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投稿者:ぴっきーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻をよんで気になり購入しました。1巻より面白いかも。3・4巻も買ったのでが回を追うごとに面白くなる気がします。
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投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ3作目。
茸に始まり、最後も茸が暗躍(?)天狗も少々。
宗孝の母と右大臣家の意外な繋がりも明らかに。
歳の近い継母と継子である宗孝の母と一の姉、仲が良さそうだと思ったら、かつて奉公先が同じだったとは平安貴族の世界は狭いなとつくづく思った。
そして謎に包まれた十の姉が今回も活躍。
高飛車な女御は好きになれないけど、替え玉への賞賛を当然に自分のものとして受け入れない気高さは好感が持てた。
なにやら不穏な右大臣の動きが見えたところで終了。果たして右大臣はどこまで今回の騒動に関与していたのか、続きが気になる。
だんだん熟れてきましたね
2017/04/28 18:23
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
作品に弾みがついてきましたね。すっかり硬さがとれて読み易くなりました。物語に宗孝のお姉さんたちが深く絡むと 彼が大慌てするあたりが好き。
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うーん、今回も一気読み!面白かったです!弘徽殿の女御、すんごいプライド高いわーと思うけど、そうあるべしと育てられるのも、また辛いことだよね…かわいそうだなぁとも思うんです。しかし、宗孝の一族って、何気にすごい人材の宝庫なのでは…ほんとに、一族そろって、楽団やってほしいです笑。
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陰陽師は出て来ないが、怪異の謎を解いて行くところが夢枕獏さんの陰陽師に似ていると思っていたが、3冊目にして謎の組織や右大臣様のお家事情とか、主人公のお姉様達の事情などが絡んできて、前2冊と比べるとちょっと様相が変わってきた。まだ登場していないお姉様がどう関わってくるのか楽しみになってきた。
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なかなか早めに出てくれて嬉しい3作目!
姉上達に押されて影が薄目だった母君にスポットライトが当たりましたね。
そういう関係性だったとは…。
続きも楽しみなのですよ。
そろそろ闇に歌えばの集英社文庫化の続きも出ないですかねぇ。
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巻数を重ねるにつれて短編味が薄れ、物語がどこを主題に続いていくかが見えてきた。
初草の君と宗孝の関係も深まりつつも、右大臣家(宣能)と権大納言家(宗孝)の関係が複雑さを増してきて…
次巻からもどう展開していくかが楽しみです。
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第3巻を読破。
短編4章構成の1冊ですが、1冊にかけて仕掛けがあるのでやっぱりおもしろかったです。
最初の「茸―くさびら―」の怪異っぽいものはすぐピンときました。
茸といえばやっぱりね、これだよね、と。
というかやっぱりここでも登場するか、宗孝くん一族www
今回は尼さんになった二の姉上さんが登場しました。
11人もお姉さんがいると、実母さんと近い年齢のお姉さんがいるんだよね。
それはそれで、お母さんが他にもいるような、そんな複雑な心境の宗孝くん。
中将さまにお姉さんたちを会わせるのも勇気いりそうだなあ。
気恥ずかしさが先にきそうです。
笑
小人さんの怪異を早々に看破した中将さまは、宗孝くんにさわやかに茸の羹をゆずってww
ちょwww 中将さまwww
ってなりました(笑)
この中将さま、案外強かですよww
そしていっつも振りまわされてるのに、素直に従っちゃう宗孝くん。
ああ、この子は本当に……中将さま兄妹に気に入られるわけですよ。
全身全霊で~って言葉に噴きました。
思わずツイッターで宗孝くん……と同情ツイートを投下してしまうくらいでした。
いやあ、楽しそうでなによりです、中将さま兄妹。
笑
あと今回は宗孝くんのお母さんに関連する事柄も関わってきて。
読んでいてやっぱり、
宗孝くん一族ぇ……
となりました(;^-^)
あれ?
宗孝くん一族ってわりとすごいところまで食い込んでないか?
あと十の姉上の正体も気になりますね。
やっぱり裏組織と関わりを持っているのかしらん?
うーむ、謎多き女性だ……。
あ、今回は宗孝くんも活躍してますよー。
いつもだったら怪異に怖がってる彼ですが、中将さま兄妹の癒しキャラとして立ち位置が確立してって。
中将さまと一緒になって怪異を演出したりとかww
大立ち回りするシーンがあるのですが、そこで「ああ、そういえば彼、武官だったっけ?」となりました。
で、舞も得意、と――
中将さまとの共同作業、すてきです。
笑
最後まで読んでって、ラストのラストで思わず、
「おのれ、狸!!」
と叫んでしまいました。
今まで黒幕は宗孝くん家と思っていたけれど、黒幕の黒幕が……い、た?
((゚Д゚ll))
それにしても――
あとがきがなかったですねー。
あとがき好きなのでちょっと残念。
でもこういうあとがきないのを見ると「ああ、ラノベレーベルじゃないんだな」って思いますね(;^-^)
次回作も楽しみにしています!
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天狗と違法ドラッグ的な毒キノコがらみの連作短編であった。いままでは宗孝の灰汁の強い12人の姉と中将・宣能に翻弄されるドタバタコメディであったのが、なにやら右大臣家がきな臭い。10番目の姉と天狗との関係も含んで、この先シリアスタッチもありそうな気配が濃厚。面白さが加速してきましたな。
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マンネリ化するかと思いきや、ますます面白くなる展開に。絡み合った人間関係も見えてきて…。変に化け物のせいにしちゃわないところが、面白いところ。一番怖いのは人間自身かも。
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相変わらず主人公が素直で可愛い。それに尽きる。パターンだとわかっていても、メロンパンナに対するロールパンナのように、主人公が困ると必ず助けに来る十の姉君。黒幕にあの方。それでも、続きが出ればきっと読むけど、欲を言えばもう少し、捻り(意外性)が欲しいかも。
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(15-7) 今までいやみな敵役にしか思っていなかった弘徽殿女御の昔のこと、プライドが高い彼女の屈辱感などを知ったことで、ちょっと彼女のことが好きになったかも。あちこちつながりだらけで、後宮の世界は狭いな。
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シリーズ第3弾。
短編連作で、今回のテーマは天狗。
一話目で幻を見せるキノコが出てきて、人為的なものか妖なのかという終わり方をする。
二話目は妖ではない人の話なのだが、またそのキノコが絡む。
3話目、4話目で天狗が現れるが、キノコとも絡み、弘徽殿の女御の過去や宗孝の姉、母との関係も明らかに。
だんだん明らかになっていく人間関係、それぞれの人柄など、ここからまたどのように繋がるのか続きが楽しみになってくる。
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シリーズ第三弾。
今回は弘徽殿の女御と、宗孝の母上&一の姉上の、過去の話も絡んで、面白みを増しています。
それにしても本当に怖い妖怪(?)は、宣能の側に居る“あの方”ですね・・・何をたくらんでいるのか、今後の展開が気になります。
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緩めの伏線としっかり回収。読んでいて不思議な後味の物語。「右兵衛佐」と呼び掛ける左近中将がの色気がすごい。