困ったときの解決本
2021/06/13 10:20
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投稿者:キヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
行政の現場では、住民、議会、事業者、職員と、利害関係者が多数で、調整に手間取り、多くは前例踏襲です。しかし、新型コロナウイルス感染症という社会環境の大変化で、前例踏襲では立ちいかなくなりました。
そんなときに出会ったのが、公務員のための問題解決フレームワーク。
CASEで事例が書かれており、どんな状況のときに、解決方法を使えるのかがわかります。
SMART、ギャップ分析など、使える解決方法が満載です。
また、ラテラルシンキングの記載も充実しており、問題の設定を変えるは参考にしていきたいと思います。
前例踏襲では立ちいかなくなり困っている職員の方々にオススメの1冊です。
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実際に現場でありそうな事例に対して、解決に向けた適切なフレームワークを提示してくれる。フレームワークの多さに驚き、これらを自分が引き出せるようになることを目指す。フレームワークの数が多いので、机に忍ばせておいて都度読み返したい一冊。
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『役所で起こる問題のほとんどは、昔から変わっていない。だから、解決できない問題なんてない』
いきなり『マジかよ』って感じで始まる本書。業務の効率化や問題解決のアイデア出し、組織の効率化、現場で役立つと言った4つのカテゴリーで、それぞれ10個くらいのフレームワークを紹介している。見開き1ページで1つ。それぞれ1つケースを挙げて、その解決策として紹介するスタイル。まさにフレーム化しているので、淡々と読める。
後半はラテラルシンキングや問題発見力についてなど、前半とは少し異なるものの、基本的にはケースに対して対応策を紹介するような形式です。
ここで紹介されているフレームワークを技術的に『この問題だから、この解決策だ!』と言って当てはめるというよりは、日々仕事をする上での『視点』の大切さに行き着く本だなと思いました。読めば読むほど、仕事をする上でここに書かれているフレームワーク(考え方]を無意識的に使っているような気がしてきます。(実際にうまく問題解決しているかどうかは分かりませんが)
仕事の取り組み方を整理する意味でも一度サッと読んでみるといいと思います。全部はとても記憶しきれないので。
あとは『問題の捉え方』さえうまくできるようになれば、特別に強く意識しなくてもここに書かれている事ができるようになるのでは…まぁ、ある程度場数を踏むってのはやっぱり重要だと思います。
仕事で壁に当たった時に、ヒントを求めて引っ張り出してくる本、て感じですかね。