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前作『メインテーマは殺人』に続きホーソーンとホロヴィッツが仲良くケンカしながら謎を解いていきます!殺人の真相は現在の事件にあるのか、それとも過去の事件にあるのかで推理するのが楽しかった!
しかしホーソーンの秘密主義は徹底してますな〜。今作でも少しだけ私生活が垣間見えますが、とっつきにくいこの人ことが好きになりつつあります。
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実直さが評判の弁護士が殺害された。裁判の相手方が口走った脅しに似た方法で。現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた謎の数字“182”。被害者が殺される直前に残した奇妙な言葉の謎は…?
アンソニー・ホロヴィッツと探偵ホーソーンシリーズの2作目。今回は犯人当たりました!
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世評は高いが、自分にはあまり面白くなかった。エラリィクィーンの悲劇シリーズを意識しているのか?ホーソーンが好きになれない。困ったもんだ。
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二転三転、、そして濃い。今回も楽しませていただきました。カズオイシグロ氏をモチーフにしたのか、作風は全く異なりますがエキセントリックな日本女性作家が登場します。日本を代表する庵野秀明氏と大友克洋氏によるAKIRAを足したの?と勘ぐっちゃいましたね。日本のファンを意識してくださってたのなら嬉しいですね。そんなこんなで作家業のリアルな状況も垣間見え、また、ロンドンの市街の雰囲気も味わえて実に楽しい時間でした。ホーソーンシリーズは(作中の記述によると)三作契約されてるようです。契約にそうならあと一作は読めるんですね。楽しみでーす。
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厄介な事件が起こると警察のコンサルタントのような働きをする、元刑事のダニエル・ホーソーン。
彼の手がけた事件を小説化する契約を交わした小説家の「わたし」=アンソニー・ホロヴィッツ。
この二人のコンビ???が活躍するシリーズ、二作目。
メインのふたりのキャラクターに馴染んだせいか、『メインテーマは殺人』よりもテンポ良くぐいぐい読まされた。
それにしても…あーこりゃアンソニー、絶対真犯人じゃないって〜!と残りページの分量を気にしつつ、心の中でツッコミ。
さらにその上、またもや怪我をさせられるとは…
何という愛すべきキャラクター。
どこまでも謎めいたホーソーンとの対比で、ご本人には気の毒だけれど、右往左往っぷりが最高。
ホームズものに因んだものや、若者のネットスラングなど、私には読み解けないヒントが多く、犯人当てに参加するには力不足だったが、それでも十分面白かった。
ラストの手紙が、捜査の途中で直接登場しなかった人物の心情を伝えていて、ホーソーンの推測を裏付けつつ、妻子への愛情を表していて、良かった。
生命保険は、まさにラスト・ラブレターなのです。
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実直が評判の弁護士が殺害された。
裁判の相手方が口走った脅しに似た方法で。
現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた謎の数字”182”被害者が殺される直前に残した奇妙な言葉。
わたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソンによって、奇妙な事件の捜査に引きずりこまれてー。
絶賛を博した『メインテーマは殺人』に続く、驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。ー文庫うらすじより
容疑者、六人の中から犯人を捜すフーダニット。
第一の容疑者である、女性作家アキラ・アンノが東京生まれで詩集(俳句集)を出版していて、その中の182句目が『君が息 耳にも告ぐる 裁きは死』と言うところからきているタイトルとの絡みが面白かったです。
ちゃんと読めば、犯人がわかるように書かれていたと、あとで、悔しく思いました。
最後に真犯人をかばった人間がやった工作が見事だと思いました。
犯人が犯行後にやったことも興味深く謎解きが面白かったです。
あの作家が絡んでいたとは…!?
”182”の謎も面白かったけれど、日本人には解けない謎だったのではないかと思いました。
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前作と同じく古き良き古典ミステリーの雰囲気を漂わせた本格物。
本筋である殺人事件の犯人当ては言わずもがな、個人的には徐々に明かされていく主人公ダニエル・ホーソーンの人物像が気になるところ。
ホーソーンすごいホームズ好きじゃん!と読んでて思わずニヤリとしてしまった。
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アンソニー・ホロヴィッツと探偵ホーソーンのシリーズ。
弁護士が殺害され、現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた謎の数字“182”が残されていた。
被害者が担当していた離婚訴訟や、被害者が過去に遭遇した友人の死などを探るのだが、少々くどく感じられた。
そして、訴訟相手であるアキラが出版している俳句の表現が気になってしまった。外国人の考える俳句はこんな感じなのだろうか。
そんなこんなで残念ながらカササギ、メインテーマほど面白いとは思えなかった。
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著者自身の作家・脚本家としてのリアルな活動と、ミステリーが融合して生み出される独特の物語は今回も面白すぎ!ホームズ作品が登場するところもニンマリ。ヒントが散りばめられた正当な謎解きも文句なし。
次回作も楽しみです。
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ホーソーンの推理には脱帽。
人柄には疑問。
トニーへの関わり方は不思議。
アンソニーの推理には!も?も有。
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謎の男、元刑事のホーソーンとアンソニーの掛け合いがいい。作者がワトソン役は、なかなか話としては、スムーズに展開する。次作が楽しみ。
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面白かった。
ホーソーンが、一作目より嫌な奴度下がってるような、しかし登場シーンの最悪さはいかにもというか(笑)、こう登場してほしい!と思う通りの素晴らしい登場の仕方!
ホロヴィッツは毎度毎度ひどい目にあわされるけど、ホーソーンがホームズ好きなら、なんとなく、ホーソーンがコンビを組みたがる意味も分かってくるような……
だんだんホーソーンという人の実態が分かっていくのだろうシリーズを追うのがとっても楽しみ。
きっと10冊にわたるすごい仕掛けがされてるのに違いない。今のところ全然わかんないけど。
182の謎は日本人にはぱっとわからない~。説明があっても、一瞬「うん??」ってなってしまった。英語圏ならでは。
ここまでの二作のタイトルが
The Word is Murder
The Sentence is Death
って並んでいくのも、英語の言葉遊びの妙味がある感じがする。
センテンスに裁きって意味があるとか知らなくて、英語に疎くてぴんと来なくて情けないけど、面白い。
ホロヴィッツは言葉遊びが好きなんだね。こういう諧謔があるのがミステリ作家っぽくて、そこは洋の東西を問わないんだな~と思ったり。
「すべてのiにきちんと点が打たれ、全てのtの横棒がきちんとひかれる」この文章、『カササギ』にもあったと思うのだけど、これも英語の慣用的表現なのかな? 面白い言葉だなと思う。
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ホロヴィッツの作品は最後のオチがたまに拍子抜けだったりもするのですが、この作品は複数の事件や出来事がからみ最後も何度もひねりがあって読み応えがありました。ただ、ひとつ解決してない部分があってそこが消化不良なのですがもしかして次作で解消されるのか?
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前作同様とても面白かった。
いつもどんでん返しの上に怪我をするトニーに同情してしまう笑
最後には綺麗に紐が解けていくスッキリ感がとても気持ちの良い一冊。
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相変わらず巧妙だし、一気読みだし面白かった。
割と注意深く読んだつもりだけど、手掛かりは普通に見落としてしまう。普通に書いてあるのに。まぁでも最後までわからない方が楽しめるからいいや。