違和感はあったが...そう言うことか。
2019/07/18 21:58
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮の花シリーズ二作目。
前作の終わり方からして、続きが出るかと思っていたら、出ました。
冒頭、蓮珠が出会った少年の正体とは?
彼がその後、成そうとしていることとは?
物語は前回の続き、無事に二人が戻り、威妃の立皇后式典の準備にバタバタする宮中から。
蓮珠は無事に上級官吏になったが...
威国から来た妃を快く思わぬ勢力は健在。
立皇后に異を唱え、邪魔する気満々。
蓮珠は新設された皇帝直属の部署、行部で困難に立ち向かうが...
蓮珠と翔央の仲は徐々に進展。
惹かれ合う二人の心...蓮珠、乙女です。
そして、ポコポコ登場する新キャラ。
その内の一人の正体は...
途中、読んでいて違和感のある表現が。
何故、蓮珠はその様な態度をとったのか?
最後に謎は解けました。
だからなのか...
終章は少々きな臭い終わり方。
途中までは綺麗に終わるかに見えましたが。
やっぱり宮中、権力の中枢はどろどろしているなと。 叡明は何を考えているのか?
最後にある幕間。
間違ってもここから読まない方が良い。
読んでも良いですが、前の方の面白味が半減する可能性もあるので。
盛大なネタバレが隠されています。
次巻、蓮珠と翔央の仲は更に進展するのか。
叡明が目指すものがより具体的に示されるのか。
威皇后がそれにどの様に絡んでくるのか。
他、黒い人たちはどんな活躍を見せるのか。
楽しみです。
なぜ、蓮珠は嫌われている?
2019/10/09 10:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tolk - この投稿者のレビュー一覧を見る
陶蓮珠は念願の上級官吏となり皇帝直轄の行部で働き、威妃の立后式に向けて多忙な日々を過ごしていた。
そのときに、威国から威妃の妹威公主がやってきて立后式により相国が威妃を歓迎してるか見定めるという。 そして蓮珠は女官として後宮に入り、なぜか皇帝の寵姫として妃になったハズが、どのように収集をつけたのか、説明が省かれてしまった。
最後には行部に何食わぬ顔で戻っているし、ちょっと混乱した。
叡明がなぜ蓮珠を嫌っているかは今巻でも不明。叡明が弟の翔央に何を望んで望んでいるのか、蓮珠はどうなるのかもやっぱりわからなかった。
次巻で何かもっと具体的な説明があることを期待したい。
「後宮の花」シリーズ2巻目
2024/01/11 17:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
皇帝の妃の身代わりを無事務め終えた連珠は、威妃の立皇后式典の準備に忙しない宮中にやって来た威公主の妹のお世話係を皇帝に命じられた挙句、なぜか皇帝の寵姫として妃に…。
次から次へと連珠に降りかかる難題。もどかしい蓮珠と翔央の仲。そして弟・翔央ラブで蓮珠を嫌っているらしい腹黒皇帝の不穏さ。
2巻目にしてワクワク感より先の見えない不安感の方が強くなってきた。
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続き出てたので、早速読んでみる。
1番驚いたのは冬来!読みが甘かったのかなと読み返したくなるほど驚いた。
そして早速くっついた主人公たちだけど、叡明は反対のようでこの先どうなるのかなーとより気になり始めた。
能力認められて、許される感じになるのかな。。
次も楽しみ。
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優秀なのに相変わらず鈍感なところのある蓮珠。色々と考えて行動しているし、他の人の行動の裏側にまで気がつけるのに自分のことになると何故...。と言いたくなるほど。翔央に「頑張れ」と言いたくなる。それでも仕事もプライベートも一歩ずつ進んでいくのが分かるので、どんな逆境でも頑張っている蓮珠を応援したくなった。
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今回もひと騒動あったりだったけど、それなりに面白かったと思う。後宮っていうのは権力が集中するだけあって大変そうで、とても自分が入っていきたいとは思えないところだ。(たぶん、江戸時代の大奥もそんな感じだとは思うけど。)あと、本章が終わってからのエピローグの方が、今後の展開にとっては影響が大きいかも、と思ったりする。果たしてどうなっていくんだろう。
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公主がやってきてドタバタしている中にも、蓮珠がこの先どういう選択をするのか、その選択を迫られる日が来ることを感じる第二巻だった。あと、翠玉も意外と得体が知れない。
翔央と道が分かたれることがなければ良いとは思うけれども、同じ未来を見ながら別々の道を歩くこともできる気がする2人なので、最後にはそれぞれが納得した未来を掴み取って欲しい。ただただそれを願う。
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1より読みやすくなって面白かったかな。しかし、兄皇帝がどうにも性格悪くてなぁ(-_-;)。威妃様も味方にはなりそうにないし。双子なのにずいぶん性格違うよね。この二人がいるかぎり、翔央と蓮珠がうまくいく気がしないわ(笑)。それはそうと、仕事は一人で抱え込みすぎちゃだめなんですよ、蓮珠さん。上手に人を使うことを覚えないと。
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威国の公主襲来。主人公の威国語は地方の訛りが強いのではなかったのだろうか。
威国の公主はそんな人を通訳につけられて侮られたと思うのも当然かとも思うが、勝手に他国の王宮に乗り込み道場破りを仕掛け、後宮に居座っているのに蛮族扱いされて怒るとか意味が分からない。
相国にしてもこんな簡単に乗り込まれるくらい弱くてよく戦争で負けなかったものだと思う。
公主と威妃の関係にしても、皇帝は一族が違うので接点はないと説明していたが、公主は威妃に恩があるという。
二人の様子を見ても仲良しとまではいかないが交流はあるようだったし。
自国に蔑ろにされてきた威妃は相国の皇帝を出会い全てを捧げる決意をしたらしいが妹との関係は言っていなかったらしい。
威妃の生い立ちにしても、母の一族で放っておかれた、という話のすぐ後に、都で正妻に育てられたとあった。
私の読解力がないせいだろうが、このようにコロコロと変わる記述が多くついていけない。
主人公カップルにしても「バレる」を多用していることが気になった。下町言葉としての扱いなら分かるが、後宮内でもこれだけ使われるとただのガラの悪い人たちにしか見えない。
前巻に続いてそういったチグハグした箇所が気になって集中できなかった。
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後宮の花第二弾。
立后式のために忙しくしている女官吏の蓮珠だが、
皇后の異母妹が隣国から乗り込んで来て、
そのお世話係りとして後宮に借りだされることに。
皇帝の弟との間は進んだが、
皇帝が目論んでいることとか、
皇后と異母妹との関係とか分からないことが多すぎる。
後でのお楽しみと言うことか。
皇帝の弟が武官を務めているのは公だから良いとして、
女官吏が女官兼スパイになったり、
あげくのはては皇后が美貌の皇帝警護官では、
もう設定がむちゃくちゃ。
それにしても、猫が「つなぎ」とはうらやましい。
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2020/10/22 読了。
図書館から。
続きを見つけたので借り。
そう言えばこういう話だったなーという具合に読み進め。
主人公、だいぶおとなしくなったような気がする。
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あー、最近後宮ものが多くて、話がこんがらがる…。只でさえ物覚え悪いのに。それにしても、前回の主人公に続き、翔央さんも迂闊じゃないかなぁ。まぁラブラブで何より。
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皇帝の双子の弟郭翔央と女官陶蓮珠のお決まりのなかなか進展しない恋も宮中で起こる事件に対処するうちに、少しずつ近づいてきた。それなのに皇帝の蓮珠を排除しようとする意志が怖い。
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#読了 ようやく上級官吏になれたと思ったら、また威妃の身代わりになる蓮珠。今回も身代わりがあるんだろうなーとは予想していたけれど、まさか蓮珠自身が妃嬪として召し上げられそうになる(?)とは思わなかった。
蓮珠がもう少し恋愛に対して消極的なのかな?と思っていたら決してそういうわけでもなく、意外と早くくっつくか?なんてわくわくしていた。んだけど、皇帝の叡明には思うところがあるようでなんとも怖い。
最後に叡明と威妃のやりとりが見られてよかった。威妃の存在があまりにも謎に包まれていて気になっていたけれど、もう登場していたとは驚きだった。この二人の話もまたちょくちょく読めればいいな。
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※辛口です
双子の兄が皇帝で、異国の公主を妃として国境付近に迎えにいってから公主と姿を消す。なので、双子の弟と異国の言葉が話せる女性官吏がばれないように身代わりになって国の陰謀とかなんかを蹴散らす話。
文章が読みにくくて頭に入ってこないのに、陰謀だらけで頭の中がごちゃごちゃになってゆっくり整理しながら読んでたら、感情移入する隙もなく。まだ完結していないためどこまで続くか見通しもつかないのでここで脱落です。。(完結してたら斜め読みでもして読破しますが。)
1巻で最初に入れ替わりする時に、しれっと後宮に収まっていて。国境付近で消えた〜後宮までの道中どうなったんだろう?がずっと頭から離れず(読み飛ばしたかな。。とか思いながら)、双子の弟→女性官吏へのLOVEアピールがバリバリにあり、いつの間にそんな好きになった。。。?となり、2巻ではまたもや当然のように冬来という身辺警護の女の人が登場し(あれ?誰この人???)と困惑し、2巻最後の陰謀の幕引きはあっさり終わり。。。初っ端からの困惑をずっと引きずる形となり話に集中できませんでした。。
せめて恋愛面できゅんとするのであれば良かったのですが(本当に1台詞だけでもいい。匂わせでもいい)、双子の弟→女性官吏のアピールに鈍い三十路手前の女性官吏はさすがにちょっと無理がありました。。双子の弟←女性官吏でもあるんだから「あれ、両思いじゃんこれ」と、勘違いしなさい。気づきなさい。