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すべて理解できたわけではないが、取り組み甲斐のあった内容でした
2024/04/23 02:08
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投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
大平健編訳の『新編 夢判断』を並行して読みつつ、本書で勉強させてもらいました。昨日の番組最終回の時点では第5章の途中でしたが、実によい知的鍛錬となりました。大変よいテキストと番組をありがとうございました。
「授乳の経験を通して、子どもの身体には、単に「空腹が満たされる」という満足を超えた「唇や口腔の快楽」が派生し、その結果として口唇領域の性愛化が生じます。端的に言えば、唇が性感帯になるということです。この性愛化は、口元の表情や声の抑揚、さらには咳払いに至るまで、おおよそ口唇領域が行う人間的表現-感情表現やコミュニケーション-を可能にしていきます。何かをおいしいと思って食べることや、その食感を楽しむようになることも、口唇領域の性愛化の効果と言ってよいでしょう。」(69頁)
「自我が成長していけば、快の再現を至上命題とする一次過程は、社会生活によって課せられる諸制約にぶつかり、禁止されたり、自ずから断念されたりします。そのときに一次過程を停止させる働きをするのが、願望=「快の再現の追求」を無意識へと追いやる抑圧なのです。」(91頁)
「「夢」から出発して、自分の願望に辿り着く方法を教えるのが、フロイトの『夢判断』なのです。」(109頁)
さてさて、原テキストに引き続き取り組んで、ぜひ読了せねば!
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