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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカでおこった事件だったから知らなかった事件でしたが、怖くてゾッとしました。犯人が最終的に捕まって良かったです。
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殺人とレイプを繰り返した犯罪者を負った女性の話です。
元刑事でもないのにすごい執念ですよね。
未解決事件とか興味があるほうなので惹きつけられるのはわかります。
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ある未解決事件を追ったノンフィクション。
著者が執筆途中で亡くなり、夫が引き継いで書いた……というのもなかなかドラマティックだが、原書刊行後、本当に犯人が逮捕されるというのも凄い。映画のような話って本当にあるのだな……。
さて、この事件の犯人逮捕には、DNAが重要な役割を果たしている。と、なると、時代が違っていれば、この犯人は逃げおおせていたし、逆に、この先、もっとDNAデータベースの整備が進めば、スピード解決していた可能性もある。人間は老いるが、技術は進歩するという単純な事実が重い。
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本書は本になっていく過程をツイッターで見ていたり、翻訳者の村井璃子さんの『犬ニモマケズ』出版記念トークイベントでも「怖い」と話題になっていたせいか、心して読みました。すごい臨場感。クライマックスに近づいてからの一体感。感情移入し過ぎて胸が苦しくなるような読後感。無念だったでしょうね。
もともと翻訳ミステリのジャンル、特に女性探偵ものが好きだった私には、著者のミシェルがこつこつ足を使って調べる探偵キンジー・ミルホーンの姿に重なりました。(著者スー・グラフトンも亡くなっており新作が読めない)
80年代の黄金州を少しだけ体験した個人的な思い出も込みで☆☆☆☆☆
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19〜20の年末年始は9連休だった。別段なんの予定も無かったので、この間に3冊は本が読めるなと意気込んでいたら、なんとこの一冊だけで終わってしまった。
もちろん私自身が遅くて…というのも一因だけれど、この本、とにかく読みづらくて頁が一向に進まないのだ。
難物だった。
(元々一冊にまとめようとして書かれた30年分にも及ぶ原稿と折々に雑誌やブログ等に掲載された原稿が混在された内容になっており、バラバラとは言えないまでも時系列が行ったり来たりだったり、何回か登場している事柄が初めての様に扱われたりと混乱を起こし易い)
理由は作家さんが今作の執筆中に急逝され、その後亡くなられた作者さんのご主人と彼に選出されたライターさん(2人)で前述の原稿や記事を再編纂したからのようだ。
諸事情を鑑みれば難読も致し方ないと言えるのかも知れない。
但し読み辛さはさておき、作者の『犯人逮捕』の一助になれば…いや、あたかも自らが捜査チームの一員かの様な執拗とも言えるその執念は十二分に伝わった。
それだけに志半ばで倒れた事で今際の際に於いての作者はさぞや断腸の思いであったろうし、また正に『命を賭した』作品を引き受ける人達のプレッシャーは凄まじかっだのだろうと思う。
そうしてこの作品はようやく日の目を見る。
犯人逮捕後、
現役捜査官が被疑者逮捕にこの作品が影響を及ぼした点は一切ない(こいつは粋じゃねーな!絶対友達になれないタイプ)とコメントしたようだが、彼女が事件に関わった捜査官達にモチベーションとインスピレーションを付与していたのは疑いようも無い。
読後、人の命を甚だ軽視するク○袋のことなどどうでも良く、
それよりもこの本の執筆は『命のリレー』とも呼べる長い時間をかけた正しい『人と人の営み』、在り方だと感じた。
○ソみたいな大統領と株価に吊られてそれを支持するク○みたいな国民に読んで頂きたいが…この本元々コメの国のベストセラーでした(笑)。
ダメだこりゃ!
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読みづらい文章で苦労しました。。。
結局、この著作が直接的な証拠を見つけたわけではないようなのでスッキリしないです。
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訳が辛くてなかなか頭に入ってこなく苦労したが。
執筆半ばで急死した著者の執念、それだけは匂いを感じ取れた。読む方も絶対に読み通す!という執念がないと読了できないこと請け合い。
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黄金州の殺人鬼の正体を突き止める事に、執念を燃やす著者。膨大な調査資料、当時の捜査員や被害者やその家族に対する聞き取り、それに基づく著者の推測などが、レイプと殺人を繰り返す犯人を追い詰める。
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表紙を見るのも怖い。
恐くて残酷でムカムカするような事件なのに、ぐいぐい読まされてしまうのは、著者の解明するという強い執念に引き摺り込まれるからだろうか。被害者やその家族への、そして捜査関係者へのリスペクトも感じる。執念と筆力。
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通常の犯罪ルポとは少し違い、事件の残酷さの強調だけでなく、一つ一つのエピソードの物語に厚みがあり作者の心情や熱がリンクされ、事件を追う作者の物語のようになっている。結果的に本書の内容は犯人逮捕に直前の影響を与えなかったみたいだが、事件の全容を分かりやすく伝えて読者を惹きつける素晴らしい作品。それだけに訳の質の低さと誤字の多さは本当に残念。意味不明な訳で元文の30%くらいクオリティが低下していると思う。著者の遺族は怒っていいレベル。
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黄金州の殺人鬼――凶悪犯を追いつめた執念の捜査録。ミシェル・マクナマラ先生の著書。凶悪犯罪と凶悪犯罪者である殺人鬼の真実を暴こうとするミシェル・マクナマラ先生のジャーナリストとしての執念と信念が感じられる一冊。独特の文章で少し読むのに苦労するところがあるけれど、これはミシェル・マクナマラ先生の言葉の使い方というよりは、翻訳の過程で起こってしまうことなのかも。黄金州の殺人鬼、思わず恐怖を感じるほどの読み応えがあります。
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あ~~やっと終わった・・もうえーわとの読後感。何時頃だったろう・・テレビで「プロファイリング」関連が大はやりしたことを思い出した。筆者は完成を見ることなく捉まった犯人の実像に自ら触れることなく夭折した。
この作品を仕上げることで気力体力共に消耗してしまったのかと思ってしまうほどの力作。
日本人にはあるだろうか?赤軍派とかオウム事件とか酸鼻極める事件を火曜に執念で追跡し、纏め上げる人が!
最後にアメリカ史上最悪の犯人の顔が出ているが・・
読み終わるまでに過食気味で臨まないと読み切れる自信はなかった
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夜寝る前に読んでいたら怖い夢を見るようになり、途中になっています。
筆者の執念というか、記録からここまで迫れるんだ…というところにすごさがあると思う
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キング絶賛…という帯を見落としていた。
これを知っていたら買わなかったかもなあ。
時系列もバラバラ、下手な比喩(アメリカ人特有?)、飲みにくいことこの上ない。
それでも、犯人逮捕につながっていたのなら、まだ納得もいく。
が、犯人逮捕とこの本は全くの無関係、というお粗末なオチ…
かなりテンションが下がった。
「殺人犯はそこにいる」みたいなものを期待していたのだが…期待外れ。
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この作品は1974年から1986年までの間に、アメリカカリフォルニア州で起こったレイプ・殺人の犯人を追ったミシェル・マクナラが「ロサンゼルスマガジン」に寄稿した記事をもとに、彼女の夫と仲間たちが一冊にまとめあげた。
彼女はこうして一冊にまとまったこの作品を手に取ることはできなかった。
なぜなら執筆中に病のため死去してしまったからだ。
そして、その死の2年後、事件の犯人が逮捕される。
著者のミシェル・マクナラは、被害者によりそい、コールドケースになっていた事件に光を当て、直接ではなくとも、事件の解決に影響を与えた。
なんてドラマチックな出来事だろうか。
正直、時系列が前後していたり、英語特有なのか長文の修飾節が文章を混乱させ、そして恐らく一部の翻訳ミスにより、内容を完全に理解することはできなかった。
しかし、アメリカがなぜ銃社会を脱却できないのかは少しわかったかもしれない。その理由の一部はこの作品で取り上げられたような凶悪連続事件がいくつもあるからだろう。
事件の被害者がどれだけの恐怖を覚え、どれだけ近隣の住民たちが眠れぬ夜を過ごしたのかが本書では淡々とした文章で語られている。
私だってこんな事件が勃発していたら枕のしたにナイフを入れておくぐらいのことはするだろうと思った。
実際に事件が起きていた地域に住んでいた女性はそうしていたという。
銃は自衛のために必要だと思うのは自然な流れかもしれない。
銃社会は想像するだけで怖い社会だが、それを上回る理不尽がアメリカにあるということかもしれない。
とりあえずDNA検査には感謝しかない・・・。