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運命の相手に恋人代理を依頼する鈍感
2022/03/09 02:16
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「愛されることを知るまでの物語」の紹介文に有る様に、
努力家の主人公は、常に努力が報われない。
でも誰も恨まず、運命に流されて生きる。塞翁が馬の故事のように、最後に幸せを掴む物語。
両親を早く亡くしたオメガの兄弟。
漣は、ずる賢い弟に、養い親の息子=婚約者をデキ婚で奪われる。
そして、養家を元婚約者から追い出される。
弟の結婚式の後、追いだされて歩く道すがら、たまたま出会った央我に仕事を貰うことになった漣、
新しい雇用主は領主の跡取り、アルファの央我の秘密は、オメガの兄・来栖を愛していること。
婚礼前の兄を煩わせたくない央我は、兄の為に漣に恋人代理を頼む。
央我に請われて、暫く恋人の代理を引き受ける漣。
報われ無い人生を送ってきた漣は、自分の気持ちを見つめない事で、自分を支えてきた。
でも漣は、自分が央我を愛していることに気付く。 愛する人の恋人代理役は、辛すぎた。
著者の書きたいように空想世界で虐められる主人公の漣。
ハピエンの結末まで、じっと我慢して読んだ。 虐めすぎ。
初めて二人が出会った時に、バチバチと電流が走ったのに、二人とも鈍感。
野木薫 さんのイラストが、yoco先生風で綺麗。表紙は漫画チックだけど、中の挿絵は違うタッチ。
所変われば品変わる
2022/03/27 08:22
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪役の弟が婚約者を寝取ってくれたおかげで、漣は差別的な町を出るきっかけが出来、ある意味恩人です。
あとがきに「悪役の弟夫婦は腐ってもアルファなので家業は10年そこそこで盛り返すだろう」とありましたが、人間的に腐っているので従業員と客に嫌われて10年もたずに他のアルファかなんかに家業を奪われると思います。
漣が央我に突然キスされて、ひっぱたいて子供のように号泣し、央我が謝り続けたシーンがかわいかった。
誰の代わりもいない
2022/02/03 00:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お話はファンタジーですが、国と性別を変えれば、現代社会にも当てはまる価値観の違いですね。
全く差別がないわけではないけれど、多様性を受入るのが当たり前の国がある。
10代前半で嫁に出されるのが当たり前の国もあり、当たり前だから疑問にすら持たない。
要領の良い者は、陥れて得をする。
善人しかいない街、というのが1番のファンタジー要素かな。
お話としては勧善懲悪でスッキリしました。
現実は侭ならないことが多いので、せめて物語ではハッピーエンド万歳です。
凄く良かった〜!
2022/01/26 14:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みゅー - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初から気になる展開で、結局最後まで一気に読んでしまいました。
もう切なくて切なくて…。
早く幸せになって欲しい一心で読んでましたw
弟夫婦にはもっと厳しい罰を受けてほしかった。
いっそ旅館潰れればいいのに…ボソッ
実は残念な攻め様(笑)
2022/01/26 21:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
領主の跡継ぎで、アルファで、性格もよいというスパダリな攻め様ですが、途中から何だか残念な気配が漂ってきます。
故郷で虐げられ搾取されてきたレンですので、皆に愛されて幸せになってほしいものです。
せつない
2022/01/25 14:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「俺はどうせ誰かの一番にはなれないから」
弟に婚約者を盗られた過去を持つ受けは実の兄に想いを寄せていた恋しい人に偽の恋人役を頼まれ…。
みんな大好きな薄幸の主人公が幸せになるお話。
オメガだということでの差別は山間の故郷でだけで、攻めに連れられて行った街ではオメガへの差別はなかったけど、受け本人の差別意識が今までの生活の酷さが伺われる。
オメガへの搾取についてはへき地の土地柄や価値観で仕方ないと諦めるにしても、受けを傷つけ蔑ろにした元婚約者と弟へのざまぁが足りなかった。
「でも、央我様の一番は俺じゃないから」本文より。
2023/11/30 20:59
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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋人のふりから本当の番になるお話です。
ネタバレがあります。
●領主の次男でありながら跡取りのα攻め・央我
●15歳のときに両親を亡くし名主の家で働いていたものの追い出された20歳Ωの受け・漣
●漣のΩの弟・弐湖
●漣の元婚約者で宿屋や問屋を営む名主の息子・那淡
●病弱なΩで央我の兄・来栖
●央我の親友で幼馴染みで兄婿・頼馬
将来を約束され、住み込みで朝から晩まで婚約者の家業を手伝っていたΩの漣。ところが婚約者の那淡は漣の弟・弐湖を選び、Ωとしては行き遅れの20歳にして婚約破棄されてしまいます。そして弟たち結婚式を見届け、家も仕事を失った漣はひょんなことから央我と名乗るαと出会い、漣に同情した央我の計らいで彼の屋敷で住み込みで働くことに。Ωでありながら平等に扱われることに戸惑いつつ、央我のことが気になる漣ですが、央我の秘密と身代わりだったことを知り・・・
タイトルの通り、婚約者だった相手から「無用」扱いのすえ追い出され、拾われた先で「身代わり」にされたと思われた蓮が、『運命の番』である央我と番うオメガバースもの。
漣の身の上がとにかく不憫で、でも央我には想う人がいてと、ままならず焦ったい展開に泣かされました。央我の気持ちが絶妙に変化するのもよかったです。
また悪役の意地の悪さ!そのぶん漣は幸せになることでしょう。
そして今作でも、オメガの花嫁の「まっさらな項に新郎のアルファが歯を立てる」結婚式の儀式について触れていて嬉しい。
イラストは野木薫先生です。まるで覗き見をしているかのようなアングルの、繊細な絵にうっとりしました。
追い出された先で
2023/07/02 05:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
オメガバースもの
弟に婚約者を盗られたオメガの漣
弟の結婚を機に身一つで追い出された漣を
かなわない恋をしていたアルファの央我すくいあげる。
スパダリ要素たっぷりの央我だけど色々残念感が始終あります。
オメガの扱いが天と地ほどの地域差がすごいなぁと
(同じ国だよね~って思わず言ってしまう感じ)
婚約者と弟の画策で酷い目にあっていた(自分が気がつかないところで色々)漣が
央我の屋敷に来て、色々な人に出会い
弟たちに良いように働かされていたことにも気づき
央我が好きという気持ちも持っての結末にたどりつけてほっとしてます。
「俺はどうせ誰かの一番にはなれないから」
と言っていた漣が未来をつかめたことにほっとした読み終わりでした。
そして、最初と最後に漣が言われる言葉は
同じなのに全然違う意味を持つことにきゅんとしてしまいました。
酷い夫婦にはもっと相応の罰を与えて欲しいと思うのだけれどね。
(央我が漣の知らないところでこっそりと成敗してくれてたらなぁと思ったり)
いや、あそこまでくるのはよほど状況が酷いのではと思うのだが???
あれで持ち直すの????(←あとがきに書いてあってびっくりしたです)
後名前が漢字なのは雰囲気出すためかなぁって思いつつ、
この世界観ならカタカナで良くない?みたいには思いました。
名前読みづらくて時々「これはなんて呼ぶんだっけ」みたいになってしまったのが
若干のストレスでしたので。
☆3.5
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