どんでん返し来ます
2023/05/02 09:01
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投稿者:KeiM - この投稿者のレビュー一覧を見る
周りとうまくやっていけない高校生女子、けれど特殊能力持っています。
RDGやぬばたまおろち系かなと思いつつ軽く読んでいました。
ラストが思わぬどんでん返し。
もう一度読み直してみたくなる本でした。
この二人、これからどうなっていくのか。
妄想が止まらなくなってしまいます。
あんまり明るい妄想ではありませんが。
軽いだけの本ではありません。
続きが読みたい!
ガールズトークがしたい
2023/02/12 02:30
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに添えられている「言霊使い」は
エッセンス程度で、
どちらかというと性格付けの割合が強い。
ガールズトークは楽しいし、地の文が心地よい。
よって面白い作品ができあがる。
中盤でちょっと「おや?」という展開があって、
ラストにタネは明かされる。
そっちが一応本筋なんだろうな。
重めの本筋とゆるい普段がいい塩梅。
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「威風堂々惡女」シリーズの白洲梓が2022年に発表した長編小説。言葉で人の心を操る力を持つ「言霊使い」である宇内一葉は、俗世から隔離された箱入り娘だったが、十八歳で家業を継ぐという約束と引き換えに高校入学を許可されます。ふつうの青春を謳歌するべく張り切るけれど…というお話です。一葉と周囲の人たちのかみ合っているようなかみ合っていないような微妙にずれてる会話が面白いです。数少ない能力を行使する場面ではガラッと雰囲気が変わり、ちょっと重めな部分も。次巻は夏休み&合宿編ですね。
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現代日本において人知れず暗躍する『言霊使い』―言葉で人の心を操る力を持つ一族・宇内家の末裔、宇内一葉。俗世から隔離された箱入り娘だったが、十八歳で家業を継ぐという約束と引き換えに高校入学を許可される。初めてづくしの高校生活は前途多難で…?(e-honより)
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言葉で人の心を操る「言霊使い」の一族・宇内家。その末裔である宇内一葉は、俗世から隔離された箱入り娘だったが、18歳で家業を継ぐという約束と引き換えに、初めて学生生活を許可される。
高校に入学した一葉は、「普通の青春」を謳歌すべく張り切るが……。
人の心を言葉で操る事が出来る箱入り娘・宇内一葉の、初めての学校生活を描く青春小説です。
初めての学校、初めての部活、初めての友達、初めてのガールズトーク。何もかも初めて尽くしの一葉の手探り学校生活がなんとも可愛い。今まで友達や先輩といった人間がいっさいいなかった一葉の、周囲とのちょっとずれた会話や部活への打ち込みもいかにも青春! という感じで楽しいです。
でも、それも高校卒業までの「期限付き」と考えると寂しさも。今は初めてのこと、楽しい事ばかりでも、期限が近付くにつれどうなっていくのか。人間関係なども含め続きが気になります。
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一葉ちゃんが一生懸命目の前の人に誠実に向き合っている姿に、元気をもらいました。
作中では言霊使いという特殊な力を持つ一葉ちゃんが主人公でしたが、決して他人事ではないような気がします。
言葉を使わないと私たちは意思疎通すらできません。だからこそ、せっかく言葉を使うなら優しく、温かな使い方をしたいものです。