と他の警察・軍事関係者)がああじゃないかこうじゃないかと議論しながら少しずつ真相に迫っていきながら、最後の犯人側から見た一連の事件の真相の語り口によってすべての謎が解かれるようになっています。
加えて叙述トリックも用いられています(私は完全にだまされました)。
ジェリーフィッシュがどのようなものかについての説明がとても科学的かつ詳細で、推理小説の売りとは全く別のこうした部分もとても面白かったです。
主人公格?の2人の刑事が苦手だという読者が一定数いるようですが、私は特に気になりませんでしたが、もう少しこの2人について深堀りした方が面白かったかなという印象はあります。
個人的には一般人の明確な探偵役がいる推理小説の方がタイプですが、この小説は話自体が面白くてドキドキしながら読みました。
トリック等は私にはとても難しく全然解けませんでした。
物語の時代背景が確か1980年代だったと思うので、今ほど情報技術が発達していなくてインターネットもほぼないという社会だったからこそ成立した物語なのかなと考えています。
以下はネタバレになります
私が読後思ったのは
「人殺しやレイプに抵抗ない人間多過ぎだろ!」
ってことです
しかも全員社会的立場をしっかりともち生活も恵まれているであろうと思われる環境の人たちです
あと殺害動機も正直腑に落ちませんでした(殺害の動機はいろいろあるのですが、概ねどれについても人を殺すほどの動機に思えませんでした)
ただメインとなる事件である犯人の動機については理解できる部分もありましたが、読者がきちんと動機について納得するには説明不足のような気もします。
これは確かに現代版「十角館」と呼ぶにふさわしい
2020/11/02 06:37
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
このトリックには衝撃を受けました。興味深い謎や事件のシーンをうまく配置して、全体を覆う伏線を見事に隠しています。メインのトリック以外にもいくつか驚くべき仕掛けが施されていて、相当練られて書き上げたものと推測できます。飛行船という密閉空間での連続殺人。「そして誰もいなくなった」を思わせる最終局への展開。どうやって解決するのだろう、と不思議に思いながら、謎解きに突入して、真相を知ったときは本当にびっくりするとともに納得しました。まだこんなトリックがあったのか、という感じでした。
終盤まで非常に面白い
2020/07/21 19:57
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投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
飛行船に閉じ込められた6人の研究者、クローズドサークルミステリーです
お話は謎だらけの事件後、美人警部と日本人の凸凹コンビの捜査で進みます
アメリカの刑事ドラマみたいね、終盤まで2人の謎ときが非常に面白いのですが・・・
(ネタばれ注意)
残念ながら話の肝、謎の解明部分が全く盛り上がらない、~だった、~だった
小学生の夏休みの絵日記かよ!ってつっこみ入れたくなります
ここもっと犯人と二人の刑事との会話で盛り上げるところでしょ?
あとな、動機がレイプって安直やねん、安物すぎるやろ
ほんとに残念・・・あとはあなたが読んで判断してね
良く練られた作品
2020/07/13 18:50
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投稿者:kissho - この投稿者のレビュー一覧を見る
叙述要素もあり、純本格物としても通用する作品だと思います。なるほど、前提がそうだったのかと感心しました。ただ、何故アメリカ人?どうもカタカナの名前は面倒で。日本と日本人でも良かったのでは?と思いましたけど、この作品は日本じゃ狭すぎるんでしょうね。
SFとして気に入った
2020/06/06 11:03
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティー以来、ミステリーとしては繰り返し使われてきた手法であるが、大掛かりな舞台設定をちゃんと使いこなせているところが素晴らしい。
逆に犯人の心理、犯行動機にちょっと納得いかないところがある。
ミステリーとしてよりもSFとして楽しめた。このような素材が実用化できたら本当に面白い と感じられた。
それにカバー絵が素晴らしい。
そして誰もいなくなった、別視点あり。
2019/07/13 11:58
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投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題の本だったので、文庫化を待っていました。
帯の綾辻行人さんのコメントも、本書への興味を誘いました。
そして誰もいなくなったのオマージュは、かなり多くあります。帯にコメントされていた綾辻行人さんの十角館もそうですし。
今回、私が一番意外性を感じたのは、「外部からの視点」があることでしょうか。十角館もそうだったのですが、今回は、SFチックな飛行船が中心となって物語が進むこともあって、新しい感じで読めました。
物語も好きだったのですが、トリックも結構びっくりな感じで、結末も好きでした。
刑事コンビが好きですね。U国の話なのに、J国出身の真面目そうな男性が主人公の一人なのも、なんだか親近感が湧いて良かったです。
うっかり、結構さらっと読めてしまうところが、逆にもったいなかった気もしてしまいます。
これはおもしろい
2019/06/30 19:23
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投稿者:モフモフモフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
SFを読みつけていないせいか、ジェリーフィッシュの原理?に関する細かい説明はあまり理解できず。
が、事件が起こりはじめてからはページをめくる手が止まらなくなった。これはおもしろい。読後の満足度も非常に高かった。
以下、ネタバレ含む
大掛かりでありながら、これほどきれいな叙述トリックはなかなかないと思う。