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霜月記 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー40件

みんなの評価4.1

評価内訳

40 件中 1 件~ 15 件を表示

砂原節健在

2024/03/10 20:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スマートクリエイティブ - この投稿者のレビュー一覧を見る

代々奉行を担当する草壁家の藤右衛門が行方不明になり、父から引き継ぎ奉行となった子の18歳総次郎と引退して料亭に隠居した祖父の左太夫が藤右衛門を捜すうちに、藩の不正を 暴いていく長編。冒頭から、総次郎の章と左太夫の章が交互に表れるのに引き込まれた。総次郎の章。「孫のことが気になって様子を見に来たのだとすれば、日ごろ素気なく振舞いたがる祖父の一面をみたようで、唇もとに笑みさえ浮かびそうになった」。左太夫の章「どこか肉親の情に溺れることを恐れる気分が長年かけて身のうちに巣食っている」
 祖父の長年仕える喜兵衛への言葉。『望むままに生きられる者などおらぬ。そなたとて、そうであろう』
「若い生きものが発するまばゆさに目を射られそうになり、いっぽう、おのれはできていたことができなくなっていく」
 砂原節健在。

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冬来たりなば春遠からじ

2024/01/24 15:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

砂原浩太朗さんの「神山藩」シリーズ待望の第三弾の書名『霜月記』では
 「霜月」を「そうげつ」とルビがふられているが、
 「しもつき」と読むことの方が多いのではないだろうか。
 旧暦11月の異称で、冬の入り口を指す。
 作中でもこんなセリフが交わされている。
 「ひとの生涯を一年に見立てるなら、そろそろ霜もおりてくる頃合いかと」

 主人公は父の謎の出奔によりそのあとを継ぐ形で町奉行となる、18歳の草壁総次郎。
 そして、もう一人、総次郎の祖父でかつて名奉行として知られた左太夫。
 左太夫はすでに60歳を超え、今は隠居となって知り合いの小料理の離れで暮らしている。
 現代風にいえば、「定年後」の「悠々自適」の暮らしであろうか。
 この二人の視点で、交互に描かれていくが、『霜月記』とあるくらいだから、
 やはり祖父・左太夫の物語と読むのがいいだろう。
 つまり、この作品は藤沢周平さんの『三屋清左衛門残日録』を意識したものかもしれない。

 奉行としての経験の浅い総次郎に、藩の大店の元番頭の男が殺されるという事件が起こる。
 続いて、その妻も殺され、もしかしたらこの事件に出奔した父が関係しているかもしれない。
 総次郎は祖父のたすけを求めつつ、事件の深層に迫っていく。
 事件の謎を解くミステリ仕立てになってはいるが、
 この物語は親子の関係を静かに描いて、読むものの胸をうつ。
 仕事にしか目がいかず、出奔した息子と会話した記憶すらない、祖父。
 その孫もまた父の姿がおぼろだ。

 「霜月」はこれから冬に入ろうという頃合いだが、
 物語の結末は凍てついた親子の関係が解けていく様が描かれていて、
 早春のようでもある。

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2023/06/30 02:18

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2023/09/16 07:26

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2023/09/03 12:57

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2023/07/30 09:17

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2023/08/02 19:26

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2023/12/02 19:51

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2023/09/15 22:45

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2023/08/22 10:33

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2023/08/30 09:10

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2023/09/07 11:05

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2023/09/30 14:30

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