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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編の補足のような短編集。
青の王ラジェイラとハルーンのその後、アイシャとタスランが結婚するまでのいきさつなどなど。
本編のあの子やあの人達はその後どうなったんだろう?という読者が気になっていた事を補足してくれています。
全体を通して見ると、青の王について1番沢山描写していると思います。
また青の王を読み返したくなりました。
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エピローグ、プロローグを挟んで短編6作
短い作品とは思えない重厚感
本を開くと感じる乾いた風
遠い世界に思いを寄せる
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やっぱり【ナルマーンシリーズ】は素晴らしくて面白い作品です!!
読み出したら止まりません!
物語の世界に一気に引き込まれます✨
今回は「青の都」の真実に迫る物語。
青の王がなぜ後継ぎを作らないのか、その過去と思いには壮絶な物語があったのです。
1冊が青の都のことばかりでなく、周囲の赤の都、白の都の物語も描かれ時間を辿りながら読み進めていくことができます。
前巻を読んだことがある方ならきっと楽しめる、読むべきオススメの1冊です!!
ぜひ素晴らしいファンタジーの旅へ出てみてください
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泣いてしまった…。
ナルマーン年代記短編集、というだけあり、読んでると〇〇の王シリーズの解像度が爆上がりします。
キアラとユフス、好きになる予感しかしないな…。
ハルーンとラジェイラの純愛…泣いてしまう…。
タスランとアイシャ(推しカプ)、ありがてえ…ありがてえ…。
また続編読みたい…。
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優美で入り込みやすい世界観、読後感も良く、ストレスなく一気読みでした。短編だけど全て繋がっている。表紙の絵や挿絵も素敵です。こういう世界で生きたいと思ってしまった。
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ナルマーン年代記シリーズの外伝的短編集。青の奥関連の話が多めかな。なんともほっこりとした読後感の作品ばかり。もっといろいろな話が読みたい。
1. 絹の都の姫君
イシュトナール2世の統治下にあるナルマーンの都の一つ,絹の都ハタリース。その領主イフメドの後継者を巡るお家騒動
2. 小さな眷属の憂い
配偶者を得ず,子も成さずに長年過ごしてきた青の王ラジェイラを可愛そうだと思った青の眷属ワスラム。しかし幸いの虫アッハームから意外な秘密を教えられる。
3. 白の悪だくみ
白の王はある日,自分の目の一つを体に持つ少女アイシャの悲しみを知り力になってやりたいと考える。
4. 赤の贈り物
赤の王は,青の王に子供が生まれたのを知りなにか特別な贈り物をしたいと考えるが,アイデアが浮かばない。眷属の一人の勧めで,しばらく人間に混じって人間を学びその上で人間の作ったものを贈り物にしようということになる
5. 青の再会
遂に青の王ラジェイラの最期の時が近付いてきた。子供のいないラジェイラは後継者となる魔族を選ぶ必要があった。
6. 夜風と共に
絹の都の姫君の後日談
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【収録作品】
プロローグ
「絹の都の姫君」絹の都の領主イフメドの寵姫が、正妻の怒りを恐れて娘ネフェルタを連れて逃げ出す。跡取り問題が起き、イフメドの忠臣ユフスは彼女を探しに旅立つ。
「小さな眷属の憂い」青の王ラジェイラの話。
「白の悪だくみ」アイシャとタスランの話。
「赤の贈り物」赤の王アバルジャンが人間界を旅したときの話。
「青の再会」青の王ラジェイラの跡取り問題。
「夜風と共に」成長したネフェルタとユフスの再会。
エピローグ
大きな歴史の流れとその狭間にある愛おしいエピソードの数々が語られる。楽しい。この魔族たちのなんと優しく賢いことか。
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心が暖かいものでいっぱいになる。
どの王の在り方も好きだけど、特に青の王が好きかな。
不変不動の白の王や死と再生を繰り返し常に存在する赤の王に見守られるのもいいけど、唯一世代交代があって、眷属を慈しむのは変わらないけどやっぱり人が違う。違う物語がある、そういう変化が良い。
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ナルマーンシリーズ待望の続編。
一瞬で世界観に引き込まれる。短編集だが1冊の本としてもまとまっている。