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「癒やしのDom/Subファンタジー」
2023/04/20 05:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
Dom/Subファンタジーって何?的に興味がひかれた元です。
Dom/Subの作品としては薄めなので苦手な方にも割と読めるかなと思います。
Dom/Subの概念が薄い世界なので
それを理解しているのが竜(Dom)のバラウルの方だけ
なので生贄にやってきたクロウ(Sub)を想う気持ちに悩む
「本能か愛か」と。
クロウはクロウで別の意味で悩んでいるのですがね。
その小さなすれ違いとたどり着くところまでが物語なので
どんなに薄くてもDom/Subの要素は必要だったのだろうなぁと。
呪われた子として村で過ごした日々からの竜の生け贄
バラウルとの生活
広い世界のことを知ることになる。
そんな日々を読んでいると
良く生け贄になるまで生きていてくれたなぁとしみじみ思ってしまいました。
ラストの方でクロウの叔父の態度にバラウル同様な気持ちもあるのですが
叔父もあの村で生きていかねばならないのでクロウに対する態度は致し方なしの部分もあるのではと思いますが。
とはいえ、村人たちは村から出ることがないってことでもないのに閉鎖的すぎますね。
事件は起きるけれど、全般的に穏やかで
バラウルとクロウが一緒に生きて行こうとする過程の優しい物語でした。
最後のクロウの有り様もなんかほっこり良かったです。
(だんだんそうなるのかと)
商品紹介の「癒やしのDom/Subファンタジー」に納得した作品でした。
☆3.5評価の4です。
孤独なふたり
2023/08/04 20:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通のDom/Subと違ってその概念が広く世間に浸透していない設定の中で、メインのふたりともがそれぞれに違った孤独を抱えていて、お互いに出会うことでそれを癒し愛とはないかを知っていく物語。
呪われた子として長年村の人間によって貶められてきたクロウは卑屈で、パラウルがあの手この手で自信を持たそうとするが凝り固まった自己肯定感の低さは如何ともし難い。ここまで自己肯定感の低い卑屈な人間を作り出した村の人間たちについてもう少し言及して欲しかった。
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