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第六話まであるのだが、第一話がなかなか進まず、苦戦した。
第二話からはスラスラと読めたが気持ち良い話では無く読書でストレス発散する私には合わなかった。
原田ひ香さん好きなんだけど。。
購入するか図書館か迷って、図書館で借りて良かった。
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「なんて美味しそうなんだろう」
思わず手に取った一冊。
物語ごとに登場する食事は、とても丁寧で繊細に描写されていて、その五感を用いた表現に、思わずお腹が鳴ってしまいます。
ストーリーは、ひとつの会社に所属する登場人物それぞれの葛藤が各々の目線で描かれています。
主人公となる人に共感できたり、はたまた、こんな人いるなぁと思ったり、もしくは、こんな人がいてもらっちゃ困るな、と思ったり…
美味しそうが詰まった素敵な小説でした。
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第1話は、読むのに時間がかかった。
第2話は、話の流れからして必要かな??
大好きなひ香さんの物語なのに、食べ物が出てくる物語なのに、イマイチな印象を持って読み進めた。
第3話からは、今までのは何だったのか!?と思うほど、読むのが止まらなかった。
最後のどんでん返し。まさかの展開。
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筧さんの「さあ、まずはこれ食べて」が、なんとも心地よく、筧さんのご飯で皆が癒やされる話かなと思いきや、後半思わぬ展開に。頭の中が、え?!なんだこれ?!の連続。
終わりよければ…という感じとも違うし、いやーーな感じとも違うし、なんか、よくわからないうちに心をかき乱された、そんな読後感…。
再読したら、また違う感情がわいてきそう。それもおもしろいかも。
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想像していなかった結末だった。
だから、最後どうなるか気になってしょうがなくて一気に読んでしまった。
原田ひ香さんの小説は、とても身近なシチュエーションがテーマであり、登場人物の気持ちや行動が丁寧に描かれていて、とても読みやすく、私はすきだ。
この本の結末に対して、人を簡単に信じ込んではならないなという危機感をおぼえた。
また、お米と出汁の偉大さに共感した。
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家政婦の筧さんが作る料理が、「私も作ってみようかな」と思うくらい、作り方と共に目に浮かぶように言語化されていた。美味しい料理ほどもしかしてシンプルなのでは?と思ったし、読んでいてお腹が空く思いでした笑
全体を読んだ後のエピローグで全てが繋がるように
回収されており、最初から最後まで飽きずにすらすら読めました。
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皆さんの感想を読んで予想外の展開とわかって読んでいたけれど、思っていた以上に想定外…。
読書初心者としてはもう少し情景の描写が丁寧だと有り難いです…(私の想像力が足りないのか、???これ誰の発言なん???誰の行動なん???って何度かなってしまったもので)
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いい意味で裏切られた。そんな本だった。
題名『まずはこれ食べて』から想像していたのは、オフィスで頑張って働き疲れた人たちに、美味しいご飯を作ってあげる。そんなほっこりした話だと思っていた。
確かに、途中まではそんな感じもあった。
しかし読み進めるうちに、家政婦の筧の人生、失踪した柿枝の本音、それに向き合う仲間の思いが絡み合い、人生とは、自分の存在意義とは、みたいなことを、いつの間にか考えさせられていた。
心して読むべしな一冊。
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NHKのサラメシ的な話かと思いきや、あら、そうだったの‥の結末でした。
いつの世も《胃袋》をつかんだもの勝ちね。
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初の原田先生作品でした。
友人同士で立ち上げた会社に、ある日家政婦が入ることになり、その人が作るご飯によって、社員たちが自身を見つめたり、築いた関係性を考えたりするお話。
ご飯ものですが、思ったよりほろ苦い要素が多く、身近にいても、もしくはいるからこそ、分からないことや分かったつもりでいることが混ざり合って、自分の中に溜まっていって、それすら当たり前になっていく。そんな描写が多々あり、食べることは生きることだな、と痛感しました。
出てくる人物たちの生い立ちに厚みがあり、スポットを当てられた話を読んでから、違う人の話を読むとまた違った面白みが出てくるので、関係性を描くのが絶妙だなと思いました。それぞれが、それぞれなりに悩んで傷ついて、それでも生きていく。その時に、そっと寄り添うご飯のあたたかさが、ほろ苦いからこそよく映えてくる作品でした。
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原田ひ香さんの「まずはこれ食べて」を読みました。
「まずはこれ食べて」のタイトルをみて、ホッコリ系かと思いきや・・・
最後までどうなるのか?果たして全部つながるのか?ドキドキしながら読み進めました。
最後の章とエピローグで・・・・
ドキドキハラハラ、いろいろな人間模様。
人と人。
ちょっと許せない人も出てきますが、面白かったです。
さて、次は涙活。
「ラブカは静かに弓を持つ」を読みま~す。
楽しみです。。
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1話2話くらいまでは、女性たちの抱えるモヤモヤに共感でき、おもしろそうだと思ったが、だんだん違う雰囲気に。
皆が訳アリで、柿枝に翻弄され、同じ志を持って集ったわけでもないようだ。筧もあることを抱えていて、近年耳にすることの増えた社会問題が描かれている。
柿枝の呪縛から逃れたメンバーたちと筧の新たな絆を感じさせるラストに救われた。
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読みはじめに思ったことは……胡雪めちゃ嫌い。めんどくさいやつ。初っ端から腹たった。でも読みすすめていくうちに、不器用なだけなんだなとか、情に流されやすいんだなとか……憎めなくなっていった。でも絶対友達にはなれないかな。
筧さんが作る料理は全部美味しそうで、マネしたくて全部メモった。辛ラーメンのスープでまずは野菜とウインナー入れて食べて、その後麺入れて茹でて玉子、チーズ、韓国のりトッピングして食べるやつ、早速やってみたけど旨すぎた。
悩める人×美味しい料理を食べて元気になる。立ち直るってのはあるあるなんだけど、それプラス、ミステリー要素も入っていて終盤から意外な展開に。
でも、そこからの方がハラハラして読み進めずにいられなかった。穏やかそうな人が実はサイコパスだったり……
全て終わったよっていう安堵した感じで終わったけど、柿枝の復讐とか嫌がらせとかありそうで怖い。
でも、それも含めて面白い作品だった。
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読んだことがなかった原田ひ香さんの本。お金の話のイメージがあったので自ら手に取ることはしていなかったが、先輩に借りたので読んでみた。
丁寧な暮らしが大切で、基本から立て直せば良い方向に向かうよ…というストーリーかと思いきや、なんだかミステリーな方向に。
無戸籍な青年が出てきたり、人格破綻者が出てきたり。展開と結末に無理があったように思う。
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グルメ小説(?っていの?)のほっこり系かと思いきや…
料理は美味しそうだったけど。
意外な方向に話が進んでいったなー