警視庁心理捜査官 純粋なる殺人
2020/08/09 08:35
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々な登場です。吉村爽子さんは純粋ですね。ヒヤヒヤしますね。今回は連作ですがあまりオドオドしません。爽子さんのその後ですね。所轄でもまわりとうまくやっていて安心しました。柳原明日香とのコンビもいいですね。お寧ですね。
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何年かぶりのシリーズの新作。
間に出ていた柳原のスピンオフを読んでからと思って、買ったまま、なかなか読めなかった。
柳原をメインとした2冊を挟み、本作ではメインは爽子に戻る。
都内で発生した女子大生の殺害事件。
友人宅の浴室で殺害され、その友人も何者かに拘束された状態で見つかる。
猟奇的な殺人を爽子のプロファイリングで事件解決に導いていく、初期の作品らしさが見えるのが、以前からのファンには嬉しい。
長編かと思ったけど、以前の事件で知り合い、弁護士となった因縁の相手に中国人留学生の冤罪を晴らすのを手伝って欲しいと言われ、規則違反ギリギリのところまで手を貸してしまう爽子の人の好さを描いた中編と、これまでの事件を振り返るようなクリスマスイブの夜の出来事をファンタジーで描いた短編を収録している。
3作とも作風が異なり、ちょっと拍子抜けの部分もあるけど、それなりに楽しめた。
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黒崎作品、待望の新作。
1冊まるっとの長編かと思いきや、長め・中くらい・短めの3話になってました。
1話目・2話目を経ての最終話が、本全体のしめくくりで効いているなーと。なんだか安心して(?)本を閉じました。
次回作を気長に待とう。
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これもシリーズものなんだね
主人公の爽子さん登場人物からことごとく嫌われすぎでは、、、
内容は個人的には普通のサスペンスって感じでした。
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・純粋なる殺人
・蒼い闇
・クリスマスイブの出来事 の3編。
プロファイラーの訓練を受けた捜査官:吉村爽子が難事件に挑む。
頑張る女性達が活躍。
う〜ん…私には合わなかったようです。
『純粋なる殺人』では女性同士の会話・
『蒼い闇』では恋愛系…少し苦手でした。
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東京町田市で女子大生の仲良し二人組が拉致誘拐され、一人が殺されバラバラにされたうえでマンションのバスタブに浮かべられた。そしてもう一人は、目隠し猿轡をされたまま現場に生きて残されていた。どうやら友人が殺される過程をすべて耳にしていたらしい。物的証拠も少なく、変質者に絞った捜査が敢行されたのだったが…操作を仕切る柳原は管轄違いの多摩中央署から心理捜査官吉村爽子を特別招集する。早速爽子はある違和感を抱き…。
痴漢の冤罪疑惑をかけられた中国人男性を救ってほしい…持ち掛けてきた若手の弁護士は、爽子と因縁深いかつての事件関係者だった。彼女に借り意識のある爽子は警察法に触れぬギリギリの線で協力する。浮かび上がったのは中国諜報員の暗躍だった。公安の影もちらつく中、爽子の恋人藤村も協力を申し出る。その途端、二人はうかつにもおびき出された現場から謎の集団に拉致される!
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3編構成だが、ほとんどが「純粋なる殺人」。心理捜査官が活躍。面白かった。あとの2編は、公安絡みの話と予想外のファンタジー話。吉村爽子は心理捜査官なんだから、体力勝負しなくてもいいんじゃないかな。
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表題はなかなか面白く止ませてもらったけど、後の2つは違和感ありありで残念だった。そして主人公の魅力が足りない。
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真っ赤に染まるバスタブ
湯船から突き出す白い両膝
切断された頭部がその間に‥
ココまでは良かったのに‥
何でこれだけを一冊にしなかったんだろ。
何で途中から違う事件を何件もやったんだろ。
結果面白くなくて最後の最後で読むの止めました。
このシリーズは違うやつも読むの断念してるんだよな。
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08月-13。3.0点。
心理捜査官シリーズ。中編、短編、超短編1話ずつ。
超短編は、おまけみたいな感じ。
中編は結構読み応えあった。天敵の公安女刑事とコンビを組み、事件を追った。
次作も期待。
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爽子が持つ類稀なる分析力や推理力と、対象的な過去のトラウマによる人間的不安定さのバランスに目が離せない。
特にタイトル作である純粋なる殺人は、最初は予想できなかった展開や冴子との微妙な緊張感が良い感じでした。
能力も色気も強過ぎる明日香が主役を張るよりも、こっちの方が好みです。
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今回は爽子がメインで描かれた作品で主題である純粋なる作品と他短編二篇からなる。
メインの作品は女子大生殺人事件の捜査に難渋した捜査本部から爽子に指名があり、捜査に乗り出す。本部の指揮はもちろん柳原係長。犯人は早々にわかってしまうがその裏付けに焦点が置かれている。
短編の一つは公安もので一般受けはしないかもしれないが好きな作品であった。3.6
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プロファイラーという言葉も、アメリカのドラマで、このような任務の人がいる事を知った。
題となる「純粋なる殺人」
大学生の娘の行方不明で、確認したら、友人の木梨朱美のマンションで、凄惨な遺体となって、見つかった。
木梨朱美は、両手を結束バンドで、拘束されて、目隠し、猿轡の有様であった。
しかし、読み進んで行くうちに、この朱美という人物が、変質者と、言ってもいいほど持ち主だと、わかって来る。
先日 家裁が、事件の書類を全部廃棄したとニュースになった、神戸連続殺人事件を思い出した。
あの事件は、もう25年前の話なのだと、記憶するが、とても、普通の人間が、出来るような事ではないと、思っていた。
この本を読みながら、その記憶がよみがえり、小説でありながら、恐怖心が、ゾワゾワとする。
捕まる時の凶暴性も怖かった。
これに対して、「蒼い闇」と「クリスマスイブの出来事」は、余り読みごたえが無かった。
最後の、クリスマスイブの出来事は、最初の事件が、怖すぎ来てのおまけなのだろうか?と、思いながら読み終えた。
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『純粋なる殺人』は、やっぱりそうか、な人物が犯人。どう考えてもおかしいもん。
『青い闇』は、なかなかに執念深い。
『クリスマスの出来事』は、ほっこり。たまには自分の気持ちを緩める時間も必要ってことだな。
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表題『純粋なる殺人』がジワジワと心に澱を溜めるな
心理捜査官に関わる説明がカッコいい、リヴァプール
方式にFBI方式・・・吉村爽子の本格始動かと思え
ば違いました・・・この作品は主人公の成長物語なの
ですね(知らんけど)
公安の女狐こと柳原明日香の依頼で多摩中央署の心理
捜査官吉村爽子がさっそうと登場し、警察学校以来の
犬猿の仲である公安の日高冴子と出張しコンビ捜査&
温泉宿の下りは成長に欠かせないものですね(´・ω・`)