退職後のお金のことについて
2024/04/14 09:13
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投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
必ずしも「使い切る」ということに重点を置いている本ではなくて、退職後のお金の扱い方、特に、株や投資信託で投資をしているお金を念頭に、その他の収入や生活資金のことなどと合わせて、考え方を示してくれている。一部を投資しながら、預金や年金なんかと組み合わせて考えるときの、いくつかのパターンを例示してくれていて、こういう本は他にあまり見当たらず、参考になりました。
経済的に退職という意味を考える
2023/10/11 16:37
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
寿命という言葉には、健康寿命という考え方が含まれ、それ同時に資産寿命という考え方を添わせる必要が、我々高齢者には必須だ。退職後の生活を豊かにするために資産を有効に、かつ上手に使いながらも、資産寿命を長くするという視点を持つことを目的とした書だ。退職を「仕事(蜀)にすべて依存するということから辞する」という考え方を理解しなければならない。「生活費=勤労収入+年金収入+資産収入」と定義すれば、経済的な面からみれば、「勤労収入<生活費」の状態が、退職となる。資産を運用しながら取り崩す Decumulation という考え方は、よく理解できた。
資産の使い方、引き出し方
2023/10/11 08:01
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
60代からはだんだん資産を引き出して使っていくことになっていくのですが、引き出し方にも工夫が必要です。「時間を取り崩しながら、同時にその寿命を伸ばしていく」ことが大切です。
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#60代からの資産「使い切り」法
#野尻哲史
23/8/25出版
https://amzn.to/3Ed4UDn
●なぜ気になったか
老後資産貯め方本は巷に溢れているけど、「使い切り」視点本をは初めてみる。資産に余裕はないけど、貯めておくだけも悲しいので、読んで使うことも考えてみたい
●読了感想
この先やろうとぼんやり考えていたことが書かれていて、間違っていないと確信が持てた。新たに気づかされたことも含めて参考にし、自分の具体的な「資産活用案」づくりをするとしよう
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
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2023年57冊目。満足度★★★★☆
著者が2008年に『退職金は何もしないと消えていく』という本を出して以来、一貫して研究しているのが、資産の「取り崩し」に関するテーマ
本書は、類似の本を複数出してきた著者が現時点でその集大成的な意味合いを込めて、世に問う内容
言わずもがなですが、お金は貯めたり運用してきても、最後は有効に使わないと意味がないですが、人生100年時代となった今、いかに賢く「使い切る」(当然枯渇しない様配慮)かを早くから欧米の事例などを研究してきた著者が、高齢者でも分かる様「わかりやすく」(本の文字も大きめ:笑)解説している
50代以降の人であれば、読んで損なし
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【やはりゼロ】
資産形成に関する本は多数存在しています。
どうすれば資産を増やすことができるか?
具体的に何をすればお金持ちになれるか?
など、本屋さんには多数置いてあります。
しかし、増やした資産を活用する本はほとんどありません。
どれだけ資産を増やしても、死んでしまえば天国に資産を持っていくことはできません。
理想をいえば、死ぬときには資産をゼロにして死ぬことがベストです。
遺産相続をしても老々遺産相続になり、引き継いだ人も老人でありお金を使う時期は過ぎてしまっています。
本書には資産活用の方法がいろいろと述べられており勉強になります。
個人的には定率で取り崩すとしても、リスク資産と無リスク資産の比率を変えないで取り崩す方法がよいのではと考えています。
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取り崩し方のパターン等、いくらかは頭の整理ができました。精神論や過去の出来事、既に出来上がった制度への批判などは飛ばし読みして、具体的なノウハウなど必要なページは2割くらいだったかと。こういった本ですので予想はしていましたが。
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定年退職後の資産活用方法(取り崩し方法)について、今の日本の現状を踏まえた提言をされています。
一番興味をそそられたのは、「収益率配列のリスク」というもので、定年後の資産取り崩しを「定額」で行うと発生するとのことでした。恥ずかしながら、私はこの言葉をこの本で初めて知りました。
それにしても・・・
今の60代の人々は、ものすごい資産額を保有しているのだなとびっくりさせられました。
60代の世帯年収平均が500万円を超えているというのにも、更にびっくりさせられます。最近の60代の人達はみなさん、定年退職してからも、なんらかの形で働いてらっしゃるのだなと感じました。
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帯に書かれた「60代70代『率』で、80代からは『額』で引き出す」が気になって購入。内容はちょっと難しかったけど、80歳で生活ステージを区切って考えるところは、自分も参考になりました。
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運用資産をどう取り崩していくかについて解説。
定率取り崩し方といっても、いろいろ方法があることがわかりよかった
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資産形成の本は書店で多くみることはありますが、この本のタイトルにある「資産の使い切り」に関する本は私にとってはとても新鮮に映りました。お金は何かをするための「ツール」であり、有効に使うことが重要だと頭では分かっていながら、ローンの支払い・子供達の教育を考えると、使うよりもまずは貯蓄することを考えてきました。
数年前に子供達は成人し、両親のことは気になるものの、自分の資産を生きている間に有効に使うにはどうしたら良いかを考える時期に来ていると思います。この本に書かれていることを参考にして、自分なりの「資産使い切り法」を考えてみたく思いました。
以下は気になったポイントです。
・生活費=勤労収入+年金収入+資産収入で生活を考える、資産寿命を延命させるには、1)生活費そ引き下げる、2)勤労収入を少しでも多く(長く)、3)年金受給を少しでも多く、4)資産寿命を少しでも長く多く、するように取り崩し方を考える(p25)
・勤労収入については、少なくてもいいので長く、楽しく働けることがポイント(p65)60歳以降の仕事の向き合い方は、1)これまでやれなかったことをやる、2)できる限り長く仕事ができるようにする(p72)
・持続可能な引出し率=4%は米国ではFIREの考え方、生活費の25倍の資産を稼いで「退職直前の必要資産額」➗「生活費」が25倍であれば。その逆数である「4%」が、引出し可能な割合となる(p134)
・65歳までは:、積立ながら運票する時代、80歳までは使いながら運用する時代、それ以降は「使うだけの時代」となる(p152)
・米国のRMD(最終資産引出制度)の考え方を日本使うと、65ー69歳までは「3.5%:70−74歳までは「3%」75−79歳までは「4.5%」と決めこともできる(p159)
・健康寿命は男性:72.68歳、女性:75.38歳である、65〜75歳が前半で、75歳以降が後半と考えることもできる(p231)65歳の平均余命は、男性:19.85歳、女性;24.73歳である(p232)つまり男性の場合、65歳時点で健康なのは、あと8年、それ以降の12年以上は健康でないということ、35年の退職後人生のうち、2:3が前半、後半となる(p232)
・65歳の時点で、約2800万円を保有している人は、80歳まで「3%運用して4%引出し」80歳以降の20年間は残った2400万円を均等に引き出すと、35年間における引出し総額は、4000万円となる。これは65歳時点の資産約2800万円が、実際には4割増の資産力を持っていることを示している(p259)
2024年3月12日読了
2024年4月9日作成
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資産形成よりも資産を取り崩す方が難しいと思っています。それに対ししっかりと答えを示してくれる良書だと思います。データも多く説得力があります。ただ同じようなことを記載されてるように感じるので、読んでて長く感じることもありました。とはいえ一度読んでおいた方が、資産を取り崩すイメージが湧いて良いと思います。
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やたら年代別表やらが出てくる。
自分の場合は?っていうのが分かりにくいかな。
計算が苦手な私のような人は、もうちょっと分かりやすく書いてあると理解しやすいんだが。
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