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手習いに来る子ども達が愛らしい
2023/03/17 20:24
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どものうちはみな平等のように思っていた江戸時代ですが、生まれたときから身分によって、手習い所で学ぶ内容からして違っているのですね。
一見無邪気そうな子供達でもそれぞれの家庭の事情が多かれ少なかれ影響してくる。
それを温かく見守りながらも、主人公の先生(出戻り娘)の身にも大きな出来事が起きてくる。
血のつながりだけが家族ではない、ということを思い出させてくれる本でした。
続編を読みたいです
2022/10/18 15:48
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投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても心温まる、そして前向きになれるお話でした。
銀杏堂に通う子供たち、美弥、長屋の人達、萌先生のその後を是非読みたいです。
私も一緒になって、師匠になり、長屋の住人になり、時には銀杏堂の筆子になって、皆の成長を見守りました。
特に「目白坂の難」の章ではハラハラドキドキが止まりませんでした。
そして、萌先生の対応にじーんときました。
人と人との繋がりが薄れていて、閉塞感に満ちている昨今、子供たちの側に、萌先生や椎葉先生ののような温かい情に溢れた先生がいてくれたらと思いました。
ただ、実際にいたら、クレームを入れる保護者も多いでしょうね。
優しく温かいお話で大好きな本になりました。
子どもは宝
2021/11/22 20:17
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
手習い所の前にある実のならない大きな銀杏の木が印象的でした。最近の「親ガチャ」という言葉は昔から変わらないものだと悲しくもなりますが、ままならない運命の中での温かい気持ちに救われるような気持にもなりました。小さな赤ちゃんから反抗的な子どもまでどの子どもも生き生きと描かれていて、いつの時代でも「子どもは宝」だとしみじみ思いました。とても読後感の良い、素敵な本だと思います。
格差問題や家族について考えさせられる
2021/08/26 07:24
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投稿者:にこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代の身分制度により、産まれながらにして職業等の選択が限られた時世を改めて認識する事で、現代の恵まれた環境を感じた。
そして、その時代においても既存概念に流されず自分の考えを持ち生きる姿にも考えさせられた。
主人公が子どもを授からないことで、離婚させられてしまったという過去について、少なからず今も変わらないところもあるのではないかと、悲しくもなった。
頑張れ、萌
2021/01/12 09:55
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
嶋村承仙と美津の娘・萌は御家人に嫁ぐも子供ができず離縁され、実家の手習い所「銀杏堂」の手伝いをしていた。ある日、父・承仙は隠居し、上方に旧友と会うために長旅に出かけた。後を任された萌と子供たちとの悪戦苦闘の毎日が始まるのであった。
悪ガキや手のかからないおとなしい子等々、手習い所にはいろいろな子供がいた。その子供たちの成長を自分の子のように接する萌の女性として、母としての成長を見守るお話でした。「子は今を生き、大人は未来を生きる」、その言葉に感心させられました。
ガンバレ萌先生
2020/10/16 12:37
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
子なきは去れ なんて言われたけど、その嫁ぎ先がおかしすぎた萌。
千差万別の子供を教えることでだんだん成長していく。
なんだか萌に懸想しているような先生もいるし・・・
続編はないのかな?
工夫をこらして教えていくのは面白そう と思える私は・・・。
お婿を迎えて実の子供も得て欲しい。
勿論かて後の美弥も大事ですよ。
銀杏が見ている手習い所。良いな。
出だしがイヤ
2023/02/06 22:37
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供に恵まれず、夫から離縁され、仕方なく実家の手習所「銀杏堂」を継ぐことになったのが、二十四歳の萌という……その設定自体が嫌でした。今ならば、ありえないお話……。物語は、その女先生と悪童連中とのほのぼの時代小説です。しかも、捨て子まで!