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初めて読む作家の作品だった
マコトとGボーイズの活躍には気持ちがスカッとした
他の作品も読んでみようかな
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私生だけ。単純に知らない話題、知らない界隈、自分にはない欲望の話だったので勉強になった。語弊のある言い方をするなら「集団ストーカー」みたいなものか。
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国産ウイスキーの高騰といい、宗教2世問題といい、実話なんじゃないかと疑うほどリアルなフィクション。実世界にもこういうトラブルシューターがいればいいのに。
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池袋ウエストゲートパークの小説版、19作目です。
私は、もともとドラマを見てから小説のファンになり、過去作品も全部読みました。
放映当時のドラマの印象が強く残っているため、小説を読んでいるときも、マコトは長瀬君、キングは窪塚君の顔が浮かびます。
ドラマ放送当時、同世代だった私は中年になってしまいましたが、小説の中の彼らはずっとそのまま。
不思議な感じもしますが、懐かしさもあって毎回、新作を楽しみにしています。
池袋ウエストゲートパークは、そのときどきの社会問題を扱います。
今回で言えば、表題作の「神の呪われた子」は宗教2世を題材に書かれています。
世間を騒がせている、あの宗教団体の実態もこんな感じだろうな……とリアルさを感じました。
また、強盗事件が題材の「フェイスタトゥーの男」も、あの事件のことだろうな、と。
1作目に登場したウイスキーバブルについては、正直あまり知りませんでした。
「なぜ今、お酒の買取が多いのだろう?」とは思っていたのですが、本作を読み、そのからくりがわかりました。
扱う事件は時事ネタですが、マコトの軽妙な語りで難しく感じないのがシリーズの特徴。
ドラマを見ていた、かつて若者だった世代にはもちろん、Z世代の若者たちにも読んで欲しい1冊です。
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毎回新作を楽しみにしているシリーズ物です
今回も現実にある話題を取り上げ
楽しく読めました
題材の中で
現実で苦しんでる人もいるかと思いますが
読んだあとに色々考える作品です
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今の世の中、他人の痛みに鈍感な人が多くなったように感じていたのですが、それはいよいよ生活や心に余裕がなくなって、自分の周りのことしか見えない、見たくない人が増えたからかもしれない、と思いました。最近は他人を食い物にするのが一部の悪党だけじゃなくて、いわゆる一般人だったり、身近な人だったりするのが怖い。
作中のマコトの言葉に「ほんと、おれたちの国って、どうしちまったのかなぁ。国が貧乏になるって、こういうことなのかな」というものがあって、心に刺さりました。金銭的な貧しさだけでなく、心の貧しさも深刻ですよね・・・。
IWGPはフィクションだけど、事件が終わった後に関係者たちで労わり合う描写が私は好きです(一緒にお酒を飲んだり、かき氷を食べたり)。
たとえ束の間の平和だとしても、達成感や幸福感、未来への希望を感じることができる終わり方には救われるので。
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シリーズ19作目。短編集なのにここまで心に響かせるものを作る筆致はさすがの一言!
今作はやはり表題が1番良かったかな。
宗教2世問題についての話だが、行き着くところは金になるわけであって、宗教法人からもしっかり税金を取るべきだと思う!!しかもより他より多いくらいに( *`ω´)
宗教って本来は清廉なものではないの?納税の義務がなくても私は払いますって言ってる奴なんていやしない。
税金を払わない輩に偉そうに説法なんてされたくないよ!!!!!
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今回も楽しく読ませてもらった。
ウィスキーバブル、私生(シセン)、お手軽(?)強盗、そして宗教二世。
今の日本のモンダイを切り取るのはさすが。
しかしキングが強すぎなのが笑える。あまりに強い。
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あいかわらず最新トピック満載。もうシリーズ19冊目。マコトのまわりの社会情勢はすっかり令和だけれど、マコトたちは全然歳を取っていないような、不思議な世界になってしまった。ちょっとズレもあるけれど、社会課題に関心をもってもらうきっかけになるかな。10代・20代の子は、IWGP知ってるのかなぁ。
2023/11/25読了
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世相を斬るのが本当に上手だと思います。まるで見てきたかのような臨場感。もちろん、水戸黄門的な勧善懲悪というか、落とし所は同じなのですが、それだけではない、それでも読んでしまう。
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やっぱりIWGPは面白いのですぐに読み終えてしまう。
終わりに近づくにつれて、「あー、もう終わってしまう〜」と寂しさを感じてきます。
その時代に起きている旬な社会問題をわかりやすく取り扱ってくれるので、勉強にもなります。
このシリーズがずっと続きますように。
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相変わらずの石田衣良さんのスピード感のある文章と今の社会問題を取り上げたテーマであっという間に読み終わる気持ちよさ。でも、テーマの内容については考えされられるところがある。
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すっかりサザエさん状態(年をとらない)ではあるけれど、世の中の時事ネタがとてもわかりやすいので物語を楽しむのと同時に最近では世の中(とくに裏側)を知る勉強にもなっている気がしている。
あいかわらずタカシはかっこいいしマコトの言葉は心に響くことがある。文体も音楽のように流れがあってそのノリが気持ち良くてさらさらと読める。
今回も面白かった。「私生」(サセン)という言葉を初めて知ったし、そんなアイドルファン事情があるのかとアイドルに詳しくないから余計に驚いた。
最後の中編の宗教2世の話もこういう現実があるのだとよくわかったし腹立たしくもなった。ただこんな痛快に解決するほど現実は簡単ではないよなと思うとちょっと虚しくもなった。このIWGPには「願望」と「希望」を含まれている物語なのかもと思った。
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永遠のキングとマコちゃん。
毎度大体展開は同じ。水戸黄門を見ているような気分になる。でも、その裏切らない予定調和がいい。
毎回その時の時事ネタ盛り込んだスパイスと予定調和がいい塩梅なんだ。
SNSによるアイドルの情報流出とか宗教二世とか、身近な時事ネタについてちょっと考えさせられるきっかけになるのもいいんだよなぁ
2024.3.4
39
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19作目かぁ。
なんとか、ついていけてる‼︎
コレで知る現代の時事。
ウヰスキー山城
私生サセン
オレオレ強盗⁉︎
宗教2世
の、お話。
アレクサにクラシックかけてもらいながら。
マコトのいる西池袋へ。
大塚ウイスキーバブル
コタロウさんにハイボールをオーダーしたいと。
〈私生〉流出
芸能事務所アロイジア。
フェイスタトゥーの男
おな高、元Gボーイズのコウシ。と、その古着屋店員のジュンペイ。
〜俺よりコウシの方がずっと強いだろ〜と、タカシの台詞。
神の呪われた子
ルカ、天木教祖。
子ども食堂のアズ。
アズちゃん登場、絡み方良かったんだよね。
〜真実より耳あたりのいい嘘〜
〜一度切ったら、また切ることになる。傷は一生消えない〜
毎回Gボーイズ登場ですが。
タカシタイマンが光る‼︎そして、その解説⁉︎
思い出に登場するタカシの兄
〜タケルが残してくれたパンチの記憶〜
今作久々にダレずに読了。ルフィも。